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Photo bytofumazeta

「なんのはなしです課」に宛てて

    拝啓

     「なんのはなしです課」の、
     専任事務を自ら買って出ていらっしゃる、
     コニシ木の子様、
     並びに日々静かなブームを形成している皆様方、

     差し出がましい申し出で恐縮なのですが、

     「創作大賞2024」応募作品2種を含めて、
     毎週3種の長編連載小説を、
     今現在投稿まっしぐらな、
     私の作品内容と、
     この行動そのものが、

     壮大ななんのはなしですかではないでしょうか。

     試みに冒頭の一話ずつでも、
     流し読みしてみて下さいませ。
     (注:2025年にTalesに移動したので、
        この記事のリンクは貼り替えました)

     毎週日曜日:『姦淫の罪、その罰と地獄』
     毎週火曜日:『張山光希は頭が悪い』
     毎週金曜日:『唱え奉る河内國春乃井学園御詠歌部』

     小説作品である以上、
     実際に書き込んでしまっては、
     世界観がワヤになってしまいますので叶いませんが、

     一話ずつを読み終えた後の、
     モヤモヤした心の内に、
     「なんのはなしですか」
     を呟いて頂くと摩訶不思議。

     やたら長くて重苦しく思えていた文章と読後感が、
     クスッと思わず吹き出すようなものに変わりませんか。

     続きにもうちょっと手を伸ばしてみようか、
     といった心持ちにも変じませんか。

     申し遅れましたがワタクシ、偏光は、
     遊園地等に行ってもジェットコースターの類いには、
     一切乗れない臆病者ひえじごでありながら、

     10歳頃までお嬢様だったものが、
     父の華麗な転職失敗に伴い、
     失業続きでかなりの貧困へと転落したにも関わらず、

     それまで「一家の恥」として扱われていたのが、
     「一家の恥」仲間が増えしかもそちらの方が深刻で、
     むしろメンタル面では浮上したという、

     人生のジェットコースターが乱高下で、
     一度は粉々にはじけ飛んだ精神を、
     拾い集めて成形し直すために30年はかかった、

     ざっくり駆け足でまとめただけでも、
     まさになんのはなしですかを、
     地で行く人生をくぐり抜けてきたのですが、

     こんな私だからこそ、
     断言できる事がございます。

     この世の大抵の方々が、
     今思い描いている「常識」や「普通」など、
     せいぜい生まれ育った生活水準内の、
     お話でしかございません。

     例えば「引越し」を思い浮かべてみて下さい。
     どういった様相が「普通」とお考えですか。

     大手業者様が運搬に、
     屋内への設置までも、
     住人の希望通りにきっちり終えて下さるものですか。

     配送業者様が運び入れてくれた物品を、
     住人自ら協力して屋内に設置していくものですか。

     友人などから借り受けたトラックで、
     運搬に搬出搬入も住人達だけで行うものですか。

     この3種それぞれに、
     それぞれの社会階層生活水準においては、
     「普通」どころか時には「常識」とまで、
     思い込まれているのですよ。

     無論「引越し」自体を生涯に渡って、
     経験しない方もおられましょう。

     たかが「引越し」と侮るなかれ。
     上記3種ごとに新しい環境においての、
     生活行動様式全てが異なります。

     トラックで自ら運搬した日には、
     新住居が事故物件だろうが、
     異変が相次ぎ体調を崩そうが、
     おいそれと家を移れる気にもなりません。

     なんのはなしですか、
     
    とそろそろ訊かれそうな気がしたので、
     まとめに入りますが、

     私は自分の作品か他人の作品かに関わらず、
     「異文化交流もの」
     がとにかく大好きです!

     そして「異文化」とは、
     外国や異世界にのみあるわけではない。

     同じ国内であっても、
     同じ言語を話していても、
     生まれ育った地域に社会階層に、
     生活水準が異なればもう存在する。

     ほんのちょっと離れた隣町、どころか、
     自宅から一本隔てた隣の通りにも、
     日頃深くは探らないだけで実は隣の御家庭にも、
     余裕で見つけ出せ切れるものです。

     信じられない、有り得ない、普通じゃない、
     程度の意識で切り捨てようとする態度こそ、
     私に言わせればちゃんちゃらおかしい。

     そいつらが偶然混ざり合った時の、
     絶妙な違和感と、
     そこをどうにか乗り越え歩み寄ろうとする、
     工夫や過程が面白い!

     その精神で生きてます。

     私かもしくは私の作品に御興味が、
     ふわっとでも脳内に浮かび上がりましたら、
     上スクロールして下さいましてどうぞどうぞ。

    敬具

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