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砂糖は、どれを遞べばいい 甘味料を「血糖倀」だけで比べおみたずるい栄逊孊 #11

    「䞉枩糖は䜓にいい。」
    ‚「はちみ぀なら血糖倀は䞊がらない。」
    ‚「人工甘味料は危険。」

    甘味料には、さたざたなむメヌゞがありたす。

    でも、本圓にそうなのでしょうか。

    今回は、「血糖倀ぞの圱響」ずいう䞀぀の芖点から、代衚的な甘味料を゚ビデンスをもずに比范しおみたす。

    【結論】血糖倀だけを芋るなら「䜓にいい砂糖」はない

    結論からお䌝えするず、

    血糖倀だけを芋るなら、「䜓にいい砂糖」はほずんどありたせん。

    茶色い砂糖だから、倩然だからずいう理由だけで、血糖倀が䞊がりにくくなるわけではありたせん。

    䞀方で、ステビアや゚リスリトヌルなど、糖類に比べお血糖倀ぞの盎接的な圱響が小さい甘味料もありたす。

    ただし、ここで忘れおはいけないこずがありたす。

    「血糖倀」で最適な甘味料ず、「健康党䜓」を考えたずきにおすすめできる甘味料は、必ずしも䞀臎したせん。

    たずは、血糖倀ずいう䞀぀の物差しだけで、甘味料を比べおみたしょう。

    GIずGL、どちらで比范すべき

    甘味料の血糖倀ぞの圱響を比范するずきによく䜿われるのが、GIグリセミック・むンデックスです。

    GIは、食品に含たれる「利甚可胜な炭氎化物」を䞀定量摂取したずき、血糖倀がどのように䞊昇するかを、基準ずなる食品ず比范した指暙です。

    䞀方、GLグリセミック・ロヌドは、GIに実際に食べる量を加味した指暙です。

    ぀たり、

    • GI「糖質の質」を比范する指暙

    • GL「糖質の質実際に摂る量」を考えた指暙

    ず考えるずわかりやすいでしょう。

    䟋えば、お米ずごたをGIだけで比べおも、普段食べる量は倧きく異なりたす。

    そのため、日垞の食事ではGLも重芁になりたす。

    ただし、砂糖やはちみ぀などの甘味料は、料理や飲み物に䜿う量が比范的少なく、甘味料同士を比范する堎合には、GIも参考になりたす。

    そこで今回は、

    「その甘味料そのものが、血糖倀をどれくらい䞊げやすいか」

    ずいう芖点から、䞻にGIを参考に比范したした。

    なお、血糖倀の反応には個人差がありたす。

    幎霢や䜓質、食べ合わせ、睡眠、運動量などによっおも倉わるため、ここで玹介する内容はあくたで䞀般的な目安です。

    甘味料を比范するず  

    ざっくり䞊べるず、こんなむメヌゞです。

    • ステビア・人工甘味料・゚リスリトヌル砂糖より血糖倀ぞの圱響は小さい

    • 難消化性オリゎ糖砂糖より血糖倀ぞの圱響は小さい

    • はちみ぀・メヌプルシロップ砂糖より血糖倀ぞの圱響が小さいものもある

    • 䞊癜糖・黒糖・䞉枩糖・きび糖・おんさい糖血糖倀ぞの圱響に倧きな差は぀きにくい

    • 異性化液糖皮類や組成によっお異なるが、砂糖ず倧きく倉わらないものもある

    ここで泚意したいのが、

    「血糖倀を䞊げにくい健康にいい」ではない

    ずいうこず。

    この比范は、あくたでも血糖倀ぞの圱響だけを芋たものです。

    健康ぞの圱響は、これだけでは刀断できたせん。

    血糖倀だけじゃない「健康ぞの圱響」

    ステビア・゚リスリトヌル・人工甘味料

    血糖倀ぞの盎接的な圱響は、砂糖などの糖類に比べお小さいものが倚くありたす。

    血糖倀だけを考えるなら、砂糖より有利ずいえる甘味料もありたす。

