
“伝わらない”からスタートする 「対話のレッスン」
平田オリザ氏の「対話のレッスン」と、5月にあったセミナーのメモのまとめです。
対話と会話の違い
対話:説明し合う文化
他人との新たな情報交換
(知り合いでも価値観のすり合わせ時)
会話:わかり合う・察し合う文化
知ってる人との楽しいおしゃべり
「伝わらない」という前提に立つ
本書の中には、対話の出発点は「伝わらない」から始まるということが書かれています。
21世紀のコミュニケーションは「伝わらない」ということから始まる。〜中略〜対話の出発点は、ここにしかない。
私とあなたは違うということ。
私とあなたは違う言葉を話しているということ。
私は、あなたが分からないということ。
私が大事にしていることを、あなたも大事にしてくれているとは限らないということ。
そして、それでも私たちは、理解し合える部分を少しずつ増やし、広げて、1つの社会の中で生きていかなければならないということ。
「一人ひとりにコンテクスト(文脈)=ナラティヴ のズレがある」ということを認めて、接点を見つけていくことが、対話をする上で大事なことなのだと思いました。
5月のセミナーでは、1つの尺度でしか捉えられないと事実と反することがあるかもしれない。いろんな見方を踏まえて考えないといけない、という言葉が印象的でした。
自分の考え方だけを突き通すのではなく、いろんな人との対話を経て、多様な見方を身につけて、広げていきたいと思いました。