
三月歳時記 三日 「桃の節句」 五日 「啓蟄」 ちらし寿司 こごみと胡桃のおこわ
河津桜は、やわらかな若葉のグリーンと花の薄紅濃い紅色のグラデーションの衣を纏っています。
そんな三月の歳時記です。
三月三日 上巳の節句(桃の節句)
古来中国で、三月最初の巳の日に行われていた上巳の節句
邪気を払う神聖な力を持つという桃の花咲くころ(旧暦)で、桃の節句とも呼ばれ、春を慶び、厄を祓います。
三月五日 二十四節気 3 啓蟄
陽気地中にうごき、ちちまる虫、穴をひらき出れば也
寒さも和らぎ
柳が芽吹き、蕗の 薹が顔を出し
春めいてくるころです。

三日 桃の節句 ちらし寿司 はまぐりと花麩のお吸い物

雨降りで薄曇りだったから昼間にキャンドル灯して
ひな祭り気分
あかりをつけましょ ぼんぼりに♪

明治 伊万里色絵八寸皿
明治 九谷花見宴文様小皿
華やかで雅な器に盛り付けました
ちらし寿司があればそれだけでご馳走ですよね
桃の節句 献立
ちらし寿司
はまぐりと花麩のお吸い物
紅菜苔の糠漬け
長芋の三色茶巾しぼり
春菊の海苔巻き

毎年ほぼ同じ具材のちらし寿司

煮た干し椎茸、人参、かんぴょうと酢蓮根を混ぜ込んでいます
玉子焼き、甘海老、石鯛、サーモン、鰻、いくら醤油漬け
椎茸含め煮、お花の酢蓮根、アスパラ菜
*石鯛とサーモンはお塩少々振って塩味をつけています

アスパラ菜を浮かべました
はまぐりってほんとうに上品なお出汁ですよね

これ大好きな糠漬け!
洗って水気をキッチンペーパーで拭いて、糠床に漬けるだけ

菱餅からアイデアをもらって、最初は菱形にしようと思ったけど茶巾しぼりにしました

長芋の皮をむいて大きく切り、電子レンジでやわらかくなるまで加熱
マッシュして塩をほんの少し加えます
三等分に分けて、草色はお抹茶で色付け
ピンクはビーツのピクルス液で色付け
形はまだまだ上手くないですが、味もよくて桃の節句らしい一品になりました
「これ、和菓子?」
「ううん、長芋のポテトピュレかな?」

ゆでた春菊を醬油少々で和えて、焼き海苔で巻いた一品
焼き海苔の滋味が春菊によく合います

しあわせ幸せ
五日 啓蟄 こごみと胡桃のおこわ一汁五菜

実家からもらってきたものの数年に一度しか使っていない漆器
今年はどんどん使おう!
啓蟄 献立 一汁五菜
こごみと紅菜苔、胡桃のおこわ
早摘みわかめのお味噌汁
紫キャベツ、大根、人参の糠漬けサラダ
釜揚しらすと春菊のおろし和え
かぶの姿煮
身欠き鰊のバルサミコ醤油煮
蒸し大はまぐり

啓蟄の献立にまず作ろうと思ったのが山菜おこわ
山菜は栽培物のこごみだけ、紅菜苔と人参、油揚げ、胡桃入り
昨秋光雲神社の新嘗祭で買った久留米の糯米で作りました
糯米を一晩浸水しておきます
細切りにした油揚げと人参を水、醤油、酒、みりん、塩で煮て、最後にこごみと紅菜苔を加え、煮汁を飛ばします
蒸篭に蒸し布を敷き糯米を広げて入れてやわらかくなるまで蒸し、
一旦ボウルなどに入れて、具と胡桃と塩を加えてやさしく混ぜ、味見をして、もう一度蒸篭に戻して蒸し上げたら出来上がり

味付けは薄味
胡桃がいいアクセント!

紫キャベツの旬なのか、最近よく見かけます
彩りのいい野菜の糠漬けを薄い短冊に切り、EXVオリーブオイルで和えたサラダ
スダチや柚子などの果汁を加えてもいいし、糠漬けがあらまぁ、大変身!

釜揚しらすはさっと水洗いして水気を切り、ゆでた春菊、ゆかりと和えました

三光院・西井香春先生の本から
出汁は精進だしではなく、混合だしにしています

お茶で下ゆでした生身欠き鰊をバルサミコ酢、醤油、アガベシロップでほの甘に煮て冷凍していた一品
鰊は春告げ魚の代表格ですからね

9㎝ある大はまぐりは千葉県産(九十九里)
蒸篭で蒸しただけ!
蒸し汁といっしょにはまぐりを堪能
桃の節句の翌日だったからか40%引きだったから即購入
そうそう買えませんって


グリーン、桜色、濃い紅のグラデーション
そろそろソメイヨシノが花咲く準備をしている
啓蟄のころ
*レシピです ↯