
ハロウィンで若返る!仮装効果
ハロウィンを楽しむと若返る? シニア世代にこそおすすめしたい「仮装の健康効果」
〜年齢を忘れて楽しむことが、心を若くする〜
ハロウィンは若者や子どもだけのお祭りだと思っていませんか?
私はむしろ、シニア世代にこそハロウィンを楽しんでほしいと考えています。
60代、70代、80代になっても、好きな衣装を着て、街に出て、写真を撮って、仲間と笑い合う。
そんな体験が、心と体の健康につながる可能性があるからです。
■ 若さを保つ秘訣は「社会参加」
高齢者の健康づくりにおいて、近年注目されているのが社会参加です。
厚生労働省は、介護予防には運動や栄養だけでなく、人との交流や生きがいづくりが大切だとしています。
また、米国国立老化研究所(NIA)も、趣味や創作活動、ボランティアなどへの参加が、高齢者の心身の健康を支える可能性を紹介しています。
つまり、健康づくりは運動や食事だけではありません。
楽しむこと、人と出会うこと、新しいことに挑戦することも大切なのです。
■ ハロウィンには5つの魅力がある
私は、シニア世代にとってのハロウィンには、次のような魅力があると考えています。
① 仮装で新しい自分に出会える
普段とは違う衣装やメイクに挑戦する。
魔女でも、映画の主人公でも、憧れのスターでもいい。
年齢や肩書から少し自由になり、いつもとは違う自分を楽しめる。
これは、ハロウィンならではの魅力です。
② 衣装を考えることが創造力を刺激する
何に仮装しよう?
どんな色が似合う?
小道具はどうしよう?
衣装を選んだり作ったりする過程には、考える、工夫する、手を動かすといった活動が含まれます。
こうした創作活動は、高齢者の生活の質や心の健康との関連が研究されています。
③ 外出するきっかけになる
ハロウィンイベントに参加するために街へ出かける。
歩く、写真を撮る、音楽に合わせて体を動かす。
無理のない範囲で楽しむことが、自然な身体活動につながります。
④ 世代を超えて交流できる
ハロウィンでは、年齢の違いが必ずしも壁になりません。
同じキャラクターが好きだったり、お互いの仮装を褒め合ったり。
子どもからシニアまで、共通の話題で交流できるところに、この文化の可能性があります。
⑤ 次の楽しみが生まれる
今年は何に仮装しよう。
来年は誰と参加しよう。
次は自分たちでイベントを企画してみよう。
そんな未来への期待が、毎日の暮らしに張り合いを与えてくれるかもしれません。
■ 本当に若返るのか?
ここは科学的に区別しておきたいところです。
ハロウィンに参加すると身体年齢が若返る、認知症が予防できる、寿命が延びるといった直接的な効果は、現時点では確認できていません。
一方、趣味や社会活動、芸術活動への参加が、高齢者の健康や幸福感と関連するという研究はあります。
世界保健機関(WHO)も、芸術活動と健康に関する多数の研究をまとめています。
そこで私が注目したいのが、ハロウィンの仮装がもたらす心理的な若返りです。
お気に入りの衣装を着て鏡を見たとき。
誰かに「素敵ですね」と声をかけられたとき。
年齢の違う人たちと一緒に写真を撮ったとき。
その瞬間、気持ちが明るくなったり、自分に自信を持てたりする人もいるのではないでしょうか。
これは、今後研究してみたいテーマです。
■ シニア向けハロウィンを地域文化に
日本ハッピーハロウィン協会として、私はハロウィンを高齢者の社会参加にも生かせる文化に発展させたいと考えています。
たとえば、地域の公民館や商店街、福祉施設などで開催するシニア・ハロウィン。
仮装ファッションショー、昔懐かしい音楽でのダンス、世代を超えた写真撮影会。
衣装を着るのが苦手なら、オレンジ色の帽子や小さなアクセサリーだけでもいい。
もちろん、仮装せずに見学するだけでも構いません。
無理に騒いだり、長時間歩いたりする必要はありません。
大切なのは、一人ひとりが自分らしく、安心して楽しめることです。
■ 老楽生活とハロウィン
私は「老楽生活(おいらくせいかつ)」という生き方を提唱しています。
年齢を重ねることを、何かを諦める理由にしない。
新しいことに挑戦し、好きなことを楽しみ、人生の後半をもっと面白くする。
その精神とハロウィンは、とても相性がよいと思っています。
ハロウィンには、日常から少し離れ、自由な自分を表現できる魅力があります。
そして何より、笑顔を生み出す力があります。
Trick or Smile 〜いたずらより、笑顔を〜
若さとは、年齢の数字だけで決まるものではありません。
何歳になってもワクワクできること。
新しい自分に出会うこと。
誰かと笑い合えること。
そんな意味で、ハロウィンはシニア世代にとっても、心の若さを育む絶好の機会になるのではないでしょうか。
今年のハロウィン、あなたも少しだけ変身してみませんか?
日本ハッピーハロウィン協会
代表・かぼちゃ王子
⸻
【参考資料・情報源】
厚生労働省「介護予防とは?社会参加の重要性って?」
https://kayoinoba.mhlw.go.jp/article/031/
米国国立老化研究所(NIA)「Participating in Activities You Enjoy As You Age」
https://www.nia.nih.gov/health/healthy-aging/participating-activities-you-enjoy-you-age
WHO「What is the evidence on the role of the arts in improving health and well-being?」
https://www.who.int/europe/publications/i/item/9789289054553
【執筆日】2026年10月21日