
オリンパスがイスラエル企業買収。排除されても「地球は動く」。
オリンパスがイスラエルの医療機器メーカーBioProtect(バイオプロテクト)社を買収すると発表したと報じられました。
日経の記事には以下のようにあります。
オリンパスは26日、イスラエルの医療機器メーカーBioProtect(バイオプロテクト)社を買収すると発表した。買収額は2億7000万ドル(約430億円)。前立腺がん向け製品を取り込み、泌尿器科の領域を強化する。
同日付で買収契約を結んだ。買収は6月末までに完了する見込み。オリンパスは2027年3月期の業績への影響について「精査中」としている。
バイオプロテクトは2004年設立。患者の外科手術などで健康な組織を保護する技術をもつ。
主力製品は前立腺がんの放射線治療で使う医療機器だ。前立腺と直腸の間に置いてバルーン(風船)を膨らませることで、健康な部分に放射線を照射するリスクを減らせる。バルーンは体内で分解され、治療後に取り除く必要がない。
オリンパスは消化器内視鏡を主力とする一方、泌尿器関連にも力を入れている。これまでに腎盂(じんう)尿管向け内視鏡や、尿路結石を砕く装置を販売してきた。
オリンパスも自社HPで発表しています。
オリンパスHPには
本買収は、最先端技術の展開を加速させ、患者さんの安全・アウトカム向上に注力するオリンパスの経営戦略に沿って、泌尿器およびがん治療領域における当社の取り組みをさらに強化するものです。
とあり、「オリンパス 執行役 サージカルインターベンションソリューションズディビジョンヘッド」というとても長い肩書を持つ倉本 聖治氏が
「バイオプロテクト社をオリンパスに迎えることができ、大変うれしく思います。同社は、前立腺がん治療において高い独自性をもつソリューションを提供しており、臨床面での高い価値に加え、市場導入初期から確かな実績を示しています。バイオプロテクト社の強みと、オリンパスのグローバルな事業基盤やこれまで築いてきた医療従事者との関係性を組み合わせることで、患者さんのアウトカム向上を支援し、前立腺がん治療のさらなる発展に貢献することを目指します。」
とコメント、バイオプロテクトのCEOであるイタル・バルネア氏も
「泌尿器およびがん治療領域への事業拡大を進めるオリンパスの一員として加わることができ、大変光栄に思います。当社独自のスペーシング技術をオリンパスのポートフォリオに組み込めることを楽しみにしています。今回の取り組みは、当社、パートナーである医療従事者の方々、そして患者さんにとって大きな前進です。革新的な技術、卓越した臨床的知見、そして事業規模を活かし、前立腺がん治療を受ける男性患者さんへ質の高い医療の提供を目指します。」
と述べています。
なんだか、これを読むだけで