
幻想少女大戦の『PC(DLsite)版』、『Switch版』、『PC(Steam)版』の違いについて
この記事では幻想少女大戦の
①PC(DLsite版)版
②Switch版
③PC(Steam)版
の違いについて、極力ネタバレをせずにまとめています。
ゲームそのものの解説については、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。
【各ハードのおさらい -基本的にはほぼ同一の内容-】
幻想少女大戦は、元々は4つの分割作品でした。
完結後に1本のゲームとして、統合版がリリースされたという経緯となります。
①PC(DLsite)版
正式ゲームタイトルが「幻想少女大戦 コンプリートボックス」となっている、最初の統合版です。
2019年にリリースされ、最終アプデが2021年12月31日です。
PCで遊べます。
②Switch版
正式ゲームタイトルが「幻想少女大戦 - DREAM OF THE STRAY DREAMER - 」となっている、2番目の統合版です。
2022年にリリースされました。
Switch、Switch2で遊べます。(2だと起動時のロードが早い模様)
③PC(Steam)版
正式ゲームタイトルはSwitch版と同様、「幻想少女大戦 - DREAM OF THE STRAY DREAMER - 」となっています。
2025年10月21日にリリースされました。
PCで遊べます。
また、英語版で遊ぶこともできます。
①DLsite版と②Switch版を比較すると、ゲーム本編において、どちらかにしか存在しないエピソードや追加キャラなどは一切ありません。
②Switch版は①DLsite版をベースにバグ修正、細かなゲームバランス及び仕様の変更などが行われている程度で、ゲームの楽しみ方が大きく変わるような内容の違いはないかと思われます。
③Steam版については英語版があること以外は②Switch版とほぼ同様の内容になっているようです。
つまり、「コンプリートボックス版」と「DREAM OF THE STRAY DREAMER版」の2種類があると言い換えてもいいのかもしれません。
以下、現時点で明らかになっているそれぞれの違いを具体的に記していきます。
【①ハード】
当然ですが①DLsite版と③Steam版はPC、②Switch版はSwitch、Switch2で遊ぶことになります。
動画やスクリーンショットをSNSであげることが多い人ならPCで遊べる①DLsite版や③Steam版の優先順位が上がりますし、出先で遊ぶことが多い人なら②Switch版が良いのかなと思います。
当然ならPC版の場合は別途ゲームパッドが必要orキーボードでのプレイが必要になりますので、自分の環境と合っているのはどちらかを考えましょう。
ただし、①DLsite版はWin11は動作対象OSには含まれておらず、これと関連していることが確定とは言えない状況ですが、現在Win11で正常に動作しない報告がごく少数ですが上がっています。
また、①DLsite版では環境次第でパッドの十字キーが効かなかったり、ゲーム内キーコンフィグでL2R2(RT、LT)が反応しない報告もありますが、こちらはJoy To Keyなどを使うことで対策は容易ではあります。
その他、①DLsite版で何かトラブルが発生したら以下の2点を試してみてください。

このようにWindows11への移行が進んでいる現在では、①DLsite版は正常に動作しないリスクがどうしても一定以上発生するバージョンとなっており、PCで遊ぶ場合は③Steam版をプレイするのが安定の選択肢とであると思われます。
①DLsite版(コンプリートボックス版)独自の内容が多少あるため、幻想少女大戦のマニアが更に楽しむために購入するバージョンとなるのではないかと思います。
一方、②Switch版は環境の違いの影響を一切受けずに確実に動作しますし、Switch2にも互換性があるとのことでしばらくは安心して遊べる環境が約束されています。
先述した通り基本的にゲーム内容は同じなので、自分の環境で快適に遊べるのがPCなら③Steam版、Switchなら②Switch版、でよさそうです。
ただし③Steam版は英語でも遊べるので、そのことを重視するならそちらの価値が上がります。
【②価格】
①DLsite版、②Switch版、③Steam版、どれも価格は4950円です。
①DLsite版では販売サイトであるDLsiteで割引きクーポンが配布されることがあります。

