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ペーパーレスのIT企業ほど、複合機の設定が甘くなる

    事務機器ねっと編集部です。

    IT企業や開発会社から複合機のご相談をいただくと、最初に出るのは「ほとんど印刷しないので」という話です。

    たしかに枚数は少ない現場です。ただ、枚数が少ないことと、リスクが小さいことは別です。

    事務機器ねっとは、複合機・コピー機のマルチベンダー販売店として20年目に入りました。IT企業への導入では、何を印刷しているかを伺っています。

    印刷しないのに残るもの

    枚数が少なくても、刷られているものには傾向があります。

    ・雇用契約書と入社の書類
    ・秘密保持契約の原本
    ・請求書と支払いの書類
    ・顧客に提出する報告書

    量は少なくても、中身が重いものが集中しています。

    印刷が少ない現場ほど、複合機は人の少ない場所に置かれます。誰も見ていない場所で、契約書が排紙トレイに残る時間が長くなります。

    使う頻度が低いほど設定が放置される

    毎日使う機械なら、不便があればすぐ直します。

    月に数回しか使わない機械は、初期設定のまま何年も動きます。

    ・管理者のパスワードが初期値のまま
    ・読み取ったデータの保存先が共有のまま
    ・誰が何を印刷したかの記録が残っていない

    技術に強い会社ほど、複合機を「情報機器」として見ていないことがあります。パソコンとネットワークは厳重に管理しているのに、複合機だけ抜けている状態です。

    詳しくはIT企業・開発会社の複合機選びで整理しています。

    監査で聞かれる

    取引先の監査や、情報セキュリティの認証を取る場面で、複合機について聞かれることがあります。

    ・保存されたデータをどう消しているか
    ・誰が印刷したかを追えるか
    ・廃棄のときのデータ消去はどうするか

    答えられないと、そこが指摘事項になります。導入時に決めておけば、あとから調べ直す必要がありません。

    設定の考え方は中小企業のための複合機セキュリティチェックリストにまとめています。

    選ぶときの基準

    枚数が少ない現場では、速度や給紙容量はほぼ関係ありません。見るのは次の3つです。

    ・手元で認証してから出力できるか
    ・読み取ったデータの保存先を制限できるか
    ・誰がいつ何を出したかの記録が残るか

    この3つが標準で入っている機種を選べば、あとの設定が楽になります。オプション扱いの機種だと、追加費用がかかります。

    まとめ

    印刷が少ない会社の複合機は、次の順で考えると外しません。

    ・枚数ではなく、何を刷っているかで見る
    ・使う頻度が低いほど設定が放置されると知っておく
    ・認証・保存先・記録の3つが標準で入っているかを確認する

    速度と容量は、そのあとで足ります。

    複合機の設定についてご相談がありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にお声がけください。

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