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Photo byandy37927

そういうものにわたしはなりたい

    小学生のときだったか、初めて読んだ宮沢賢治の「雨ニモマケズ」
    (現代かなづかい)

    雨にも負けず 
    風にも負けず
    雪にも夏の暑さにも負けぬ
    丈夫な体を持ち
    欲はなく 
    決して怒らず
    いつも静かに笑っている
    1日に玄米4合と
    味噌と少しの野菜を食べ
    あらゆることを
    自分を勘定に入れずに
    よく見聞きし 分かり 
    そして忘れず
    野原の松の林のかげの
    小さなかやぶきの小屋にいて
    東に病気の子供あれば
    行って看病してやり
    西に疲れた母あれば
    行ってその稲の束を負い
    南に死にそうな人あれば
    行って怖がらなくてもいいと言い
    北に喧嘩や訴訟があれば
    つまらないからやめろと言い
    日照りのときは涙を流し
    寒さの夏はおろおろ歩き
    みんなにデクノボーと呼ばれ
    ほめられもせず 
    苦にもされず
    そういうものに 
    私はなりたい

    若いころ、自分はそういうものになれないけれど、そういう人にもし出会えたら、その人のために尽くしたいと思った。

    今でも、そういうものになりたい、と思っている人が私は好きだ。

    なりたいと努力している風には見えないけれども、そういう生き方をしている人がいる。素敵だなあと思う。

    私も、そういうものになりたい、と思う。
    あと何年生きたらそういうものになれるだろうか?
    ただ生きてるだけではだめだな。



     
     
    高校と支援学校、合わせて35年教員をしていましたが、58才の時に早期退職しました。 2人の子(もう大人)の母です。 子育て、教育、障がい(特に発達障がい)、退職後の生活、老親のこと、孫のことなど、気楽に書いていますので、気楽にお読みください🥰

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