一方、②Switch版では3ヵ月に1度程度のペースで30%引き(3465円?)のセールが実施されています。
来月10/21にリリース予定の
— 幻想少女大戦 公式 (@GSW_touhou) September 24, 2025
Steam版に先駆け、
Nintendo Switch版 DL専用ソフト
「幻想少女大戦 -DREAM OF THE STRAY DREAMER-」が
「2025/10/07の01時59分」まで
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興味があり待ちきれない方!
この機会に是非お試しください🍠#幻想少女大戦 #幻少https://t.co/BVkK1wBuD4
参考までに、2024年に行われたセールは3月、7月、9月、12月。
ただし今後も同様にセールが行われるかどうかは不明であることは留意してください。
③Steam版は2025年10月21日のリリースと共に15%OFFのセールが行われていました。
次のセール日などは不明です。
【③毛玉、イビルアイの台詞の有無】
雑魚敵である毛玉、イビルアイの戦闘中の台詞が②Switch版、③Steamでは全カットされています。
どちらも人を選ぶネタとなっており、それがカットされた原因なのかも。
【③ー① 毛玉の台詞】
ロボット作品ネタの台詞が元ネタ?




なお、幻想少女大戦は基本的にシリアス寄りなゲームなので、この毛玉は緩い空気のステージにのみ登場する雑魚敵です。
【③ー② イビルアイの台詞】
東方Projectの二次創作設定などをいじる?台詞を吐きながら攻撃する技があります。
ただし絶妙なバランス感覚でキャラディスみたいなミームなどはほぼ使っておらず、一番酷いこと言ってるのでこれくらいだと思います。
なんかすごい酷そうなこと言いながら攻撃された pic.twitter.com/3i0ntNuOR0
— JAKE (@guiltyjake) December 28, 2022
ファンから怒られないラインのネタを攻めてる……と個人的には感じるので、むしろ東方が好きな人ならニヤニヤできる要素かもしれません。

反面、そもそも東方を知らないとなんだこりゃとなる可能性もあります。
なりました(当時東方ミリしら)。
なお、イビルアイに関してもシリアスなステージでは登場しません。
序盤以外あまり出ないのも同様。
これら毛玉、イビルアイの台詞をどうしても見たいと思ったら①DLsite版が選択肢にあがってきます。
パブリッシャーを通していない純正の同人ゲームの時代だったからこそのノリ、と言えるかもしれません。
【④中断メッセージの総数】
ゲーム内の中断コマンドからゲームを中断した時、3~20回程度の会話送りを要する程度の長さの寸劇が発生します。

