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塩味はなぜおいしいのか?

    今日は日曜なので、いつもより遠くまでウォーキング。
    そこでモーニング&読書をしてみた。
    日曜の朝だけどカフェには結構人が入ってて、なんだか賑やかだった。

    最近はスマホから注文するお店も多いけれど、このお店は通常のオーダーも受け付けてくれる。ありがたい。

    オーダーに来てくれたのは、大学生だろうか。
    朝から笑顔で、気持ち良いアルバイトさんだなと思った。

    日曜の朝早くからアルバイト。
    ふと、自分の学生時代を振り返ってみる。
    私は、楽なアルバイトしかしてなかった。家庭教師と病院の受付。
    だから、こうして朝早くからアルバイトをしている学生さんを見ると、昔の自分と比べて、頑張ってるなぁと、無条件に応援したくなる。


    モーニングについてきたゆで卵。
    塩をかけようとして手を止めた。
    喫茶店などに置いてあるサラサラの精製塩は、私には時々とても塩辛く感じる。
    なので、かけるのをやめてそのままパクリ。
    味気ないけれども、不味くはない。卵の味がする。
    でもやはり塩があったほうがより美味しいのは間違いない。

    そこでふと思った。
    なぜ人は、塩味を美味しいと思うんだろうと。


    気になったので、調べてみた。
    すると、塩味を「美味しい」と感じることには、ちゃんと理由があった。

    塩に含まれるナトリウムは、人間が生きていくために欠かせないものらしい。
    体の水分量を調整したり、神経から神経へ情報を伝えたり、筋肉を動かしたり。
    私たちの体は、ナトリウムなしではうまく機能しない。
    でも、ナトリウムは体内でつくることができない。
    だから食べ物から摂る必要がある。

    だから人間には、必要なナトリウムを含む塩味を「美味しい」と感じ、自然と摂取する仕組みが備わっているのだという。

    なるほど。

    「塩味が好き」というより、私たちの体が、生きるために塩を求めているのか。

    そう考えると、ゆで卵に塩をかけたくなることさえ、なんだか壮大な話に思えてくる。

    しかも塩味は、濃ければ濃いほど美味しいわけではない。

    少なければ物足りない。
    ちょうどよければ美味しい。
    多すぎれば、しょっぱい。

    必要だけれど、摂りすぎてもいけない。
    ちゃんと「ちょうどいいところ」を美味しいと感じるようにできているらしい。

    塩には、それ自体の味だけでなく、ほかの味を引き立てる働きもある。
    甘味やうま味を強く感じさせたり、苦味をやわらげたり。
    料理をしていて、最後にほんの少し塩を加えただけで、「あ、味が決まった」と感じることがある。
    あれにも、ちゃんと理由があったのだ。
    そういえば、スイカに塩をかけると甘く感じる、なんて昔から言う。

    塩は、自分が美味しいだけではなく、ほかの「美味しい」まで連れてくる味なのかもしれない。

    モーニングのゆで卵。
    塩をかけなかったことで、私は朝から「塩と美味しいの関係」を考えることになった。

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