
貯金はしてきた。でもこれから何をすればいい?迷わない資産形成ロードマップ 【初めての資産形成】
1. はじめに
このまま貯金だけでいいのか、不安になったことはありますか
朝起きると家族の準備と自分の身支度、平日は満員電車に揺られて会社へ向かい、会社では仕事に追われ、帰宅すれば家事や子どものこと。
気づけば1日が終わっていて、自分のことについてゆっくり考える時間なんてほとんど残っていない。ましてやお金のことなんて尚更考えている余裕がない。
そんな毎日の中で、銀行口座の通帳や銀行アプリの残高を見たとき、こう思ったことはないでしょうか。
「貯金は続けている。でも、これだけで本当に将来大丈夫なんだろうか」
「老後2000万円問題、新NISAって良く聞くけど、結局自分は何をすればいいの?」
これまで真面目に貯金はしてきたけど、あまりお金について考えたことがないとか、こうした不安を抱えている方もいると思います。
そんな不安を抱えている方は、お金の知識を身に付けることで、こうした不安を少しずつ取り除いて行きましょう。
2. お金の知識を身に付ける
世の中には投資や資産形成に関する情報があふれています。
書籍、YouTube、SNS——正直、情報が多すぎて、逆に「結局何をすればいいのか分からない」という状態に陥っている方も多いと思います。
そこで、お金のことについておさらいしてみましょう。
1年後も今と同じように貯金を続けていた場合、あなたのお金はどうなっているかを考えてみましょう。
銀行口座の残高は、頑張って貯めた分の貯金とわずかな金利分だけ増えているかもしれません。
これまでの日本では長くデフレや低インフレが続き、「100円の価値は明日も100円のまま変わらない」という金銭感覚が定着してきました。
しかし、ここ最近では、世の中の物価がじわりじわりと上がり続けており、金銭感覚をアップデートする必要性が出て来ました。
今日100円で買えたものが、数年後には110円、120円になっているかもしれません。
銀行預金の金利は最近少しずつ上がってきましたが、世の中の物価上昇分までカバーすることはほとんどできていません。
だからこそ、貯金を続けながら、「この先、お金をどう増やしていくか」を考えることが大切なのです。
もし、「今考えなくても後からでいいや」と1年、2年と先延ばしにしてしまうと、資産を運用する期間が短くなる可能性があります。
投資の世界では、複利の力が何よりものを言います。資産形成では、「時間を味方につける」という考え方がとても大切です。
毎月3万円を20年間積み立て、年5%の利回りで運用できたと仮定して試算してみます。
仮に月3万円を20年続けた場合、貯金だけなら元本は720万円です。
投資して年5%で運用できたと仮定すると、元本の720万円に加えて複利の力で運用収益が497万円となり、約1,217万円まで増える計算です。
同じ月3万円でも20年後に受け取れる金額に、大きな差が生まれることになります。
※試算は仮定であり、将来の成果を保証するものではありません。投資は世界情勢や相場によって元本割れのリスクがあります。手数料や税金は考慮していません。
ご自分でも試算してみたい方は以下金融庁のつみたてシミュレーターを使ってみてください。
後回しにせずに、あの時始めていればと後悔しても、過ぎた時間は戻ってきません。
まずは「自分のお金について知ること」から始めてみてはいかがでしょうか。
貯金には「減らさずに守る」という大切な役割があります。
一方で、将来に向けて資産を育てて増やすことも考えるなら、貯金以外の方法を知っておくことも大事です。
貯金は「守る役割」、投資は「育てる役割」。役割を分けて考えることが第一歩です。
貯金は生活防衛資金としてある程度の金額を確保しておきます。この金額を超えた分から毎月の積立額、株式・債券・金などの役割を整理しながら、自分の資産形成プランを作成していきます。
3. 資産形成ロードマップとは
「NISAを始めましょう」「インデックス投資がおすすめです」そこまでは、既に聞いている方も多いかもしれません。
ですが、「自分は毎月いくらを、何に、どの優先順位で振り分ければいいのか」という、あなた自身の答え(投資戦略)にたどり着いた方は、実はそう多くはありません。
この記事では、NISAや投資信託、債券や金などの知識を一つひとつ解説しています。
しかし、それだけではありません。
今、忙しくて時間がないあなたが、効率良くお金の知識を身につけて、迷わず投資を実践できる具体的な行動の手順(ロードマップ)を身に付けることができます。
難しい専門用語の解説や、相場予測のような不確実な話は最小限にとどめ、「何を」「どの順番で」「どれくらい」やればいいのかを、分かりやすくそのまま実行できる形でまとめています。
有料パートでは、資産配分ワークシートにあなた自身の資産の数字を当てはめるだけで、自分に合った資産配分を考えるための土台を作れるよう設計しています。
資産配分は、年齢や収入、家族構成、資金の使い道、リスク許容度などによって変わります。資産配分ワークシートは、万能な答えを出すものではなく、自分に合った判断をするための道具としてご利用ください。
4. 長期的に資産形成したいあなたへ
