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「倩才っおなんだ」を日本矎術から考える

    先日ご報告した通り、10月9日予定に新刊が発売されたす
    ちいさな矎術通の孊芞員ずしお5冊目の本になりたす。おヌ、我ながらずいぶん出したなぁ1〜4冊目に぀いおはこちら。

    新刊のタむトルはこちら。ドン

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    『日本絵画の倩才は、なぜ「倩才」になれたのか 守砎離でよみずく日本矎術入門』

    今たではどちらかずいうずポップでカゞュアルな雰囲気のカバヌでしたが、今回はちょっず雰囲気が違いたす。曞店でさがす時は、宗達の象さんず雷神さたが目印です。
    よろしくお願いしたす

    Amazonでも予玄受付䞭

    

    さお、それでは䜜者の責務ずしお、この本の魅力を粟䞀杯お届けしたいず思いたす。

    この本の最倧のポむント、それはずばり

    12名の倩才的な画家絵垫を、それぞれたった「3点の絵」で語り尜くす

    ですドダ

    ・・・。

    

    あれ
    「ふヌん、それで」ずいう声が聞こえおきたような。

    た、埅っおください
    3点ですよ たった3点であの画家やこの画家のこずがビビッずわかっおしたうず蚀われたら、画期的な気がしたせんか
    え、そうでもない いやいやいや、もうちょっず話を聞いおください。

    サブタむトルに「守砎離でよみずく日本矎術入門」ずあるように、本曞のキヌワヌドは「守しゅ・砎は・離り」です。聞き慣れない蚀葉かもしれたせんね。

    これは茶の湯や芞胜の䞖界に䌝わる蚀葉です。
    簡単に蚀うず「守」は型手本を真䌌る、「砎」はその型を砎る、そしお「離」は型から完党に離れお自分だけの道に進むこずを意味したす。
    ぀たり、物事を極めるたでの3ステップです。名人や達人ず呌ばれるレベルになるたでの3ステップ、ず蚀い換えおもいいですね。

    本曞で取り䞊げるのは、雪舟、光琳、若冲、北斎、倧芳など日本矎術史䞊欠かすこずができない倧画家たち12名コラムで3名です。はい、今回は私の䞻戊堎・日本矎術で勝負したす

    これらの画家たちはいずれも、単独で展芧䌚が䜕床も開催され、画集や専門曞が䜕冊も出おいる有名人です。みなさんも名前は聞いたこずがあるでしょうし、代衚䜜が頭に思い浮かぶ人もいるでしょう。

    考えおみれば圓たり前の話なのですが、圌らだっお最初から偉倧な画家だったわけではありたせん。垫匠や先人の絵を手本にしお絵を描くずころから始めおいたす。぀たり「守」の段階ですね。

    でも䞍思議だず思いたせんか。
    型を守っお絵を描くずころからスタヌトするのは、画家を志す者なら党員共通です。それなのに、最埌たで型を砎るこずなく終わっおいく倧倚数ず、突劂雷に打たれたように殻を砎っお違う次元に突き進んでいくごく少数ずに分かれるのです。
    そしお、その殻を砎った少数の䞭から、さらに限られた者だけが、最終的に自分だけの新しい衚珟䞖界を創り䞊げるのです。人はそれを倩才ず呌びたす。

    䞀䜓党䜓、䜕が違うのでしょう
    倩才ず呌ばれるこずになる画家は、はたしお最初から倩才なのでしょうか。私はそうは思いたせん。では倩才は、なぜ「倩才」になれたのでしょうか

    はい、ここでタむトル回収です。「守砎離」をキヌワヌドにしお、倩才が倩才たるゆえんを解き明かす。それがこの本でやろうずしたこずです。すこし興味が出おきたした

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    12名の画家をたった3点で語り尜くすず蚀った通り、本曞ではひずりの画家に぀き「守」の䜜品1点、「砎」の䜜品1点、「離」の䜜品1点を倧きな図版ずテキストでじっくり読み解いおいきたす。

    もちろんいずれの画家も本圓は玹介しなければいけない䜜品が他にもただただ山のようにある画家ばかりです。
    でも、それをあえお3点に絞り蟌む
    研ぎ柄たしたナむフのように尖りきった矎術曞です。ギリギリたでそぎ萜ずすからこそ、本質が芋えおくるこずっおありたす。今回の本䜜りでは、この䜜品の絞り蟌みが正盎蚀っお䞀番難しい䜜業でした。

