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Photo byuranus_xii_jp

オリジナル・サウンドトラック 「SOUND of The Sky Crawlers」

     わたしは映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の音楽に惚れ込み、大音量で聴くべく、上映期間中は何度も映画館に通い詰めました。

     まるで迷子になった誰かが「助けて」と泣いているかのように哀しい旋律ばかり。

     それがいつまでも耳に残ってしまったから。


     ⭐️CD



     そして今、このサウンドトラックを再生していると、自分もこの映画の登場人物たちと共にパイロットになって大空を飛翔していくかのような不思議な感覚に襲われます。

     きっと、かつてわたしが「迷子」だと思ったのは、この映画の登場人物全員。

     みんな、くる日もくる日も戦闘に明け暮れていました。

     「敵」の側の人たちに対しても、「味方」の側の人たちに対しても、特に心を大きく揺らすことがないまま、命を奪ったり奪われたりしていました。

     自分たちがどう抗おうともどうにも変えられない現実に「打ちひしがれる」というよりはどこか諦めながら。

     それでも、空はどこまでも綺麗。

     たとえどんなに現実が残酷でも。

     朝も昼も夜も、空は美しい。

     わたしはどの曲も好きですが、特にメインテーマは何度聴いてもいいです。

     みんなが空に身を委ねるうちに、いつの間にかひとり、またひとりといなくなっていく感じがして、哀しい曲調なのですが。

     とても心を惹かれます。

     聴いていると、ふと空を見上げたくなります。

     空の上の世界で誰かがひとりで泣いていないか、どうしても気になって。


     
     
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