
【2026年最新】 情報処理安全確保支援士試験 科目B 合格対策|記述根拠を拾うログ時系列7手順
情報処理安全確保支援士試験の科目Bで、ログを上から全部読んでいませんか。行数の多いログは読解問題ではありません。設問が求める主体、時刻、結果の三点を先に固定し、必要な行だけを時系列へ載せる問題です。
この記事ではログ記述を7手順に整理します。無料部では、不正ログインの成否と侵害アカウントを答えるところまで実演します。
ログは「誰が・どこから・何をして・成功したか」で束ねる
ログ種別が違っても、軸は四つです。
・時刻
・送信元または利用者
・対象
・結果
最初から攻撃物語を作ると、失敗ログを侵入成功と誤認します。先に設問の主語と要求文字数へ印を付け、成功を示す語、失敗を示す語、対象の識別子を探します。
【実演】認証ログとVPNログから侵害を判定する
設問です。
次の記録がある。09:12にIPアドレスXから利用者tanakaへのVPN認証が失敗。09:14に同じXからtanakaへのVPN認証が成功。09:16にVPNで割り当てられたアドレスYからファイルサーバへtanakaとして接続し、顧客一覧を取得。tanaka本人は09:00から社内会議中でVPNを使用していない。侵害された可能性が最も高いアカウントと、その根拠を答えよ。
手順1 問われた二枠を作る
解答枠は「アカウント」と「根拠」です。原因や対策はまだ書きません。
手順2 主体を一本化する
認証ログの利用者はtanaka。VPN成功後の内部アドレスYも、同じセッションとしてtanakaへ対応します。
手順3 成功行だけを起点にする
09:12は失敗なので侵入成立の根拠にはしません。09:14の認証成功が境界です。
手順4 成功後の行動をつなぐ
09:16にYから顧客一覧を取得しています。成功したVPN接続の後に、同じ利用者名で情報アクセスが発生しています。
手順5 正規利用の反証を置く
本人はVPNを利用していません。この事実が、単なる本人操作という説明を弱めます。
手順6 本文の語で短く書く
アカウントはtanaka。
根拠は「本人が利用していない時間に外部IPアドレスXからVPN認証が成功し、その接続元から顧客一覧が取得されたため」です。
手順7 余計な断定を削る
パスワードがフィッシングで盗まれたとはログから確定できません。侵害経路を勝手に足さず、観測できた成功と利用だけを答えます。
無料部の型は「解答枠→主体→成功境界→後続行動→正規利用の反証→本文語で答案→未確定原因を削る」です。
以下では、Web、DNS、メール、プロキシ、EDR、クラウド監査の残り6型と、時刻差・通信量の数値カードを続けます。