140字小説|中秋の名月だから【シロクマ文芸部】守谷佳純2026年9月25日 23:18月を見ると言って外に出た。雲がかかっているからじっと待つ。鈴虫がサラウンドで合唱を聴かせてくれる。この所いろいろきつかった。体力的にも精神的にも。雲が流れてやっと月が顔を出す。冴え冴えと白くて、青く見えるほどの光。思いきり浴びていたら、中から呼ぶ声がした。待ってね、もう少しだけ。 #140字小説#シロクマ文芸部#月を見る#140字小説#シロクマ文芸部#月を見る