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Photo byhareno

ある夏の日、マスクを取ったら6年生の夏休みが蘇ってきた


    雨上がりの朝。
    いつもよりちょっと早い時間に家を出て、誰もいなかったのでマスクを取って深呼吸。
    心地よい風が吹いて、体の中にスーッと入り込んでくる、水気をたっぷり含んだ朝の匂い。

    あ、これ知ってる。あれだ。
    ラジオ体操の朝の匂い。


    私の住んでいたところでは、夏休みに毎日ラジオ体操が行われていた。
    毎朝「〇〇町会館」みたいな名前の建物の前に子どもたちが集まる。
    いつもは何に使われているのか全くわからない、平家の事務所っぽい建物の前の駐車場。
    そこで6年生が最前列に並び、お手本のようにこちらを向いて下級生たちはそれを見ながらみんなでラジオ体操をした。

    そして体操が終わると、子どもたちは各自前にいた6年生のところに行き、一列に並んでお兄さんお姉さんからハンコをもらう。
    当時私にとってこの時間は、お楽しみの「ハンコタイム」だった。

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    2021年1月より毎日投稿始めました。身の回りの事、ふと感じた事、頭の中の物語などを書いています。 質問もnote質問箱にて募集中です!

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