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Photo byseana428

願いごとはひとつ?

    ことばとさんの企画に参加します🎋
    はじめまして。よろしくおねがいします。
    サムネ画像はしーなさんからお借りしました。


    最初に就職した職場では、毎年6月の終わりになると、七夕飾りを用意して、裏山から切り出してきた大きな笹竹に飾りつけていた。

    それをエントランスの大屋根の下、がっしりと太い柱にワイヤーで固定する。
    厚手の色上質紙を切って、機械で穴を開け、紐を結びつけた大きな短冊をたくさん用意して、数色のマジックと共に、竹の下に設置したテーブルのうえに置く。

    【ご自由にどうぞ】

    という貼り紙と共に。

    短冊を書いて結びつけてもらいやすいよう、用意した私たちが先に数枚、願いごとを書き、手が届かない上の方へ、飾りと一緒に結びつけていた。

    そのころの願いごとは単純だ。

    健康ですごせますように。
    幸福になれますように。
    みんなが元気でいられますように。

    七夕の頃になると、設置した笹竹は、手が届く範囲にはもう結びつけるところがないほど、色とりどりの短冊でいっぱいになる。

    願いごとはさまざまなだ。
    健康を願うもの、しあわせを願うもの、子どもたちの無邪気なお願いもあった。

    7月7日の終業後。
    笹竹を柱からおろし、結びつけられた短冊を外す。
    大量の願いごとは、言い伝えどおり川へ流した。

    もう30年ぐらい昔の話。

    その職場を辞めてからは、七夕飾りとはまるで縁がなくなった。


    いま星に願うとすれば、なんだろう。


    『夫とふたり、健康でおだやかに暮らしていけますように』


    だけど、noteのこの場で、1年後の自分に誓いを立てるならばやっぱり、これしかないかな。


    『来年の七夕も、もの書きなわたしでありますように』


    めざせ365日、連続投稿!


    #七夕タイムカプセル

    (688字)

     
     
    信州在住の物書き。エッセイ、掌編小説など思うままに綴ります。創作大賞2025 中間選考通過(フード部門)。 2026年は小説『羅針盤の示すその未来(さき)へ』をオールカテゴリ部門に応募。桜や花、航空機、風景などを中心に撮影も。記事中の写真は基本、本人撮影。たまに夫(掲載了承済)。

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