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10人のベテランが退職する日までに

    「老老介護」

    みなさんも、ニュースなどで聞いたことがあるかもしれません。

    医療の発達や高齢者施設の増加などもあり、日本では平均寿命が延びています。

    その一方で、高齢の親を介護する子どもや、配偶者を介護するパートナーも高齢化している現状があります。

    介護を必要とする人だけでなく、介護を担う人も年齢を重ねていく。

    これは、介護の現場だけでなく、医療の現場でも同じことが起きているのかもしれません。

    1.支える人たちの高齢化

    私の働く施設には、約60名の介護士がいます。

    みなさん、利用者さんのために一生懸命、日々のケアや介護に奮闘されています。

    そのうち、50代後半の職員が約10名います。

    みなさん年齢を感じさせないほどパワフルで、頼りになる方ばかりです。

    しかし、実際にお話を聞いてみると、

    「疲れが取れなくなってきた」

    「いろんなところが痛くなってきた」

    そんな言葉が聞かれることもあります。

    どんなに元気そうに見えても、年齢とともに身体への負担は大きくなっていく。

    それは、私自身も感じていることです。

    2.数年後、現場はどうなるのだろう?

    私の働く施設では、60歳を超えると定年を迎える職員が多くいます。

    本人が希望すれば65歳まで働く、そんな場合もあるでしょう。

    しかし、60歳を超えても、今と同じ業務を続けられるのだろうか。

    身体への負担が大きい介護の仕事だからこそ、簡単なことではないと思います。

    ただでさえ人員が少なく、新しい介護士もなかなか入ってこない。

    そんな状況の中、数年後には、今いる50代後半の職員約10名が定年を迎える可能性があります。

    そのとき、現場はどうなってしまうのだろう。

    考えるだけで、正直ゾッとします。

    3.介護の未来を支えるために

    介護を必要とする高齢者が増える一方で、介護を担う人材は不足している。

    そして、今いる職員も年齢を重ねていく。

    この問題に、簡単な解決策はありません。

    そんななか、私の働く施設では、外国人留学生を受け入れ、介護士として働いてもらう制度などを積極的に取り入れています。

    外国から新しい仲間を迎え、介護の現場を支えていく。

    そうした取り組みが、これからますます重要になっていくのだと思います。

    4.私にできること

    私1人にできることは、限られています。

    私1人で大きな問題を解決することもできません。

    それでも、見知らぬ土地で、頑張ろうとしている、新しく仲間になってくれた人たちが、安心して働き、成長できるように。

    そして、利用者さんの生活をこれからも支えていけるように。

    10人のベテランが退職する日までに、私にできることは何だろう?

    そんな思いを胸に、今日も目の前の業務に、精一杯取り組んでいこうと思います。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍊

     
     
    病院・老健・特養を経験したOT|「仕方ない」を「こうしたらできる」に変えていく|利用者のために、まず現場から|介護・リハビリの改善を発信中🍊

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