
やってよかった!と思えた絵本の読み聞かせ
絵本風に作りたいというお仕事をいただいていたので、ここしばらく仕事部屋に絵本をたくさん広げていた。「ただいまー」と帰ってきた息子たち、仕事部屋を覗いて、広げられた絵本をみて「うわ!なつかしー!」と入ってきて、ページをめくったり、重なった絵本を眺めてしばらくとどまる。(三男には「お母さん遊んでるの?」と言われた)
「あ!これ!好きやったー」
「こんな話やったっけ」
「あの絵本、まだある?」
年頃になった息子たち、最近読むのは漫画。久しぶりに見る絵本がなつかしかったんでしょう。
「寝るよー」と私が声をかけて始まる夜の儀式。「早くお布団に行かないと絵本なし」になるので、洗面所に歯ブラシをとりに行って、自分で歯を磨いて「仕上げしてください」と私のところに持ってくる。終わったらトイレに行って、寝室へゴー。今日の本を本棚から一冊ずつ選んで、それぞれの布団に入って私がくるのを待つ。絵本を抱えて布団に入って、キラキラした目で待っている息子たち、可愛かったな。
「これ読んで」「またこれー?」
「これ読んで」「えーっとこれ、文字ないよ」
「これ読んで」「長くて読み終わらないよー」
息子たちの趣向はそれぞれ。長男はクリスマスの絵本が好きで、ほぼ1年中「これ読んで」と持ってきた。次男は恐竜とかオオカミが出てくる絵本、三男はぐりとぐらとか、のんたんとか、シリーズものが好きだったなー。
実家に帰った時も、旅行に出かけた時も、怒られた夜も泣いた夜も、遊び疲れて寝てしまう日以外は、毎晩絵本を読んでいた。一人ずつ、成長とともに自分の部屋をもち、三男が小6の時には、完全に終わってしまった。
久しぶりに絵本を見た息子たちと、夜ご飯の時に絵本の話になった。
「トトロの本長いから、今日はここまでねとか言って最後まで読んでくれなかったよね」
「ぐりとぐらの絵本読む時の、あの歌って、勝手に作って歌いよったやろ」「ふくろうの絵本は、旅行行った時買ったよね」
「3びきのクマの絵本は、実家から持ってきたからお母さんが小さい時の本よ」
「赤ずきんちゃんの博多弁バージョン、めっちゃ面白かったね」
「うんちっちの最後、覚えてる?」
たいへんな盛り上がり!
いつもは、静かなもので、ささっと食べて部屋に行くとか、話しかけても「あー」とか「うん」とかすぐ会話が終わる。なのに、なのに、盛り上がって、お母さんは嬉しかった!
毎晩、読み聞かせを楽しみにしてたわけじゃない。
あーまだ、キッチン片付いてないのにー
もう今日はしんどい、読みたくないー
パパでいいやん、なんでいっつもママなん
そんな心の声(たまに漏れてたけど)が多々あったけど、この日の夜ご飯の会話で、読み聞かせ頑張ってやってよかったー!って心底思った。
『読み聞かせは、子どもの成長に大きな効果があります
心と脳に良い影響があります』
と、育児系の色々でオススメされてますが
『親子で同じ思い出を持てるようになるよ!』という理由で、
私はオススメしたい!読み聞かせ最高!
子どもたちの本の記憶に、
小さい頃、寝る前はこんな風に過ごしてたな
この本好きだったな
この本よく読んでもらったなという体験の価値がくっついている。
そして、それを読んでくれた人ということで、私も同時に思い出してくれるシステムが出来上がってる!
「モノより思い出。」 NISSANセレナの名コピー
結局、読み聞かせもこういうことじゃん!
頑張ってきて報われた。
ちなみに、元夫と読み聞かせの思い出は
「パパ、読み始めたらすぐ寝る」
「もう終わり!ってすぐいう」
絵本読んで、寝かしつけたことも何度かあるだろうに、この思い出は悲しいね。子どもを育てるって、積み重ね。