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Photo byhidemaro2005

それだけ危うさの中を生きている

    先週買ったヒヤシンスが開花し始めた
    とても花つきがよく
    喜びで、ヒヤシンスを何度見ても飽きない
    「可愛いな、可愛いな」と蕾を愛でる

    花が咲くなんて、当たり前かもしれない
    息をするのと同じくらい
    わたしは、そこにある生命が尊くて素直に嬉しい

    ああ、心が砕けることない
    無事に過ごせる日が、いかに幸せか

    普通がどこにもないから
    何も恐れることがないときは
    この上ない贅沢な幸せや喜びだと気づかされる

    氷上を歩く度に足元を確認するような
    言葉を発するたびに他人の顔色を伺う
    何か地雷が埋まっている人や場所
    期待とは別個に立つ、自分への憐み

    傷つき、疲弊が募り
    生きた心地のしない日々を味わうと
    「何もない平穏なとき」が、実は当然ではなかった

    ヒヤシンスが咲くだけと、失笑されそうな
    それだけ危うさの中を生きている

    何もない日常は
    けして自分ひとりで得られるものではなく
    誰かや何かに支えられて
    はじめて与えられた、奇跡の一瞬

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    人の淋しさは対象によって癒される、淋しさ わたしの淋しさは 万物でも癒されない定めの淋しさ 手に握る砂が指から零れてしまう 狂人には沈黙を、佳人には微笑みを わたしはわたしの道を歩んでいるだけなのに ©️ももまろうめこのnoteは私に著作権があります 無断転載禁止です

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