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『ラストマン First Love』爆発する謎

    事件を最終的に解決する盲目の捜査官ラストマン。
    テレビドラマが結構楽しめたので、映画化されるという事で期待していました。
    映画化に先立って、というか映画の公開が始まってすぐにテレビでスペシャルドラマが公開、時系列的に映画の前の話という事で、映画を観る前にテレビでスペシャルドラマを観てから映画を観ることにしました。
    世界的な犯罪組織との対立に、心太朗の恋心の進展と、なんだか映画に繋がる要素がたっぷり詰まっていたので、これは映画を観る前に観て正解だったなと思ったのですが、結局観るのは年が明けてとなってしまいました。
    ということで、今年初の映画が『ラストマン』という始めと終わりが一緒になったのは、今年の映画ライフが幸運なのかどうなのか、それはわかりませんけどね。

    福山雅治演じる全盲のFBI捜査官と大泉洋演じる孤高の刑事がバディを組み、数々の難事件に挑む姿を描いた2023年放送のテレビドラマ「ラストマン 全盲の捜査官」の続編となる映画版。
    過去のある事件がきっかけで両目の視力を失いながらも、どんな事件も必ず最後には解決に導くことから、「ラストマン」と呼ばれて活躍してきたFBI特別捜査官・皆実広見。
    交換研修のため警視庁にやって来た彼のアテンド役を任されたのは、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗だった。数々の難事件を解決し無敵のバディとなった2人は、やがて自分たちが実の兄弟であるという衝撃の真実を知り、さらに深い絆で結ばれるが、皆実は研修を終えアメリカへ戻った。
    2年後、再び日本を訪れた皆実と彼に呼び出された心太朗は、ある事件のため北海道へ向かう。
    そこで出会ったのは、皆実の初恋の人であるナギサ・イワノワだった。
    事件に巻き込まれ謎の組織に追われている彼女を守るため再びタッグを組んだ皆実と心太朗は、FBI、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、そこには世界を揺るがす陰謀が潜んでいた。

    映画.comより転載

    テレビシリーズを観て、スペシャルドラマを観た人が観る映画としては、当然キャラクターが好きなっているわけですから、ご褒美映画と言っては過言ではない。
    楽しませて頂きました。
    が、しかしです、映画を観続けてラストに向かうにつれ、納得できないと心からの叫びが大きくなっていくのは、しょうがねいですよね。
    とりあえず、テレビシリーズが好きな人は観て損はないと思いますね。



    ネタバレ注意


    ネタバレ注意


    ネタバレ注意


    映画としては楽しめましたが、映画のシナリオとしては納得できないところが多すぎて、最近見た日本映画はどうしてこんなむちゃくちゃなシナリオになるんだろうとガッカリしてしまいますが、もしかすると私が理解できないだけなのかもしれない。
    だから、納得できないことをここに吐き出していくことにします。

    まずは小さな違和感から。
    世界的な犯罪組織のプランナーの計画の割にちょっと単純すぎる気がします。計画というより裏切りと物量押しだし、肝心の捜査官を殺せないし、人質を取って脅すという犯罪計画を世界的に立ててるとはとても思えません。
    そして、あれだけ血を流して、かすり傷だと言い張っている主役が傷の割に元気すぎる。
    皆実広見、不死身の男と呼んでも過言ではない。
    というのも、後半の犯人との一騎打ちで、銃創で負傷した上に、あれだけ叩きのめされた末に逆転。
    そこまでは主人公補正というか、不屈の意志で何とかと納得しても良いのですが、あの船の爆発。
    船が防波堤にぶつかって爆発炎上、冬の海で前もって逃げたにしても真冬の海にダイブして逃げるにしても無理だろうけど、どうやって助かるのか、どうやって助けられたのか、全く説明も伏線もない。
    爆発炎上した末の心太朗の慟哭の叫びはどんな意味があるのか、というか無駄ですよね。フェイク映像というかフェイク慟哭?
    悲劇と見せかけて、最後は生き残っていて、自由を手に入れる為に仲間達が協力してくれた、それは良いでしょう。
    でも周りに見られても疑われないように待ち合わせのベンチに背中合わせで座って話をするのはいいけど、ものを渡しているのを見られるのも、死んだと思われている人が背中合わせに座るのも、ないですよね。
    そして初恋相手に残された映像記録、時代的に考えてもフロッピーディスクを使っているのはわからないでもないけど、動画のファイル形式が現代で問題なく使えるだけでなく、ファイルの容量は?1メガバイト程度のフロッピーディスクにどれだけの動画の長さを入れられているんだ。
    フロッピーディスクにあれだけの長さの動画を保存できる技術、もうその時代の最先端どころか、大発明だったんじゃないかなと思ってしまいますね。
    とにかく、あの大爆発をやり過ごした方法の一端が語られない時点で、この映画の評価が私の中ではだだ下がりです。
    日本警察とFBIの確執は実は演技でしたという無理っぽいところも、爆発から助かったことに比べればたいしたことありませんね。
    盲目の捜査官、ラストマンなら爆発からの脱出なんて、当然できるよねという絶対の信頼感のある人にはオススメの映画だと思います。


     
     
    毒書人の楽園というサイトを作っていたが、現在リブート準備中。 読書に音楽鑑賞に映画・テレビドラマ鑑賞に食べ歩くのが好きな広島の南の島に住む中年のオッサンです。 今後、このnoteのまとめサイトとして、交流サイトとして再起動予定。

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