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有限の命(2)


    命は
    永遠ではないから
    こんなにも
    あたたかい

    朝の光が
    今日だけの色をして
    名前を呼ばれる声も
    一期一会の響きを持つ

    失われていくものがあるから
    手を伸ばす
    離れていく日があるから
    今を抱く

    心臓の音は
    小さく
    確かで
    「ここにいる」と
    何度も教えてくれる

    泣いた日も
    笑った日も
    全部が
    命の重さ

    いつか終わると
    知っているから
    人は
    やさしくなれる

    誰かを想い
    不器用に
    愛してしまう

    有限の命は
    弱いようで
    とても強い

    消えてしまうからこそ
    ちゃんと
    残る

    あなたが今日
    誰かに向けた

    小さなぬくもりも

    この世界に
    確かに
    生きている






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