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*ボーイング 767‑381ER

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    ボーイング 767‑381ER

    運航会社

    全日本空輸(ANA)
    2021年3月に日本での登録抹消。
    現在は貨物機として「N390CM」で運航

    全長 約54.9m(767‑300ER 共通仕様)
    全幅約47.6m全高約15.9m
    標準座席数 約200〜260席(ANA 国内線仕様は約270席前後の時期もあり)
    巡航速度 約850km/h(マッハ0.80)
    航続距離 約9,400km(767‑300ER 一般仕様)

    JA604A は、長年 ANA の国内線・国際線を支えてきたボーイング767 の一機です。特に 2015 年からは「STAR WARS ANA JET」として活躍し、空港で見かけるとついカメラを向けたくなる存在でした。青い ANA カラーに映画の世界観が重なり、子どもから大人まで多くのファンに親しまれた機体です。退役後は貨物機として新たな役割を担い、今も世界の空を飛び続けています。

    過去の特別塗装

    STAR WARS ANA JET(2015年11月〜2019年3月)
    スター・ウォーズプロジェクトの一環として運航され、R2-D2 やストームトルーパーが描かれた人気機でした。

    JA604A が STAR WARS 塗装をまとっていた頃、空港での存在感は本当に特別でした。青いラインが印象的な ANA の機体に、映画の世界観がそのまま重なり、滑走路に姿を見せるだけで周囲の視線が自然と集まっていました。とくに R2‑D2 のデザインは子どもたちに大人気で、ターミナルの窓際では「来たよ」と声が上がることも多かったように思います。

    撮影していると、普段の 767 とは違う「お祭りのような空気」がありました。離陸前にゆっくりとタキシングしてくる姿は、まるで映画のワンシーンが現実に飛び出してきたようで、ファインダー越しに思わず笑顔になってしまう瞬間が何度もありました。夕暮れの光を受けて機体の青が少しだけ深く見える時間帯は、特に美しく、撮影者にとっては忘れがたい時間です。

    STAR WARS プロジェクトの終了とともに通常塗装へ戻りましたが、あの数年間は「飛行機を好きな人も、そうでない人も一緒に楽しめた特別な季節」だったと感じています。JA604A は、ただの特別塗装機ではなく、空港に小さなワクワクを運んでくれた存在でした。

    貨物機としての現在の姿

    JA604A は ANA を退役したあと、貨物改修(BDSF)を受け、現在は 「N390CM」 として北米を中心に運航しています。 運航会社は Cargo Aircraft Management(CAM) の管理下にあり、実際のフライトは ABX Air や関連会社が担当することが多いです。

    貨物機になったことで、外観は旅客時代とは大きく変わりました。胴体左側には大型のメインカーゴドアが設置され、客室窓はすべて塞がれ、白を基調としたシンプルな貨物機らしい塗装になっています。旅客機時代の STAR WARS 塗装の面影はありませんが、その分「働く飛行機」としての力強さが際立っています。

    フライトは深夜帯や早朝に多く、アメリカ国内のハブ空港を結ぶネットワークの中で、荷物を効率よく運ぶ役割を担っています。旅客機としての華やかな姿から一転、今は物流の裏側を支える縁の下の力持ちとして活躍しているのが印象的です。

    貨物機になっても、767 の持つ信頼性と扱いやすさはそのままで、長距離から中距離まで幅広い路線に投入されています。かつて日本の空を飛んでいた機体が、今も世界のどこかで確実に仕事をこなしていると思うと、撮影者としては少し誇らしい気持ちになります。



    B6を開発母機とする自衛隊機

    空中給油・輸送機 KC-767

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    空中給油・輸送機 KC-767
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    空中給油・輸送機 KC-767

    KC‑767 は、ボーイング767‑200ER をベースに開発された航空自衛隊の空中給油・輸送機で、民間機由来の信頼性と軍用機としての高い任務能力を両立した機体です。 767‑200ER の広い胴体と長い航続性能を活かしつつ、軍用仕様として機体構造を強化し、空中給油ブームや軍用通信装備を追加。自衛隊仕様の KC‑767J は、主にブーム方式による給油に対応し、戦闘機から大型輸送機まで幅広い機種への給油が可能です。

    また、貨物輸送や人員輸送にも柔軟に対応でき、災害派遣や国際任務でも重要な役割を担っています。民間機を母体とした静粛性と安定した飛行特性は、長時間の任務において大きな利点となり、航空自衛隊の空中機動力を支える中核的存在となっています。

     
     
    日々のなかで出会った風景や、旅先でふと立ち止まった瞬間を、写真と言葉でそっと記録しています。光の揺らぎや季節の移ろい、土地に流れる静けさを大切にしながら、心に残った景色を丁寧に切り取っています。

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