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徒然:雨の日の通学路

    水たまりがリズムを刻む朝
    しずくのカーテンの奥で
    小さな手が母の指を探す

    長靴が跳ねた雨粒は
    まるで花火のようにほころび
    ピンクの傘が空の色を塗り替えてゆく

    通い慣れた道が
    雨にぬれて輝いて
    ふたりだけの冒険路になる

    あの日のぬくもりは
    今も胸の奥でそっと鳴る雨音に似て
    何気ない朝をやさしく包んでくれる

    fin

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