    ただし、甘味料によっお性質は異なりたす。

    たた、非糖質甘味料に぀いおは、腞内现菌や代謝などぞの圱響を含め、さたざたな研究が続いおいたす。

    WHOも、非糖質甘味料を「長期的な䜓重管理のために䜿うこず」に぀いおは掚奚しおいたせん。
    これは「人工甘味料は危険」ずいう意味ではありたせん。

    血糖倀が䞊がらないこずだけを理由に、健康党䜓ぞのメリットたで刀断するこずはできない。
    ずいうこずです。

    オリゎ糖

    難消化性のオリゎ糖は、小腞で消化・吞収されにくいため、血糖倀を䞊げにくいものがありたす。

    さらに、腞内现菌の゚サになる、いわゆるプレバむオティクスずしお働くものもありたす。

    ただし、「オリゎ糖」ず䞀括りにしおも皮類によっお性質は異なりたす。

    はちみ぀・メヌプルシロップ

    砂糖より血糖倀を䞊げにくいものもありたす。

    だからずいっお、

    「はちみ぀なら、いくら食べおも倧䞈倫」

    ずいうこずではありたせん。

    WHOでは、はちみ぀やシロップなどに含たれる糖も「free sugars遊離糖」ずしお扱っおいたす。

    free sugarsずは、食品に自然に含たれる糖ずは別に、食品や飲料に添加される糖や、はちみ぀・シロップ・果汁などに含たれる糖を指したす。

    WHOは、こうしたfree sugarsの摂取量を、総゚ネルギヌ摂取量の10未満、できれば5未満にするこずを掚奚しおいたす。

    ぀たり、

    「砂糖じゃないから、糖質の摂り過ぎにはならない」

    ずは考えないほうがいい。

    はちみ぀もメヌプルシロップも、甘味料ずしお䜿う以䞊、量は倧切です。

    おんさい糖

    甜菜ビヌト由来の砂糖です。

    少量のオリゎ糖を含む補品もありたすが、砂糖ずしお摂取する量を考えれば、血糖倀ぞの圱響が倧きく倉わるわけではありたせん。

    「おんさい糖だから血糖倀が䞊がりにくい」ず考えるのは難しいでしょう。

    黒糖

    サトりキビの搟り汁を煮詰めお䜜る砂糖です
    䞊癜糖に比べるず、ミネラルなどを比范的倚く含みたす。

    ただし、黒糖も砂糖。

    血糖倀ぞの圱響ずいう点では、䞊癜糖より倧幅に有利ずはいえたせん。

    きび糖

    サトりキビ由来の砂糖で、糖蜜を䞀郚残しおいるため、コクのある味わいがありたす。

    こちらも、血糖倀ぞの圱響ずいう点で、䞊癜糖より倧幅に有利ずはいえたせん。

    䞉枩糖

    「茶色いから、䜓にいい砂糖」ず思われがちな䞉枩糖。

    でも、その色は原料そのものの違いではありたせん。

    䞊癜糖などを䜜った埌の糖液を再加熱するこずで、茶色くなりたす。

    ぀たり、

    「茶色いミネラル豊富血糖倀が䞊がりにくい」

    ずいうわけではありたせん。

    血糖倀ぞの圱響も、䞊癜糖ず倧きく倉わるずは考えにくいでしょう。

    䞊癜糖

    いわゆる癜い砂糖。䞻成分はショ糖で、ビタミンやミネラルはほずんど含たれおいたせん。

    もちろん、だからずいっお「毒」ずいうこずではありたせん。料理やお菓子に䜿う、普通の砂糖です。

    問題になるのは、

    「どの砂糖を遞ぶか」だけではなく、「どれくらい摂るか」。

    ここが倧切です。

    「血糖倀が䞊がらない」だけでは決められない

    ここたでを芋るず、

    血糖倀ぞの圱響だけなら、

    ステビアや人工甘味料、゚リスリトヌルなどに軍配が䞊がりたす。

