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茶道|炉と風炉

    釜には季節によって風炉と炉の時期があります。風炉(写真左)は5月から10月の夏から秋の時期で、炉(畳を四角に切った炉口)は11月から4月の冬の時期です。

    炉には8種類の畳の切り方があります。少し専門的になりますが、本勝手(通常のお点前)と逆勝手(お道具の配置を左右逆転にしたお点前)ごとに隅切、向切、題目の出炉(でろ)、四畳半の出炉の計8種類があります(下の写真)。元々、お点前をする畳の客から遠いところに隅炉があったのですが、お客から炉がよく見えないというので、客畳に近いところに向切の炉が作られました。さらに、千利休は点前畳の外に炉を作りましたが、これが出炉(でろ)と呼ばれるものです。

    ご家庭に炉を切っておられる方もおられるかと思いますが、どの種類の炉でしょうか?ちなみに我が家にはお茶室も炉もありません(笑)

    写真では、分かりやすいようにお点前をする畳を点前畳と示しました。お客様はその向かい側に座ることになっていて、お客様が座る畳を「客畳」と言います。

    私の炉の思い出の一つは、茶道の仲間が火のついた炭を炉に入れる際に炭の火花で畳が少し焦げてしまったことです。炭を炉に入れる際には炭の火花が散って畳を焦がすことがないように、数枚の雑巾を炉口の周りに敷くことになっています。それでも炭の火花が散って畳を焦がしてしまったのです。茶道のお稽古では畳が焦げていると目立ってしまいます。茶道のお師匠さんに見つかる前にとにかく隠さなければということで、急いでアクリル絵の具を調達して畳の上から畳の色に塗って焦げを隠していました。私も一緒に準備していたので責任があります。当時は本当にヒヤヒヤしましたが、今となっては懐かしい思い出です。

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    「点前畳」と書いている畳で茶道のお点前をします。畳に何も書いていないところにお客様が座ります。お客様に炉を見てほしいとなると「隅炉」以外の炉のタイプが見やすい配置となっています。建築家の方々もお茶室の作りを学ぶために茶道に通われていたりします。
     
     
    50代女性。趣味は50代から始めたSUPやトレッキングなど。東京マラソン2024に初出場し4時間40分で完走。同年代の方々にSUPの楽しさや仲間同士のゆるい繋がりの大切さを伝えたいという気持ちでエッセイを書いています。

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