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アガベ用土、どこまで考えてますか?〜基本配合とその理由、株サイズ・環境別の調整まで〜

はじめに|根が死んでいるのに、葉は笑っている

アガベは、嘘をつく植物だ。

根がボロボロになっていても、しばらくは葉がぴんとしている。「元気そうだな」と思って放置していたら、気づいたときにはもう手遅れ。鉢から引き抜いた瞬間、根がスカスカだったり、黒くぬるぬるになっていたりする。あの落胆を、一度でも経験したことがある人は多いはずだ。

だから用土が大事なのだ、と自分は思っている。

葉の状態ではなく、土の中の環境が根の健康を決める。根が健全であれば株は育つ。根が弱っていれば、どんなに水やりや日照を工夫しても、アガベは本来の姿を見せてくれない。

用土は「見えない根のための環境設計」だ。そしてその設計を間違えると、しばらくは気づかないまま株が蝕まれていく。

今回は自分が実際に使っている配合と、なぜその配合に行き着いたのかを書く。「これが正解」とは言わない。でも「なぜこう考えるのか」という思考の筋道は、あなたの用土選びに何か使えるものがあると思っている。
自分の基本配合|シンプルに見えて、一つひとつ理由がある

まずベースから。

 
 
300株のハイブリッドアガベを育てる育成家。年に数回、台湾の鬍子多肉植物園區を訪れ作出者と直接交流。「あなたの桃花塢はAIと勘違いされた」と言っていただいた育成を目指しています。マーケター・企業コンサルタントとしても活動中。見た分だけ、育つ。株も、仕事も。

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