
深い森の深部を歩み、 深閑たる静寂の山頂へ ~太平山の太古の森とブナ黄葉~ 【東北百名山 002】
丸舞川の水は透き通り、水底の石はカラフルに踊っている。
紅葉は赤く色づき始め、緑、黄、赤のグラデーションが奥ゆかしく調和し
秋の陽は、ただ優しく私を包む。
山頂から、焦げ茶色に染まった太平山地を見渡した。
どこまでも、どこまでも広大で際限がない。
静寂と太平山と、私。
ただそれだけの、
満たされる山行。
なぜだろう
胸の奥から、懐かしさが込み上げてくる。








登山データ(2026年10月)
●天候:晴れ
●コース:総距離12.0km/累積標高差(登り)1,218m (下り)1,227m
●Shionの活動記録(目安としてご覧ください)
(山行時間 8時間):丸舞登山口(7:00)→垢離執り場(8:00)→ 炭坑跡(8:30)→トラボ尾根(10:10)→太平山(11:15ー12:00/山頂小屋・トイレ閉鎖中)→トラボ尾根(12:40)→炭坑跡(13:50)→垢離れ執り場(14:10)→丸舞登山口(15:00)

これから登る方へのアドバイス
●装備と水分:この時期でも晴れると暑くなります。レイヤリング(重ね着)で調節を。水は1Lでは足りなかったので、1.5L以上の持参を推奨します。
●注意箇所:渡渉地点の橋(木の板を渡しただけの細く不安定な橋も1箇所あります)は注意して渡りましょう。道は明瞭ですが、間違えて枯れ沢に下りて行かないよう注意してください。
●難易度(Shionの体感):レベル2(梯子、ロープ場、鎖場、または3点支持が必要な岩場や急登がある。登山道は明瞭だが、分岐でGPSでのルート確認が必要な山)
おすすめ撮影スポット
丸舞川の清流沿いは絶好のシャッターチャンス。少し早い秋の時期なら、水辺にひっそりと咲く可憐なダイモンジソウを、渓流の幽玄な流れとともに。秋が深まれば落葉と水の対比が美しいです。また、樹林帯を抜けたトラボ尾根から見渡す紅葉のグラデーションも見事です。360°開けた山頂には太平山三吉神社奥社が建ち、太平山地、秋田市、遥か遠くの山々までもが見渡せる抜群の眺望です。
駐車場・アクセス情報
●ルート:国道13号線の秋田市河辺和田地区の和田坂本交差点を北側へ。河辺ダムを目指し、丸舞川沿いの林道をダムの手前まで進むと、登山口へ続く小道が見えます。
●駐車場:丸舞口駐車スペース(無料・約13台)分岐付近に約3台分の駐車スペースあり。さらに登山口へ向かって細道を下りていくと、約10台収容可能な駐車スペースに到達します。