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【詩】あの子ホワイトアウト



    あの子がテレビに出ていた
    昔よりずっとキレイだった

    窓の外は積み重なった雪
    明日は早起き
    休みの日がなんだか早い
    そっちも寒いのだろうか
    都会の冬は冷たいかい?

    冬の太陽は目を眩ませ
    冬の月光で孤独は冴える
    この世界は
    薄氷を踏むように残酷で 
    霜柱を踏むように愉快だね

    会話はスタンプで止まっている
    この白いキャラクターはなんて名前だったか
    あの子の笑顔も薄れてく
    想い出ばかりが鮮明に

    「すごいね」と送ろうとして
    そんなことを言える間柄でもないから
    「ありがとう」を打ち込んで
    未送信で閉じる
    冷凍庫の景色





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