
【育児日記】いつかホットコーヒーで朝食を
「アイスとホットどちらにしますか?」
子供を産むまで、この質問はたしかに2択だった。
長男(5歳)が生まれ、次男(2歳)が生まれ、私は2児の母となった。そして、『幼児』と『液体』は 混ぜるな危険 である事を知った。
「アイスコーヒーをください」
選択肢がなくなったどころか、質問される事すらなくなった。
私にとってコーヒーとは
聞かれる前にオーダーするもの──。
こぼされる前に飲み干すもの──。
アイスコーヒーを飲み続けて、早5年。
今の私はティファニーなんて高級な所に行かずとも、築古賃貸で朝食にホットコーヒーをゆっくり飲むことができたなら、それはそれは幸せなご身分になれる。
私はホリーではない、ただのマミーだ。
久しぶりのホットに判断を誤って、上顎を火傷して舌で触るとベロベロになるくらい熱々コーヒーを飲みたいと、思ったり思わなかったりラジバンダリ…。
いつかホットコーヒーで朝食を──。
そのとき私は、どう思うのだろう。
子供達が液体をこぼさなくなって、ホットがホットのままで、1杯ゆっくり飲み干すまで「ママ MAMA mama ocha」と呼ばれる事もなくなって…。
嬉しいと思うのか、寂しいと思うのか。
美味しいと思う事だけは分かっているけれど。
ちなみに、『こぼされたくない液体』第1位は、ずっとバナナジュースだと思っていた2児の母。
先週絶賛イヤイヤ期の次男メンバーにより、液体洗剤(濃縮タイプ)が、ぶっちぎりで見事に殿堂入りした事を、ここにご報告させて頂きます。
床を拭いても拭いても、ずっとヌルヌル相撲ができそうだ。今すぐ我が家に森三中を招きたい。
いつか味わえる優雅な朝食を夢見て私は、今日も朝からアイスコーヒーをがぶ飲みし、必死に何かしらの液体でビチョビチョになったテーブルと椅子と床を拭いている。
