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祖母の口がとても強い話

    妹と話をしていると、

    「おばあちゃんのビールの話は書いた?」

    と聞かれた。

    「ああ!買い物の途中で試供のビールを断れなくて飲んだ話?」

    と言うと、

    「違うよ!王冠のほうだよ!」

    とゲラゲラ笑う。

    王冠?王冠…と記憶を辿ると、ようやく祖母の豪快な話を思い出した。

    ビールを開けようとした祖母が栓抜きを探すといつもの場所にない。誰に聞いても知らないと言う。

    しばらくは黙って探していたのだが、イライラが募ったのだろう。突然ビール瓶をくわえ、口で王冠を取ってしまったのだ!

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    これを思い出した時は、うがい中だったため思いっきりむせてしまった。

    振り返ると昭和はかなり乱暴な時代だと思うのだが、この祖母の行動は昭和という時代に関係なく荒ぶったものだと思う。

    最初に思い出した試供品の方は、酒類が飲めないのに酒屋の前で試供品のビールを勧められ、負けず嫌いのため断れずに一気飲みをして玄関に入るなり倒れたというもの。

    え?

    ビールが飲めないのに瓶ビールの王冠をどうして開けようとしたかって?

    多分、お客さんにビールを出そうとしたのだと思う。よく覚えていないのだが。

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    口で開けたビールを勧められるお客さん、気の毒すぎる。

    祖母の荒ぶった過去の話にはこんなものも。

    祖母に関する記事がだいぶたまってきた。祖母はネタの宝庫なので、そろそろ祖母シリーズとしてまとめてみようかしら?

     
     
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