メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bytarohanamana

娘、来年の選択授業選び

    高校では来年の選択授業選びが始まっています。
    娘は来年Year11になります。Year11からはNCEAと呼ばれる高校卒業認定につながる試験が始まります。Year11で取得するのはNCEA Level1。取得には各授業でのテストでAchieve以上を取る事と、全60クレジットの単位取得が必要になります。大学っぽい。

    Year11で必須授業となるのは、英語と数学、科学の3科目です。娘の場合、英語分野はESOL(英語補修授業)を取っているので、ESOLでNCEAを取得する事になります。これまで必須だった体育は必須授業から外れます。
    選択できる授業数は3つ。
    NCEAはYear12でLevel2を、Year13でLevel3を取得します。Level2取得で高校卒業認定。Level3取得で大学進学への切符となります。もし途中で選択授業を変更して取り直すとなると大変になるので、Year11での授業選択はとても重要になります。

    そんなわけで、とっても大切な授業選びを前に、保護者と生徒を対象にした説明会が実施されました。簡単な説明の後は、科目ごとの説明会や相談会が実施されます。大学や専門学校からもスタッフが来てブースが開かれ、大学の学科や、その学科に入る為に必要な高校の科目が書かれたパンフレットが配られていました。それにしても今15歳。来年16歳。こんな早い段階で、どの大学の何学科に行きたいのか、将来何になりたいのか、ハッキリ決まっている子の方が少ないんじゃないでしょうか。

    当日まで娘といろいろ話してはいたものの、けっこうのらりくらりとしていたので、ちゃんと先生と話し合いしてくれるか心配でしたが、いざ始まってみるとちゃんと先生とお話をしてくれていました。
    まずはアート分野の説明会に出席し、その後は第二言語の相談ルームへ。
    これまで2年間中国語をとってきたのですが、読むのと話すのが苦手な娘は、このまま中国語でNCEAを取るのは厳しいと感じたようで、日本語クラスへの移動を相談しました。
    通常、前年とっていない言語への移動はできないんですが、娘は日本語話者という事で、日本語の先生(NZ人)から快く了解いただきました。日本語補習校に通っているという点も大きかったようです。日本語の先生は補習校をご存知でした。

    フード分野は、Year11から栄養学、フードテック、フード&ホスピタリティの3種類に分かれます。しかし選択授業は3科目しか取れないので、フードテックの先生に優先して取った方が良い科目を相談していました。その結果、より実技が多いフード&ホスピタリティを取る事に決めたようです。

    ちゃんと先生に聞くべき事を聞き、言うべき事を言えるようになっていて、娘の成長を実感しました。

    どんな選択授業があるのか

    選択授業は幅広くて本当に興味深いです。
    例えばアート分野では

    • Visual Art(アナログアート多め)

    • Design & Photography(デジタルアート&写真)

    • Cambridge Art(海外の大学入試で活用されるCambridgeを取得する為のコース。美術史)

    • Dance

    • Drama(演劇)

    • Cambridge Music

    • Contemporary Music

    かなり多岐にわたります。社会分野でも4科目ぐらいに分かれるんですが、選択授業だからとらない人もいます。NZの歴史についてはYear7〜10の間で学ぶ機会があるんですが、選択しなければ世界史さえ学ばないというのは、ちょっと残念だなぁと思います。
    日本語補習校でも日本史をやる学年はあるけど、世界史をやる学年がないんですよね。どこかで世界史の話をしてあげたいけど、聞いてもらえるかしら。

    テクノロジー部門はさらに科目がたくさんあります。

    • Electronics & Mechatronics

    • Interactive Game Design

    • Product & Digital Design

    • Software Engineering & Computer Science

    • Generative AI Technologies

    • Practical Computing

    • Design & Visual Communications

    IT分野だけでもこれだけ細分化されています。デザイン系はこちらにもいくつかあって、さらにソフトウェア開発やゲーム開発、AIテクノロジーの科目がすでに独立しているのに驚きました。

    • Food & Nutrition

    • Food Technology

    • Hospitality Food Studies

    • Fashion Design Technology

    • Building Construction

    • Engineering

    • Multi Materials Technology

    いやすごいな!ここには書いていない選択授業もあるので、こんなにたくさんの中から3つしか選べないなんて悩ましい・・・。
    実は技術系の科目に関しては、さらにおもしろいシステムがあります。
    いわゆるダブルスクールなんですが、週4日ほど高校に通い、週1日〜2日、専門学校で技術系の科目を学ぶというやり方があるそうです。もちろん専門学校への学費はかかります。でも分野によってはより専門的な環境で学べて、単位も取得できるというメリットがあります。
    (フード系だとあまりメリットを感じないけど、IT系や建築系だと意味があるのかも)

    先生に聞いてみたら、良いシステムだけど、かなり忙しいとの事。確かに大変そう。Year11から選べる学び方のようですが、とりあえずYear11は普通に高校生しててくれたらいいかな。


     
     

    Takaya

     
     
    ニュージーランドの南島、クライストチャーチ在住。 長女、長男、次男3人の子供の日々の出来事と、日常の話など。

    あなたへのおすすめ