
勝てるパターンは3つでいい。インジ30個入れてた僕が気づいた「引き算のトレード」
先日、近所のスーパーで買い物してたら、隣のおっちゃんが値引きシールのお惣菜を真剣に吟味してたんですよ。
その表情が、僕がチャートの押し戻りを待ってるときとまったく同じだった。
(いや、30円引きのコロッケにそこまで本気出す?……って思ったけど、僕もローソク足1本に同じ顔してるわw)
まあ、そんな僕がずっと思ってることがあって。
FXで「もっと大きく獲りたい」が口癖の人ほど、なぜか月トータルで負けてる。
今日はこの矛盾について、ちょっと掘り下げてみます。
「一撃100pips」に憧れる人が見落としていること
FXを始めると、だいたい一度はこう思いますよね?
「スイングで100pips獲れたら、もう人生変わるんじゃないか」って。
気持ちはわかります。
僕も数年前まで同じことを本気で信じてました。
でも、よく考えてみてください。
一撃100pipsを狙うということは、その間ずっと含み損に耐え続けるリスクを背負うということ。
大きく獲ろうとするほど、大きく耐えなきゃいけない。
これ、シンプルな物理法則みたいなもんなんですよね。
専業トレーダーが「10pipsが一番おいしい」と言った理由
先日、あるコミュニティで知り合った専業トレーダーの先輩と飯を食ったんです。
その人、派手さはまったくない。
でも月の収支がめちゃくちゃ安定してる。
僕が「一番おいしいトレードって何ですか?」って聞いたら、意外な答えが返ってきました。
「デイトレで10〜20pipsを淡々と獲るやつが一番おいしい」
正直、ちょっと拍子抜けしました。
「え、地味じゃないですか?」って聞き返したら、笑いながらこう言われたんです。
「ハイレバで一撃ドカンってみんな夢見るけど、あれ、メンタルが持たないんだよ。一回勝っても次で倍張りたくなるし、負けたら取り返そうとして崩壊する」
そして、こう続けました。
「毎日10pipsでも獲れるパターンが3つあれば、月トータルで見たらハイレバ一撃より全然上なんだよ」
数字で見ると、差は歴然
ちょっと計算してみましょう。
パターンA:一撃100pips狙い
月に2〜3回チャンス
勝率40%(良くて)
勝ち:+100pips × 1回 = +100pips
負け:−50pips × 2回 = −100pips
月間:±0pips(しかもメンタル崩壊リスク付き)
パターンB:10〜20pips積み上げ
月に15〜20回チャンス
勝率65%
勝ち:+15pips × 13回 = +195pips
負け:−10pips × 7回 = −70pips
月間:+125pips(メンタルほぼノーダメージ)
どっちが「おいしい」か。
もう、一目瞭然ですよね。
ハイレバ一撃に憧れていた僕の黒歴史
偉そうに書いてますが、僕も昔はバリバリの「一撃狙い派」でした。
ドラクエで言えば、MPが1しかないのにメラゾーマを撃とうとしてるタイプです。
(いや、まずはメラから覚えろって話w)
100万溶かした翌日に200万入金したこともあります。
冷静に考えたら意味不明なんですけど、あの頃は「次こそ取り返す」しか頭になかった。
完全に、ギャンブルの思考回路です。
でもね、逆行極小のパターンを軸にして「毎日これだけ獲る」って決めてから、トレードがまるで変わったんです。
チャートを見る時間が減った。
含み損で胃が痛くなることもなくなった。
何より、「明日もトレードできる」っていう安心感がある。
これが、あの専業トレーダーの先輩が言ってた「おいしさ」の正体でした。
勝ち続けるトレーダーが「やらないこと」
安定して勝ってる人に共通してるのは、「何をやってるか」じゃなくて「何をやらないか」が明確なこと。
具体的には、こういうことです。
自分に合った時間足以外は見ない
勝てるパターンを3つに絞って、それ以外は手を出さない
「もっといい手法があるはず」という誘惑に乗らない
たった3つ。
でも、これを徹底できる人がどれだけ少ないか。
「もっと勝率の高いインジがあるはず」って、終わらない聖杯探しの旅に出てしまう。
聖杯コレクターの行動パターンには、皮肉にも一貫性がある。
乗り換え続けることだけは、徹底してるんですよw
(僕も昔はインジケーター30個入れてました。チャートが見えないっていう本末転倒w)
少ないからこそ、強い
勝ってるトレーダーほど、使ってるパターンは少ないんです。
少ないから、迷わない。
迷わないから、メンタルが安定する。
メンタルが安定するから、ルール通りにできる。
ルール通りにできるから、結果が安定する。
この好循環に入れるかどうかが、すべて。
逆に言えば、パターンが多すぎる人は、毎回「どれで入るか」で迷う。
迷うから判断が遅れる。遅れるから中途半端なエントリーになる。そして負ける。
負の連鎖は、「選択肢が多すぎる」ことから始まってるんです。
まとめ:10pipsを笑うな
一撃100pipsの夢を追い続けるか。
それとも、10pipsを淡々と積み上げるか。
答えは、数字が教えてくれてます。
小さく獲る力がある人だけが、大きく勝てるステージに立てる。
まずは自分の「勝てるパターン」を3つ見つけること。
そしてそれ以外を、勇気を持って捨てること。
地味に見えるかもしれない。
でもこれが、安定して勝ち続けるための最短ルートです。
Have a Nice Trade!
追伸1
今日お伝えしたテクニカルの話、もう少し体系的に知りたくなったら。
「いつ入って、いつ出て、何を見るのか」
この一連の流れを、3ヶ月の学習ロードマップとして別の記事にまとめています。
▶ 12週間ロードマップの全貌
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追伸2
あの専業の先輩に「10pipsで満足できないんですけど」って相談したら、
「10pipsに満足できないやつが100pips獲れるわけないだろ」
って笑われました。
ぐうの音も出なかった。
この一言が、僕のトレード人生で一番効いたかもしれない。
小さく勝つことを「しょぼい」と思ってるうちは、大きく勝つ資格がない。
そういうことなんだと思います。
ちなみに、帰り道に寄ったコンビニで肉まんを買おうとしたら、「あんまん」しか残ってなかった。
小さな期待を裏切られる痛み。
これもある意味、損切りの練習ですね(違う)。
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