①DLsite版だとこの中断メッセージが449個あります。

これが②Switch版、③Steam版だと大幅に削減されており、83個です。

中断メッセージは一種のメタ空間だったりおふざけ空間だったりしますが、キャラクターのイメージを壊したりしない絶妙な塩梅だったので個人的には好きでした。




ただ、人によっては、というかたぶん多くの人はそこまでわざわざ中断メッセージを見ないと思うので、ここはあまり気にしなくていいかもしれません。
どうしても449個の中断メッセージを見たい人には①DLsite版の需要があがります。
【⑤バグに関して】
①DLsite版にあった大小様々なバグがSwitch版では修正されている一方、②Switch版独自のバグも存在します。
基本的にSwitch版のほうがバグは少ないものの、稀に突然エラー落ちする報告などがあがっているようです。
参考までに、①DLsite版を数百時間プレイしている限りでは突発的なものも含めてエラー落ちは一切ありませんでした。
その代わり明確なバグによって条件を満たした場合に発生する進行不能はありました(パッド操作は効くのでタイトルバックやクイックロードは可能な状態)。嫌な一長一短。
③Steam版に関しては詳細は不明ですが、少なくとも②Switch版の最大の弱点であるまれな突然のエラー落ちは発生しなくなっているようなので、②Switch版と③Steam版のどちらでもよいのであれば、③Steam版をオススメします。
※以下2026年7月1日追記
2026年6月30日に②Switch版にアップデートが入り、Steam版で追加で行われたアップデートによるものとほぼ同様の内容となったそうです。
ただ、Switch版特有だった突発エラー落ちに関してどうなってるのかは現時点で分かりません。
情報を確認でき次第、追記します。
【⑥一部キャラやシステムの調整】
かなり細かい仕様の変化が結構あります。
ごく軽微ながら、難易度が低いのは②Switch版っぽいです。あと映姫のファンならSwitch版のほうがいいかも。ついでに、戦闘アニメがちょっと変わってる技が数個あるらしいです。
③Steam版については現時点で詳細は不明。
②Switch版準拠になりそうな気配は感じますが……。
【⑦ペア名について】
編成で特定のキャラをペアにすると特殊ペア名が発生することがあります。

①DLsite版では編成画面でセレクトボタンを押すことでペア名を自分で入力して決めることができます。


もちろん戦闘面におけるメリットなどは一切ありません。
また、他にもキーボード入力で名前を入力できるシーンがあります。
これらの要素が②Switch版、③Steam版ではオミットされています。
【⑧とあるキャラに関する台詞】
①DLsite版ではとあるキャラクター(後半加入のキャラなので一応伏せます)がとある技を放つ時、マップ上で一番近いキャラが戦闘中に応援してくれる演出があります。
その台詞は1キャラにつきランダムに2~3パターンあり、総台詞パターン数としては150~200前後あると思われますが、②Switch版ではあるキャラしか応援してくれません。
③Steam版でどうなっているかは不明です。
【⑨ライブラリの解説テキスト】
キャラ図鑑やBGM図鑑などのテキストが変更されている箇所があります。
②Switch版、③Steam版では基本的には弾けたノリが抑制されて真面目なテキストになっている傾向にある?


個人的にはエネルギッシュなスタッフさんのコメントが読めるPC版のほうが好みだけどこういうノリが苦手って人も絶対いるとは思います。好み次第。
【⑩用語の変更】
特殊なポイントを使用して全ステータスを底上げできるシステムがありますが、①DLsite版ではこれの名称が嫁LVになっています。
②Switch版、③Steam版ではEx LV。

【⑪英語版の有無】
繰り返しになりますが、③Steam版のみ英語でも遊べます。

東方Projectの公式用語から幻少オリジナルワードまで、英語だとどうなっているかを見比べるだけでも結構楽しいです。
あまりにも英訳が不可能だった pic.twitter.com/ZFCDmshuFn
— JAKE (@guiltyjake) September 25, 2025
【⑫ブロッキングアイコンの有無】
③Steam版が、2025年10月31日のアップデートによりブロッキングというスキルの対応キャラが分かりやすくなりました。

ステータス画面の左側にある剣のアイコンが点灯していれば切り払いが、盾のアイコンが点灯していればシールド防御が、ブロッキングのスキルを習得している場合に発動するようになります。
※以下2026年7月1日追記
2026年6月30日に②Switch版にアップデートが入り、こちらでもブロッキングアイコンが表示されるようになりました。
【まとめ】
基本的にどのバージョンも基本的な内容はほぼ同じ。
PCで遊びたいなら③Steam版。
Switchで遊びたいなら②Switch版。
②Switch版と③Steam版のどちらでも良いのであれば、まれなエラー落ちが確実に解消されている③Steam版。
ただし、PCゲームである以上は環境依存の面はどうしても出てきてしまうため、そのリスクを気にするのであれば確実に動作する②Switch版も選択肢かも。
Windows11が非対応OSのため正常に動作しないリスクを負ってでも原液要素を浴びたい人向けの①DLsite版。
……というのが現段階でのまとめになるのではないかと思います。
それでは、幻想少女大戦をよろしくお願い致します。