都心の道を攻略する〜抜け道や信号のタイミングすら味方につける走り方〜
都心の道は、本当に奥が深い。
同じ目的地でも、ルートはいくつもある。
ナビが出す道。
お客様が指定する道。
タクシードライバーが経験で選ぶ道。
そして、その日の曜日、時間帯、天気、工事、事故、イベント、交通規制によって、正解は毎回変わる。
だから都心の道は面白い。
そして難しい。
この記事で伝えたいのは、単なる「抜け道紹介」ではない。
都心を走るうえで大事なのは、
最短ルートを選ぶことではなく、最も安全で、最も流れがよく、結果的に効率のいいルートを選ぶこと
だと思っている。
そして、2ヶ月間ほぼ全ての出番で10万円超えを叩き出して感じた、私なりの営業のコツはこれである。
高単価よりも高効率。
もちろん、高単価の仕事はありがたい。
万収もロングも、引けるなら引きたい。
でも、売上を安定させるのは一発の高単価だけではない。
1日の中でいかに無駄な時間を減らし、流れを止めず、効率よくお客様をお送りできるか。
その積み重ねこそが、10万円超えを作る土台になると思っている。
1. ルートは最短=最速ではない
タクシー営業をしていると、つくづく感じる。
ルートは最短=最速ではない。
地図上では近い。
距離も短い。
ナビでも早そうに見える。
でも実際に走ると、信号に引っかかる。
右折待ちで詰まる。
横断歩道でなかなか進めない。
路駐で車線が潰れている。
バス停で流れが止まる。
結果、少し回った方が早かったということはよくある。
都心の道は、距離だけで考えると失敗する。
大事なのは、距離ではなく「流れ」だと思っている。
特に都心では、止まる時間が売上にも疲労にも直結する。
たった数分のロスでも、それが1日に何度も積み重なれば大きい。
だから私は、地図上の最短距離よりも、
「どの道が流れているか」
「どこで詰まりやすいか」
「どの信号で止まりやすいか」
を意識するようにしている。
2. 右折一つで時間は大きく変わる
都心では、右折がかなり時間を食うことがある。
対向車が切れない。
歩行者が多い。
自転車が来る。
右折レーンが短い。
右折矢印が短い。
そもそも時間帯によって右折できない。
こういう場所が本当に多い。
だから私は、ルートを考える時に、
「この右折は本当に必要か」
をよく考える。
少し回ってでも、流れている道を使った方が早いことがある。
直進して回り込んだ方が安全なこともある。
右折待ちに並むより、別の入り方をした方が結果的にスムーズなこともある。
10分、15分と右折待ちで溶かすくらいなら、少し距離が伸びても流れている道を選んだ方がいい場面はある。
タクシー営業において、この数分の積み重ねは本当に大きい。
高単価を狙う前に、まず無駄な停止時間を減らす。
これが高効率営業の基本だと思っている。
もちろん、交通法規を守ること、安全運転をすることは大前提である。
そのうえで、都心の道を知っているかどうかで、到着時間も乗り心地も変わってくる。
ここまでは、都心の道を走るうえでの基本的な考え方を書いた。
ここから先は、実際に私が営業中に意識している具体例を書いていく。
どの交差点で右折を避けるのか。
どこで一度流れを逃がすのか。
どの道をどう回り込むのか。
そして、なぜそれが「高単価より高効率」という営業につながるのか。
都心営業の細かい実践部分になるので、ここから先は有料部分にしたい。