
(独白版)The Smiths – I Know It’s Over
今回はまたスミスから一曲。
Geminiによると、この曲にはちょっとしたエピソードがあるそうです。
作曲担当のジョニー・マーが、この美しいメロディのデモテープを渡したとき、モリッシーは歌詞を一切メンバーに見せず、スタジオのボーカルブースに入り、魂を絞り出すような歌声をほぼ一発録り(ワンテイク)で吹き込んだのだそうです。
歌い終わった瞬間、ブースの外にいたジョニー・マーは「彼のボーカルがあまりに強烈で、素晴らしすぎて、僕の人生のハイライトの一つになった」と語っています。モリッシー自身、自分の内面の暗部をすべて吐き出すようなレコーディングだったため、本当に泣きながら歌っているかのような臨場感があったのでしょう。
I Know It’s Over (独白アレンジ)
ああ、母さん、僕はどんどん沈んでいくばかりだ
誰もいないベッドに、独りもぐりこむ
ああ、そうだね、もう言わないでおこう
だってすべては、終わってしまったんだから
――それでも諦めきれない僕がいる
一体どこへ行けばいいというのか、ああ……
ああ、母さん、体がどんどん沈んでいくんだ
ほら、海に体が引き込まれそうだ
刃物でこの体を引き裂いてしまいそうだ
誰が僕を助けられるっていうのか?
哀れな花嫁さん、どうかお幸せに
ハンサムな花婿さん、彼女を大切にね
がさつでデリカシーのない恋人さん、彼女に優しくね
(彼女が君を選んだのは
愛情よりも、生活のためだったとしてもね)
――それでも諦めきれない僕がいる
一体どこへ行けばいいというのか
終わったんだよ、もう終わったんだ
終わったって言ってるだろ、そうさ、終わったんだ
わかってるさ、そんなこと……
本当は、僕と彼女の間には何もなかった
だけど僕の中では、この気持ちは嘘じゃない
君は僕に、話しかけてくれたじゃないか
そして、君は言ったね
「あなたがそんなに面白い人だっていうなら、
どうして今夜は独りぼっちなの?」
「あなたがそんなに頭のいい人だっていうなら、
なぜ今夜は独りぼっちなの?」
「あなたがそんなにハンサムだっていうなら、
どうして一人ぼっちで寝ているの?」
言われなくたって、わかっているさ、そんなこと……
「だって、いつもこんな調子なんだ
今夜が特別っていうわけじゃない
だから僕は、今夜も独りぼっちさ
いくら他人に勝ち誇っても、
いくら魅力があったとしてもね
君たちがそうやって抱き合っている間も……」
笑い飛ばすのはたやすいこと
憎むのもたやすいこと
だけどさ、優しくするのってのは難しいね
終わったんだよ、もう終わったんだ
終わったって言ってるだろ、そうさ、終わったんだ
わかってるさ、そんなこと
笑い飛ばすのはたやすいこと
憎むのもたやすいこと
だけどさ、優しくするのってのは難しいね
終わったんだよ、もう終わったんだ
愛っていうのは、自然でリアルなものでなきゃ
だけど君にとっては違うんだね、愛しい人よ
今夜の僕にとっても違うんだよ、愛しい君よ
愛ってのは自然でリアルなものなんだ
だけど、君にも僕にも
自然でリアルな愛情なんてなかったんだ、愛しい人よ
ああ、母さん、僕はどんどん落ちていくばかりだ……
あまりに悲しく、泣ける唄ですが、
今日も何とか頑張って行きましょう。
ではまた。