
【noteでBL】あとがき記事〜ヲトメのたしなみ〜
こちらはなみさんのご企画、noteでBLに参加させて頂いた作品のあとがき記事になります。
拙作を読んでくださった方向けの、ネタバレを含む内容ですのでご注意ください。
ご企画↓
拙作↓
お題から考える
モブBLの可能性
今回のお題は匿名希望さんによるリクエスト、【第三者目線一人称のブロマンス〜BL小説】。
主軸となる二人は直接登場せず、第三者ことモブAの視点で進んでいくお話。
百合に挟まる男ならぬ、BLに絡む◯◯。前者は極刑ですが、後者は狂言回しから当て馬、名サポーターと選り取り見取り。名脇役大好き侍としてはテンション上がりますね。
極論、推しカプの教室の壁とか自室の天井とかでもイケる自由度。ただ、これだとメインの二人もがっつり登場するので、今回の趣旨からは外れる為に没。これはこれで、定点カメラみたいで面白そうだったな〜。
過去作品の忘れもの
さて、「BLに絡む◯◯」で真っ先に脳裏に浮かんだのが、今回の視点主こと四ノ宮桜ちゃんでした。
noteでBLの過去作品を読んでくださった方々のうち、どれだけの方が覚えていてくれたでしょう。
拙作『親友の好きな人』の二作目に、名前と台詞と実は腐女子という設定だけ登場した“主人公の親友くんの彼女”ちゃんです。
これ↓が初登場
その腐女子の理想的立ち位置から、「そこ代われ」「ちょっとお話しよ?」ともコメントされていた桜ちゃん。当初からいつか彼女目線のお話も書きたいな〜と思っていたのに、ずっと後回しにされ続けていた桜ちゃん。
今書かないでいつやるの? 今でしょ!
文字数上限、1万字だってよ
登場人数を増やして文字数増量を図るけど
さて、メインキャラクターが決まれば、さっそくあらすじ(簡易プロット代わり)、というのがいつもの流れなのですが。
今回の文字数上限、1万字だってよ。
普段の下限3,000字以上でもヒーヒー言ってるのに??
こういう時は、エピソードを増やすか登場キャラクターを増やすかが鉄板。「腐女子が推しカプについて語り合う話」というざっくりとしたネタは決まっていたので、母数を増やして各自の語りパートを増やそう。ーーこうして追加されたのが、文芸部の後輩と先輩こと、りっちゃんと高橋先輩。
別のショートショート企画でちょろっと書いたことあるコンビでもありますが、初見でも全く問題ないはずです。そちら版では、別に腐女子でもTSスキーでもなかったし。
結果的に1万字目指すならもう二、三人は追加しなきゃ駄目だったな、という気付きを得て終わった今作ですが、これ以上増やすと取っ散らかる恐れもあって、悩ましい所です。……文芸部設定だし、各キャラクターの作品って体で作中作入れたら良かったんか?
グレーゾーンの矜持とは
また、通常の3,000字だったらカットされていたかもしれないのが、本来はアングラ云々の辺り。
これもしや、二次創作界隈を通過せずに創作始めた方にはあんまりピンと来ない概念……?
当方、なんとなくオタク趣味がいかがわしいというか、公言するのはちょっと恥ずかしい、という時期にバリバリ二次創作畑にいたもんで。不当に犯罪者扱いされるような偏見は言語道断とはいえ、訴えられたら確実に黒ってレベルのグレーゾーンという、公式様が多めに見てくださっているから生かされてる存在だって意識が根強くありまして。
二次創作でない創作BLでも、現実のゲイセクシャルの方からしたら不愉快に思われるのでは、という不安は尽きない。(かといってリアルに寄せすぎるともはやBLではない、というジレンマも)
特に今回のようなナマモノ(リアル知人間での妄想含む)なジャンルはね、本人達の耳に入るような事態だけは本っっ当に勘弁して頂きたい!
誰かの好きを肯定するなら、誰かの嫌いも尊重せなあかんのよ!!(詳細は省くが何かがあったヤツ)
補足:使いすぎ症候群
体の特定の箇所を酷使し過ぎることで起こる慢性的な障害のこと。有名なのだとリトルリーグ肘など。
シリーズ内でも匂わせ程度にしか語っていませんが、「幼い頃から将来を期待される選手だったコーチは、肘もしくは肩の故障により早期引退している」という設定がありまして。正しく失敗や挫折を指導者として財産に出来た人。
多分ご本人は興味本位でつつかれても、「あ〜あったあった、そういうこと」と軽く流してくれますが、周囲で見守ってきた人の方がモヤっとしそう。
やらかした人の態度によっては虎徹、光のバッテリーコンビが狂犬化しかねない。
描き終わって
今回、文字数の心残りこそありますが、書いていて大変面白いお題でございました。匿名さん、ありがとうございます!
説明パートは登場人物の台詞で伝えると説明くさくならない、とはどこかで読んだ創作小ネタですが、平成少女小説なお約束は、コメディと割り切ってないともう無理ですな。メタネタも大好き。
あとメタネタとは真逆になりますが、「信用ならない語り部」も好きなので、現実にはならない組み合わせも盛り沢山です。(※CP入り乱れてくんずほぐれつ、になる予定は一切ない)
ちなみにラストで後輩ちゃんへストップが掛かったのは、「掛け算対象がその場にいるのに語ろうとするのやめろ」という配慮であって、妄想自体は呼吸で二酸化炭素を吐き出すようなものだから否定していません。比較的逆カプにも寛容なタイプの腐女子達。
この腐女子の掛け合いは、自分の高校時代を参考にしていたりしていなかったり。(例:腐トーク平気な男性の先輩は完全にオリジナル)
あと『腐女子のつづ井さん』に登場する凝り性な成人女性達のオマージュも含まれています。あのシリーズも大好き。流石に相撲で決着付ける落ちは自重したけど、「白黒つけたい訳じゃなくて語りたいだけ」みたいな部分はまんま彼女達。
終わりに
関連シリーズまとめはこちら↓
コーチ危機一髪なやつとか、まだまとめきれてない過去作品もちょいちょいあるので、近日追加しまっす……!
確か次回は語り企画回のはずですし、過去作品の見直しにはちょうどいいかもしれませんね。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました✨️