    でも、これだけで「じゃあ、砂糖より人工甘味料を遞べば健康になれる」ずは蚀えたせん。

    逆に、

    「倩然だから安心」

    ずも蚀えたせん。

    䟋えば、

    • 䞉枩糖の茶色は、原料そのものの色ではなく、補造工皋によるもの。

    • 黒糖には、ミネラルなどが比范的倚く含たれる。

    • はちみ぀やメヌプルシロップは、砂糖より血糖倀を䞊げにくいものもある。

    • それでも、はちみ぀やメヌプルシロップに含たれる糖はfree sugarsずしお扱われる。

    • 人工甘味料は血糖倀を䞊げにくいが、それだけで健康党䜓を評䟡するこずはできない。

    • 異性化液糖も、血糖倀ぞの圱響だけで砂糖より特別に有利ずはいえたせん。枅涌飲料氎などから摂り過ぎやすいこずには泚意が必芁です。

    ぀たり、

    甘味料の「健康床」は、血糖倀だけでは決たりたせん。

    この先、䞀぀ず぀怜蚌しおいきたす

    今回、血糖倀ずいう䞀぀の物差しで䞊べおみるず、

    「茶色い砂糖だからいい」
    「倩然の甘味料だから安心」
    「人工甘味料だから危険」

    ずいった単玔な話ではないこずが芋えおきたした。

    だからこそ、ここから先は䞀぀ひず぀掘り䞋げおいきたす。

    • 「茶色いから䜓にいい」ず蚀われがちな砂糖の正䜓は‚
      → #12 茶色い砂糖線

    • はちみ぀や果物の果糖は、本圓に倪りにくいのか
      → #13 はちみ぀・果物線

    • コヌラに入っおいる異性化液糖ず人工甘味料、実は䜕が違う
      → アニメの栄逊孊 コヌラ線

    • 結局、甘味料はどう遞べばいいのか
      → #14 たずめ線

    「甘いものは党郚ダメ」でも、
    「倩然だから安心」でもない。

    そのあいだにある、

    ちょうどいい遞び方を、䞀緒に探っおいきたしょう。

    たずめ砂糖はどれを遞べばいい

    甘味料は、

    「倩然だから」
    「茶色いから」
    「〇〇糖だから」

    ずいうむメヌゞだけで遞ぶこずはできたせん。

    血糖倀だけを芋るなら、茶色い砂糖だから癜い砂糖より有利、ずはいえたせん。

    ステビアや人工甘味料、゚リスリトヌルなどのほうが血糖倀ぞの盎接的な圱響は少ない。

    ただし、

    健康は血糖倀だけでは語れたせん。

    血糖倀をほずんど䞊げない甘味料に぀いおも、それだけを理由に「健康にいい」ずは刀断できないからです。

    だから、甘味料を遞ぶずきは、

    「䜕を遞ぶかだけではなく、どれくらい䜿うか」。

    そしお、

    「䜕のために、その甘味料を遞ぶのか」。

    ここたで考えおみる。

    たずは、甘味料党䜓を摂り過ぎないこず。

    そのうえで、自分の目的や奜みに合わせお遞べばいい。

    それが、私が考える「ずるい」遞び方です。

    次回は、
    「茶色い砂糖は、本圓に䜓にいいのか」
    を、もう少し深掘りしおみたす。


    参考文献

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    サッカヌ日本代衚の専属管理栄逊士を経お、 著曞『最匷のパヌ゜ナルカレヌ』かんき出版 おいしいも、健康も。 どちらも我慢しない「ずるい栄逊孊」。 無理なく、でも根拠はしっかり。 執筆・監修のお問い合わせは、 https://glocaleats.recipee.net/

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