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Photo byryokan1123

『書店でじっくりと紙の書籍を選ぶ』それは至福の時間。

    変化を繰り返す時代の波に乗りながら、書店とそこに並ぶ本に癒される。


    小さなころ。
    月イチくらいで、地下1階から地上3階まである書店に連れていってもらっていた。
    カッコ良いオトナの場所、と思っていた。
    仕掛け絵本をあれこれ見たり、平積みされた本から読みたいものをあれこれ選んだり。
    ドリルや事典を見て、面白そうなのがあれば買ってもらう。

    母は学びのために買ってくれたのだろう。
    それらは皆、大好きなお気に入りのおもちゃだった。

    漫画も小説も雑誌も参考書も、なんなら辞書まで。
    製本されているものは何でも読んだ。…されていないものも何でも読んだ。

    10代のころは、友達と近所の書店へ。
    それぞれが別の本を買い、交換して読んだ。
    書店にある新刊リストをチェック、発売日には自転車とばしてゲットした。

    高校のころ。試験前の帰りが早い日。
    勉強ではなく、書店めぐりをした。
    ミスドで本を気が済むまで読んだ。

    国家資格を得るために学んだ時期。
    専門書を買いに大きな書店へ足を運んだ。
    本は重いが足どりは軽かった。

    小学生のわが子らと書店へ向かう。
    それぞれ好きな本を手にとる。夢中になる2人。
    小さな頃の書店の思い出と重なった。



    どこかへ出掛けた時、そこに書店があれば立ち寄りたくなる。どんな本が置いてあるか、どんな風に置いてあるか。今その店で買われている本は。

    新しい本を手にとり、そっとひらく時、心が喜ぶのを感じる。好みの表紙、装丁であれば、手にとらずにはいられない。

    …そもそも、本のかたちそのものが好きなのだ。

    新しい本の香りも、分厚くぴったりと重なった紙の感じも、持ったときの不思議と手に馴染むところも。

    …ちょっとヘンかも(^^;


    駅ナカの書店。
    電車を待つ間にさっと寄ってみたり。
    時間に余裕があればゆっくりと。
    疲れた頭の休養に、書店に入る。

    百貨店やモールの書店。
    休日たっぷりの時間をかけて、たくさんの本に出会う。

    大型書店。専門分野の学術書など求めて。
    気付けば、専門でない本まで…(^^;


    街から書店が消える事などあれば、
    わたしはどうしたら良いでしょう?
    わたしはどうなってしまうでしょう…

    この怒涛の変化の時代こそ、
    紙の本の並ぶ書店に、癒されれていたい。


    読んでくれて、ありがとう。

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