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Photo byturbo1019

スイーツ探偵:クリームソーダを追え

    「違う…ここも違う!」
    「またですかぁ😩」

    先生がクリームソーダを追跡し始めてから2週間。
    この店もお気に召さなかったようだ。

    「美味しいじゃないですか」
    「美味しいわよっ。でも違うのよぉ」

    そう言いながらもクリームソーダを美味しそうに
    平らげる先生。

    「いったいなにを求めているんですか?」
    「泡よ」
    「泡?」
    「あふれんばかりの泡を求めているの、私は」
    「はあ」

    最初の店のクリームソーダが泡立たなかったため、先生の探索熱に火がついてしまったのだ。

    クリームソーダのある店を探していると
    古風な喫茶店を発見。
    看板を確認するとクリームソーダがある。

    「入るわよ!」
    ババーンと開けようとするが扉が開かない。

    「助手くん、扉が開かない💦」
    「なにやっているんですか、先生」
    ため息をつきながらドアを引く。

    引くドアを先生は押しまくっていたのだ。
    「ちょっと勢いづいちゃっただけよ💦」

    顔を赤くして弁解する先生を見て、
    店の人も思わず吹き出している。

    座る席をたずねようとしたら、先生がいない。

    「こっちこっち」
    既にソファ席にデン、と座り手招きをしている。
    「本当にすみません💦」
    赤面しながら先生の方へ向かう。

    「クリームソーダを2つ」

    店の出入りでバタバタしてしまったが、
    店主の対応は素早く5分ほどで
    クリームソーダが運ばれてきた。

    「こ、このクリームソーダ…」
    「どうしたんですか?先生」
    「あえてディッシャーを使わずに大きなスプーンですくってアイスをのせているわ」

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    潔さを感じさせる盛り方ね💕
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    チェリーがない。simple is best💕
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    理想的な色💕
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    さあ、混ぜるわよ~♪
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    大人しめの泡立ちだわ…
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    キィィ!一気飲みよ!

    「美味しくいただいちゃってるじゃないですか」
    「食べ物への感謝は忘れないんですぅ」

    先生が求めている泡立ちってなんだろう?

    ソーダにアイスがのっていればそれでいいんじゃね、と思うのだが、先生の泡への熱意がなかなか冷めない。

    その日はなんとかなだめて帰ったが、
    明日もクリームソーダ探しかと思うと
    少々げんなりだ。

    アイスコーヒーだって飲みたいのに、
    と不満を抱きつつコンビニに寄ると
    クリームソーダのパフェが売られていた。

    これで気分を落ち着けてもらおう。
    次の日、クリームソーダパフェを持って
    事務所へと向かった。

    「先生、変わったクリームソーダですよ」
    「あら嬉しい♪」

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    クリームソーダもパフェになるんだあ
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    なかなかの再現率ね
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    チェリー+メロンね💕
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    ババロアをアイスに見立てのか。やるじゃない
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    で、肝心のソーダの部分は…

    「お、美味しい🤤💕」
    「でしょ?これで今日は事務所で…」
    「でも泡が足りな~い!」

    かえってクリームソーダ熱に
    火をともしてしまった😨

    「クリームソーダを求め出発!」
    「ええ~😨」

    🍨🍹🍨

    「さあ、入るわよ」
    「今日こそお気に入りの泡だといいですね…」

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    メロン果汁使用ですって💕
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    正統派のクリームソーダだわ💕
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    見た目もいいわぁ💕
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    混ぜるわよ♪
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    キャア!氷がスプーンに💦

    「先生、静かに混ぜてください‼️」
    「ごめんなさい」

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    これこれ💕この泡立ち🙌
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    最後まで氷が張り付いたまま💦

    これなら満足だろうと思っていると先生が、

    「でも違うのよねぇ」
    とおっしゃる。
    「どう違うんです?」

    「子供の時のはすごく泡立ったのよ」
    「はあ」
    「荒ぶったクリームソーダに会いたいなぁ」
    「そんなにすごい泡だったのですか?」
    「あふれるくらい」
    「わかりました。また他の店にも行きましょう」
    「え?ホント?やった🙌」
    「たまった書類を整理してからですが」
    「ちぇっ」

    クリームソーダは美味しい。
    ただ何件もはしごをしていては胃袋が持たない。
    探偵助手として雇われたのにこれでは、
    クリームソーダ助手ではないか?

    次こそは納得してもらおうと、
    泡立ちの良いクリームソーダの店を
    こっそりとスマホで探し始めた。

    <おしまい>

    スイーツ探偵、実は結構気に入っているので、
    クリームソーダのレポートを小説風にしてみました♪


     
     
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