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Photo byhiiro_archive153

パパありがとう、そして遺骨を渡した日

    ※夫の自死から半年後の遺族の想い、遺骨のことが書かれています。


    自分の中で、結婚していたこと、夫がいたこと、私のことを人として、女性として大切に思ってくれた人が存在したことが、まるで夢だったような感覚になる。

    パパは今どこにいて、どんな状態でいるんだろう。
    パパの気持ちや今の状況をレポートしてほしい。

    パパの代わりはいない。

    ぎゅーって抱きつきたい。
    パパの上にごろんとしたい。
    上に乗っかられて「グエー苦しい!」って言いたい。

    発言や行動、心の中で思うことまで、パパの目線を意識してしまう時がある。
    見透かされていそうで、でも見ていてほしい気持ちもある。
    大事だったんだよと、必要以上に表現する自分と、懺悔の気持ちが交錯する。

    これから先、私はどうなっていくんだろう。

    パパの遺骨を、義理のおかあさんが引き取りたいと言った。
    もうお墓に入れてあげたいと。
    離れるのがつらくて、お墓のことを考える気力も無くて、ずっとリビングに置いていたんだ。

    考えて考えて、結局あまり考えられなくて、渡すことにした。


    渡す前日の夜、パパの遺骨とお酒を酌み交わした。
    涙が止まらなかった。

    当日、パパの遺骨を乗せた車が去るとき、もうパパに「いってらっしゃい」を言うことは二度とないんだと気付いた。


    顎の力を抜けない。
    歯を食いしばりながら笑顔でいる。
    普通を装って生活している。

    チャーミーグリーンの老夫婦みたいに手を繋ぎながら仲睦まじく、とはなれなくても。腐れ縁みたいに文句を言いながら思い出話をしながら笑ったり、なんだかんだ一緒にいる、じいちゃんとばあちゃんになるんだと思っていた。

    パパがいるだけで、私は最強なパワフルママになれたよ。

    パパ、ありがとう。
    私に恋を教えてくれてありがとう。
    私に愛を教えてくれてありがとう。
    私に家族を持たせてくれてありがとう。
    女性として大切にされることを教えてくれてありがとう。





    最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
    ここに書いているのは特別な話ではなく、私の日常です。

    同じような気持ちを抱えている方にも、そうでない方にも、何かが届けばうれしいです。

    🌿 時期ごとに、まとめています。
    「またね」 の距離感で、いつでも遊びに来てください。



     
     

    ひの

     
     
    自死で夫を亡くしたママです。子どもたちとの日常や、思い出・心の揺れをやさしく綴っています。  読んでくれてありがとう。 Xは、@hinolife1224 です。

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