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Photo bynarunico_

[詩]空の花嫁

    香る坂下りて
    陽西に寄りかかり
    萌黄の山包み照らしき

    棚田広ごりつる水鏡
    農夫の菅笠

    真珠貝の開くごとき
    素肌をなむ晒す空ある

    重ねたる白襟にうつぶく
    花嫁の後ろ姿

    引きずりて豊かに袖の
    押し広げて羽ばたく
    鶴のいと白きこと

    浮かぶ雲は角隠しや
    はらはら隙間より
    降り注ぐは真珠の涙ならむ

    花嫁いづくに嫁ぐ

    花嫁空にや嫁ぐ

    菅笠の内見えて
    重き腰をば伸ばしける




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    Thank you for reading my poem.
    Have a wonderful day.


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    詩を書いています。学生時代、中原中也の研究をしていました。島崎藤村、室生犀星、高村光太郎、宮沢賢治、なども好きです。小説は夏目漱石、芥川龍之介、三島由紀夫が大好きです。