
五月歳時記 五日 「端午の節句」 「立夏」 柏餅 筍ちまき一汁五菜
白、 紅緋、躑躅色、桃色のツツジが街を彩り、風薫る五月です。
五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)
五月の薫風に泳ぐ鯉のぼり
男子のお祝いというけれど、子どもたちみんなの健やかな成長を願って悠然と泳いでいます。
五節句同様、「病気や災厄から身を守るための厄除け行事」である端午の節句。
昔は悪月として忌み嫌われていたため、邪気払いとして菖蒲やよもぎを軒先に吊るしたり、菖蒲湯に浸かり、無病息災を願ったのだそうです。
五月五日 二十四節気 7 立夏
夏の立つがゆえなり
山の緑萌え
夏の気配を感じ
夏来るころ

端午の節句 柏餅
昔から神聖な木とされてきた柏。
新芽がでないうちは古い葉は落ちないことから、子孫繁栄を願う縁起ものとして、端午の節句には柏の葉に包んだ柏餅を食べるのだそうです。
今年は発酵あんこ入りの柏餅を作りました。

柏の葉って凛々しい造形ですよね
葉脈も美しい

小豆(乾燥)200gをさっと水で洗い、沸騰したお湯でゆでこぼして水で洗い、小豆の5倍の水を加えて強火にかけ、沸騰したら弱火で小豆がやわらかくなるまで煮て、
煮汁と小豆に分けておく
乾燥米麹200gと煮た小豆、煮詰めて少し冷ました煮汁カップ2/3を混ぜ、炊飯器保温設定で6~8時間、時々混ぜながら発酵させる
出来上がったら味見をしながら塩を加えてできあがり
みんなこし餡派なのでハンドブレンダーでペースト状にしました

上新粉150g+白玉粉50gに熱湯200gを少しずつ加えてこね、生地を10個にちぎり、蒸篭に入れて強火で約20分間蒸す
蒸した生地に少量の水で戻した乾燥よもぎ粉5gを加えて、よく混ざるようにこねる
生地を分けて(私は9個に分けました)丸め、発酵あんこを包む
よもぎ粉は青森県産

食べる前に蒸篭で5分蒸して柏の葉の香りも楽しみます

宮島が描かれた輪島塗角盆
夫が大好きな古伊万里白磁蕎麦猪口(江戸中期)には八女の星のお茶

甘さ控えめでしみじみおいしい柏餅です

いつもの夫の声がきこえてきます
私を気遣って毎日来てくれる娘たちの遅めのおやつにして
残りはラップに包んで冷凍
立夏 筍ちまき 一汁五菜
今年もふるさとの友人から筍が届きました。
掘りたてをゆでて送ってくれるという至れり尽くせり便で、食べきれないゆで筍は、うちの冷凍法(浄水に浸けて冷凍)で冷凍して、みんなが大好きなグリーンカレーやオイスター炒めなどを作って半年間楽しみます。
立夏にはこの筍で筍ちまきを作ろうと決めていたので、筍ちまきに合わせた一汁五菜の献立を作りました。

立夏 筍ちまき 一汁五菜
筍ちまき
若竹お味噌汁
かぶと人参の糠漬け
アスパラガスの梅マヨ和え
鶏ひき肉の信田巻き〜こごみ添え
そら豆と新玉ねぎ、パルミジャーノチーズ玉子焼き
新じゃがいぶりガッコの〆鯖巻き

縁高
明治伊万里色絵六寸皿
金目鯛の豆皿
タンブラー nuutajarvi ARABIA Fauna

かぶと人参の糠漬け
若竹お味噌汁

ゆで筍を塩麴と純米酒でマリネしておく
糯米を一晩浸水して、蒸篭に蒸し布巾を敷き、のせて蒸す
やわらかくなったらボウルなどに開け、マリネした筍とマリネ液、塩適量で調味して、もう一度蒸し布巾にのせて蒸す
月桃の葉を二枚十字に重ねて、おにぎりにした筍おこわをのせて包み、上を竹皮紐でしばり、月桃の香りが立つまで蒸して出来上がり
部屋中に月桃の甘くきりっとした香りが漂い、塩麴とお塩とお酒のみで調味した筍ちまきは最高のご馳走でした

まろやかな十割麹味噌がやわらかな筍と春摘み若布にぴったり
木の芽をトッピング


電子レンジ50秒加熱のアスパラガスに梅肉+マヨネーズをトッピング
鶏ひき肉の信田巻き〜こごみ添え
油抜きして開いた油揚げに鶏ひき肉+玉ねぎ+卵液+塩麴+生姜すりおろし+片栗粉のタネをのせて巻き、純米酒、水、醤油、みりん、塩で煮て、巻きすで形を整えて切る
さっとゆでたこごみを煮汁に浸しておき、トッピング
新じゃがいぶりガッコの〆鯖巻き
電子レンジ加熱してマッシュした新じゃがに細かく刻んだいぶりガッコを混ぜ、米酢とマヨネース少々で調味↠巻きすの上にラップを広げ、〆鯖を置き、ポテトを広げて巻き、形を整える
そら豆と新玉ねぎ、パルミジャーノチーズ玉子焼き
ゆでて薄皮をむいたそら豆とレンチンした新玉ねぎみじん切り、たっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノを割りほぐした卵液に混ぜ、塩麴と黒胡椒で調味して、玉子焼き器で焼く
柏の葉に包み、上から雨城楊枝(黒文字)で留める
雨城楊枝は夫が好んだ千葉県久留里の伝統工芸品

と次女
筍ちまきが特に美味しかったそうで、シンプルな味付けが筍のやさしい味わいを生かしていて、献立のバランスも大好きだったそうです
「二十四節気に合わせて帰ってこようかな」
「大歓迎よ」

朝摘みテディベア
新緑に癒され
青もみじが目に沁みる立夏です。
