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バックレ・トゥ・ザ・フューチャー 第8話「闇」

    昨日は100万年の昔
    すべての過去世で俺はクソ野郎を演じていた
    いま俺は君を見つけた、あと1ミリで手遅れになるところ
    そしてこの地球は消え去ろうとしているみたいだ

    The Last Day on Earth - Marilyn Manson (1998)

    部屋に戻ってバルコニーに出てみると月がギンギラギンに輝いている。ハウリン・ウルフのあのジャケットとか、FF7のレッドXIIIの故郷のコスモキャニオンみたいなこの雰囲気。こんなにマブい月光は浴びたことがない気がするってくらい鋭い光。それなのに星も結構見えてるし。次は絶対に新月の日を狙って来て天の川を見たいね。

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    Polka Dots and Moonbeams by Bud Powell (1954)
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    左側に乗り出すとさっきの展望台とレストラン
    インターステラーの最後のエドマンズの星みたい

    さっき買ったアイスもすぐ食べた。ジャイアントコーンとビスケットサンドみたいなやつ。小学生放課後状態って感じの懐かしい味でおいしかったー。彼女はベッドサイドのランプのとこにお土産を並べている。ラスベガスを出発したのが昨日の朝っていうのが信じられないくらい濃密な時間だった。

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    磯野と中島が買ったアイス2種
    クレカ明細786円
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    土産物陳列罪
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    表もたまに見に行く 10:56 PM
    前回のLA旅行からEXITサインが異常に好きなBo

    やがて月はメサニキの背後に隠れて、闇がやってきた。このスケールで人工の光が(ほぼ)一切ない世界を初めて見た。「完璧な闇」とでも言っていいような空間が目の前に広がっていて、ある種の神聖さを感じる。ブローティガンがコールマンのランプについて「不浄に燃える白色光」と書いていたのも納得できるような気がする。

    コールマン社製ランタンは、アメリカ中の森林に燃える、その不浄の白色光をもって、目下アメリカで大流行のキャンプ熱のシンボルとなった。

    「目下アメリカ全土で大流行のキャンプ熱について一言」
    リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』(1967)
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    写真に撮ると青くなってしまう
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    実際はこんな感じ

    去年(2025)たまたま縁があって見に行った髙島野十郎展のことを思い出している。彼の絵を見たときにこれは「本物の闇」を見たことがある人だと思ったんよ。この景色を見てそれが1ミリだけでも理解できるような心持ち。
    (2026年7月~9月渋谷区立松濤美術館で没後50年展!)

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    『蝋燭』 髙島野十郎(大正時代)
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    寝室に飾っている『月』(1962頃)

    夕方よりも早朝よりも、この夜の闇が最も美しい時間帯だった。モニュメントバレーの朝日や夕陽や星空はよく出てくるけれども、これほどまでに完璧な闇はこれまで誰の旅行記でも写真でも見たことがなかった。

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    今朝タサヤンで買ったかわいい缶ビ

    彼女はいつの間にかベッドで寝てしまっている。軽くビールでも飲みながら音楽を聴こうかな。ヘッドホンあるしバルコニーでもいけるね。この宇宙を目の当たりにして聴くべきアルバムは何だろうか。あっ!最もスペーシーなアルバム全米代表はあれしかなかろうもん。

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    Mechanical Animals by Marilyn Manson (1998)

    マリリン・マンソンの最高傑作『メカニカル・アニマルズ』を聞きながらミトンたちと語り踊る。まるでここは23世紀の火星みたいだ。でもおれを14才に戻してくれ、1Q98、平成10年に。2月25日金大中、韓国大統領に就任。4月5日明石海峡大橋開通。5月2日hide死去。6月10日フランスW杯開幕。6月26日『バッファロー'66』公開。8月15日AppleがiMacを発売。9月4日Google設立。9月15日『メカニカル・アニマルズ』リリース。9月16日Bo14才になる。11月5日冨安健洋誕生。12月16日米英がイラクを空爆。

    これが地球最後の日だってわかってる
    俺たちは一緒にいよう この惑星が死ぬあいだ
    そうさ、今日は地球最後の日
    決してさよならは言わない

    The Last Day on Earth - Marilyn Manson (1998)

    リアルより リアリティ リアル

    あの日の僕のレコードプレーヤーは
    少しだけいばって こう言ったんだ
    いつでもどんな時でも スイッチを入れろよ
    そん時は必ずおまえ 十四才にしてやるぜ

    十四才 - ザ・ハイロウズ (2001)

    おれを15才に戻してくれ、1Q99、平成11年に。2月22日iモードサービス開始。2月24日椎名林檎『無罪モラトリアム』。3月7日スタンリー・キューブリック死去。4月20日コロンバイン高校銃乱射事件。5月1日Dragon Ash『Grateful Days』。5月30日LUNA SEA NEVER SOLD OUT CAPACITY ∞決行。西村博之2ちゃんねるを開設。7月1日ラルク『ark』『ray』2枚同時リリース。7月15日百貨店福岡玉屋閉店。7月31日GLAY幕張20万人ライブ。8月13日国旗国歌法施行。9月9日モーニング娘『LOVEマシーン』。9月15日THA BLUE HERB『STILLING,STILL DREAMING』。9月16日Bo15才になる。『マジカル頭脳パワー!!』放送終了。9月25日福岡ダイエーホークス初優勝。11月3日嵐『A・RA・SHI』でデビュー。

    ユアマイソウソウ!何て世の中なんだ。ちょうどマンソンが終わるころに彼女が起きてきた。次は全英代表ボウイの『ジギー・スターダスト』でも聞こうか。初めての場所なのにこの親しみと懐かしさはどこから来るのだろうか。魂が俺をここまで連れてきたのか?

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    0:58 AM
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    1:10 AM

    15才で家出して彼女は彼に出会ったのさ
    ギターケースに座りクリーム色のバスを持ってた時
    夜はきれいな星をたくさん手に入れてる
    神様は小さなカギを探してる最中

    15才 - Blankey Jet City (1995)

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    豆腐屋主義者 ニュートピア市民

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