これまで私が投資を始めるのにあたり、調べるのに時間を要した所や悩んで手が止まってしまった所など私の投資経験を踏まえた内容にしています。
以下当てはまる方はぜひ読んでみてください。
仕事と家庭で毎日忙しく、投資について学ぶまとまった時間が取れない会社員の方
貯金だけはしてきたが、そろそろ資産形成にも取り組みたいと考えている方
NISAという言葉は知っていて投資に興味はあるが、何から始めればいいか分からない方
株以外にも選択肢があるのは何となく知っているが、手を出して失敗したくないとか、資産形成にどれだけ効果があるのかを知り投資戦略を作りたい方
毎月無理のない範囲で、コツコツと将来のための資産を積み上げていくのが楽しみな方
一方で、この記事では扱わないこともあります。
この記事では、短期間で大きな利益を狙う投資法や、いわゆる「必勝法」は扱いません。
FXは資産を大きく増やす可能性がある一方で、高いリスクを伴います。そのような高リスク高リターンな内容も取り扱いません。
一発逆転を狙ってリスクの高い銘柄に飛びつくのは、得られるリターンが大きい分、リスクも大きく危険だからです。
この記事でお伝えしたいことは、あくまで「地に足をつけて、無理なく続けるための手順」です。
長期的に資産形成を考える方に向けて、私のこれまでの投資経験から無理なく続けるための考え方を整理しています。
5. この記事の目標は資産形成する仕組みを作ることです
この記事を読み終えて、有料パートの手順を実践し始めたとき、あなたはもう「何から始めればいいか分からない」という状態から抜け出し、資産形成に向けて一歩前に進められるようになっています。
毎月、決まった額を、決まった方法で、迷わず積み立てていきます。
株式(投資信託)は何を選べば良いのか。
そして株式以外にどんな選択肢があるのか。
それぞれの役割を理解した上で、自分に合ったバランスで資産を配分できるようになります。
そして忙しい毎日の中でも、資産形成を続けるための仕組みを作ることができます。
「将来のお金が心配」という漠然とした不安を、少しずつ「自分はこれをやっている」という具体的な行動に変えていく。
そんな資産形成ができる状態を目指します。
投資について一から調べる時間はない、もしくは少し知っているけれど、これから手を出して失敗したくないと思った方。
自分が投資を始めるとき、何に迷ったのか。
どんな基準で情報を整理したのか。
投資初心者がつまづきやすい点をどういう順番で解決するのか。
一から資産形成を始める際にどこで悩んでいたのか。
このような皆さんが抱きやすい悩みも共有できると思います。
6. 購入者特典
有料パートでは、以下のステップで具体的な資産形成の手順をお伝えします。
資産形成の全体設計図 ―― 「守りの資産」と「攻めの資産」の考え方
株式(投資信託)で行う「攻めの資産形成」の具体的な始め方。
どの証券会社に口座を作り、何の商品を購入すれば良いのか具体的な手順についてご紹介します。証券口座を開設する際の確認事項、NISAで株式(投資信託)を購入するまでの手順、商品を比較するときに確認するポイントもご説明します。株式(投資信託)以外に債券や金という選択肢があり、それぞれの役割と、無理のない組み込み方
貯金(現金)をどれだけ残すべきかという明確な基準
あなたの手元の資産状況に合わせて使える、資産配分ワークシート。
リスクを理解し、無理なく資産形成を続けたい方に向けた配分の考え方。自分の手元の資産の金額を使って資産配分を考えるための手順をご紹介します。今日から実践でき、毎月続けるための月次チェックリスト
内容は必要に応じて見直し、更新した場合は記事に反映します。
今後も必要に応じて内容をアップデートしていきますのでよろしくお願いします。
情報を並べるだけの記事ではなく、あなたの手元の資産をそのまま当てはめられるワークシートと、毎月続けるためのチェックリストまで、実践に必要なものを全て含めています。
以下は資産形成ワークシートの一例です。
※説明用の仮の数字です。生活防衛資金の適切な金額は、生活費や家族構成などによって異なります。
7. 「理屈は分かった。では自分の資産形成プランは?」と思った方へ
ここまで読んで、「自分の場合、いくらを現金で残して、いくらを投資に回せば良いのだろう?」と思った方もいるかもしれません。
ここからは、あなたの将来のお金を、あなた自身の手で形作っていくための具体的な手順です。あなた自身の資産形成プランを作っていきましょう。
「NISAを始めたほうがいい」「投資信託を買えばいい」といった情報は、すでに目にしたことがあるかもしれません。
でも、本当に知りたいのは、自分の場合、いくらを手元に残し、毎月いくらを積み立て、どのようなバランスで資産を持てばよいのか、ということではないでしょうか。
有料パートでは、現金・株式・債券・金の役割を整理しながら、資産配分を考える手順を解説します。
さらに、資産配分ワークシートの記入例と月次チェックリストを使い、自分の資産状況に合わせて、これから取り組むことを整理できます。
投資に正解が一つあるわけではありません。生活費や資金の使い道、リスク許容度を踏まえて、自分なりの資産形成プランを考えるための実戦ガイドです。
続きをご覧になりたい方は、この先へお進みください。