
デザインの系譜と未来を知る 「デザインのデザイン」
これからの時代の「ソーシャルデザイン」を考える連続講座、Social Mirai Designを受けていて、デザインとは〜という言葉が何度か出てきて気になったので、原研哉氏の「デザインのデザイン」を読んでみました。
正直今までデザインの「デ」の字も学んだことがない私にとっては難しかったですが、わかった範囲で印象的だったことをメモしておきます。
デザインとは?
・デザインとは、ものづくりやコミュニケーションを通して、素晴らしい認識や発見をすること
・進歩は、背後の膨大な歴史と、これからの未来の両方を見据えて発想するもの
・アートは、個人が社会に向き合う
・デザインは、社会の問題を発見し解決する
・「創造性」は、新奇なものを作り出すものと、見慣れたものを未知なるものとして再発見する2つの方向がある
情報デザインについて
・デザインが情報を伝える上では以下の3つが重要
①誰もが情報の核心を理解できる、わかりやすさ
②人の意識にアピールできる、独創性
③情報を別の角度から鑑賞する、笑い
・情報デザインの3つの概念
①最も広義の「コミュニケーションデザイン」
②タイポグラフィのような文字の視覚性で伝えるものや、ピクトグラムのような意味を短縮したものなどの「視覚伝達デザイン」
③グラフィック=図=情報に置き換えられる「グラフィックデザイン」
空のデザイン
SMDで寺井さんがアソシエイションデザインの話をした時に、この原さんの「空」の話をされていて気になってました。
この本の中では、「EMPTINESS 」として載っていました。
一般的にはコミュニケーションの出発点は、「わかって欲しい」ことを伝わりやすいメッセージ化して発信するものですが、
原さんが無印良品の広告で打ち出しているものは、空っぽの器を提示して受け手がそれぞれ自由に意味を付けるというコンセプトだそうです。
デザインについて少しわかったような、ますます奥が深くて難しいような不思議な気持ちな一冊でした。