
Ableton Live 12 Standard奮闘記 その4:買い方・セール・アップグレードのすすめ
僕がDTMを始めたときに使っていたDAWは Cubase 9.5 Elements でした。そこから 10、11、12、13 と律儀にアップデートを重ねてきました。新しいバージョンになるたびに少しずつ便利になり、最新のCubase 14ではさらに改善されていると聞きます。
それでも、僕にとってCubaseはずっと「重量級」という感触がありました。ルーティングも当時の自分には複雑で、音を鳴らす前に設定画面をいくつも開いて準備する必要がある。もちろんプロの現場で選ばれるだけの理由はありますが、「とりあえず曲を作りたい」という初心者目線では敷居が高く感じられたのです。
そんなときに触れたのが Ableton Live Lite です。インターフェースにバンドルされていた無料版でしたが、最初に触ったときの「軽さ」に衝撃を受けました。とりあえずループやクリップを並べるだけで曲らしい形になり、Cubaseで四苦八苦していた部分が嘘みたいにスムーズに進みました。
もちろんLiteには制限があります。トラック数は限られているし、音源やエフェクトも必要最低限。僕もすぐにその壁にぶつかりました。そこで狙ったのが セールのアップグレード です。Abletonは年に2回ほど大きなセールを行っていて、本体だけでなくアップグレードも割引対象になります。僕もこのセールを利用してLiteからStandardにアップグレードしました。
結果として、この選択は大正解でした。Standardにしてからは、曲作りの自由度が一気に広がりました。ルーティングも直感的で、Cubase時代のように設定で迷子になることはありません。実際、“Electronic InuInu Beats”や“Lofi Ballad”といった曲を形にできたのも、Ableton Liveのおかげです。
これからAbleton Liveを使ってみようか迷っている方には、正直にこう伝えたいです。
まずは Lite を試してみる(無料で手に入りやすい)
気に入ったら セールを待ってStandardにアップグレードする
Suite は将来的に必要になったらで十分
この順番がコスト面でも安心で、一番現実的なルートだと思います。
僕自身、CubaseからAbleton Liveに移ったことで「重量級から解放され、気軽に曲を並べて遊べる」ようになりました。もしDAW選びで迷っているなら、ぜひLiteを触ってみてください。難しいことは考えず、まずはループを一つ置いてみる。そこから意外とあっさり曲はできてしまうのです。