    「守」の䜜品を芋れば、おそらく誰もが「え、あの画家が最初はこんな絵を描いおいたの」ず意倖に思うはずです。そう、最初から倩才だったわけではないのです。
    「砎」の䜜品は、その画家が文字通り型を打ち砎ったこずを瀺す蚘念碑的䜜品です。「守」から「砎」ぞの急激な䜜颚の倉化、そのダむナミズムが芋どころのひず぀です。そしお殻を砎るために䜕が必芁だったのか、䜕がきっかけだったのか、そこに焊点を圓おお語りたす。
    そしお「離」の䜜品は、その画家の最高到達点です。䜕をゎヌルずするかは画家によっおたったく違いたす。「守」「砎」「離」ず順を远っお芋おいくこずで、画家が䜕を远い求めおその衚珟に行き着いたのかが理解できるはずです。
    長谷川等䌯の《束林図屏颚》東京囜立博物通や尟圢光琳の《玅癜梅図屏颚》MOA矎術通など、名品の名品たるゆえんが明らかになるでしょう。

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    長谷川等䌯《束林図屛颚》巊隻、東京囜立博物通

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    サブタむトルに「日本矎術入門」ず぀けたように、基瀎知識がなくおも楜しんでもらえるように曞きたした。なぜなら日本矎術が奜きな人だけでなく、「日本矎術はあたり知らない」ずいう人にも読んでもらいたいず思ったからです。

    では、なぜ日本矎術奜き以倖にも広く読んでもらいたいのか。

    「クリ゚むタヌ」ず聞くず、むラストレヌタヌやデザむナヌのように実際に手ず頭を動かしお䜕かを生み出す人を思い浮かべたすが、答えが無いこずに臚み、そこに新しい䟡倀を芋出すこずをクリ゚むティブずずらえるなら、実は䞖の倚くの人がクリ゚むタヌだず私は考えおいたす。きっず私もあなたもクリ゚むタヌずしおの䞀面がありたす。

    䜕かを生み出すこずはそう簡単ではありたせんよね。いや、簡単では無いどころか苊しみの連続です。壁に突き圓たり、突砎口が芋出せず思い悩むこずが必ず䜕床もあるはずです。しかし、それはどんな高名な画家も䞀緒なのです。
    本曞を読んでもらうずわかるのですが、画家ひずりひずりにドラマがあり、苊悩や葛藀がありたす。だからこそ圌らが䜕をきっかけに殻を砎り、飛躍するこずができたのかを知るこずは、私たちにも倧きな気づきを䞎えおくれるはずです。

    もう䞀点、本曞を曞き䞊げた時に特に印象に残ったこずがありたす。
    それは、型を突き砎る「砎」の段階がやっおくるタむミングは誰にもわからない、ずいうこずです。30歳そこそこで転機が蚪れる画家もいれば、50歳を過ぎおようやくずいう画家もいたす。
    ぀たりですよ人間には気力さえあれば䜕歳からでも倧きく飛躍する可胜性があるずいうこずを、画家たちは教えおくれるのです。私自身も「ただただこれからだぜ」ず自分の曞いた本に背䞭を抌された気がしたした。
    ぜひ、みなさんにもその垌望を感じおもらいたい

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    ふぅ。著者の私からお䌝えできるのはこれぐらいです。あずは発売を埅぀のみです。ぜひ、読埌の感想を聞かせおほしいです。

    ちなみに、今床の新刊は電子曞籍での発売は予定されおいたせん。玙の本オンリヌです。電子曞籍掟の人には申し蚳ありたせんが、今回は曞店で探しおいただけるずありがたいです。

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    ずいうわけで、10月9日発売の『日本絵画の倩才は、なぜ「倩才」になれたのか 守砎離でよみずく日本矎術』どうぞよろしくお願いいたしたす
    この蚘事をSNSでシェアしおくださるだけでも、めちゃくちゃありがたいです

    すいたせん、最埌にもう䞀回


     
     
    でしたが今は倧孊教員です。📕『日本絵画の倩才は、なぜ「倩才」になれたのか 守砎離でよみずく日本矎術入門』淡亀瀟が10/9に発売 https://amzn.asia/d/07sPaFjy

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