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こんなに休みたかったのに……。 | 母のショートステイで始まった娘の休日【介護4コマ漫画】

    ずっと待ち望んでいた、自分だけの時間。

    でも、介護から離れてみると、思いがけない気持ちに気づくことがあります。

    大切な人を支える家族の、ちょっと複雑な休日のお話です。


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    4コマまんが 介護編#267


    🌿 休みたいのに、休めない。介護する家族の心にある「ふたつの本音」

    「もう限界……。1日だけでいいから、何も考えずに休みたい!」

    介護をしていると、そんな気持ちになることがあります。

    毎日の食事の準備、洗濯、掃除、通院の付き添い。体調を気にかけ、転ばないか心配し、夜中も物音に敏感になる。

    体はもちろん、心までずっと「介護中」の状態。

    だからこそ、たまには介護から離れて、自分だけの時間を過ごしたい。

    でも、ようやく手に入れた自由な時間なのに、なぜか心が落ち着かない。

    そんな経験はありませんか?


    やっと休める! と思ったのに……

    今回の4コマ漫画は、母親をショートステイに預けた娘のお話です。

    久しぶりに介護から離れ、友人とカフェへ。

    「今日は自分のために時間を使うぞ!」

    おいしそうなケーキを注文して、ゆっくりおしゃべり。

    本当なら、心から楽しめるはずの時間です。

    ところが、ふとスマホに目が向きます。

    「お母さん、ご飯ちゃんと食べたかな……」

    「知らない場所で寂しくしてないかな……」

    気づけば、頭の中は母親のことでいっぱい。

    目の前のケーキにも、なかなか手が伸びません。

    介護から離れたはずなのに、心だけは介護の場所に残っている。

    これも、介護する家族の現実なのかもしれません。


    「休みたい」と「心配」は矛盾しない

    介護をしていると、相反する気持ちに戸惑うことがあります。

    「少し離れたい」

    でも、

    「そばにいてあげたい」

    「自分の時間がほしい」

    でも、

    「寂しい思いをさせたくない」

    そして、そんな自分に罪悪感を抱いてしまうことも。

    けれど、ここで忘れたくないことがあります。

    「休みたい」と思うのは、愛情が足りないからではありません。

    「心配になる」のは、大切に思っているから。

    そして「休みたい」のは、それだけ毎日頑張っているから。

    どちらか一方を選ぶ必要なんてないのです。

    ふたつの気持ちは、同時に存在していていいのだと思います。


    介護する人にも、休む権利がある

    介護では、どうしても支えられる人のことが優先されがちです。

    でも、支える側にも生活があり、感情があり、限界があります。

    疲れたときは休んでいい。

    好きなものを食べてもいい。

    友人と笑い合ってもいい。

    ショートステイなどのサービスを利用することは、決して「介護を投げ出すこと」ではありません。

    介護を続けていくために、自分自身を守る大切な選択です。

    最初は心配で落ち着かなくても、少しずつ自分の時間を楽しめるようになれば、それで十分。

    休むことまで上手にやろうとしなくていいのです。


    小さな「自分の時間」を取り戻す

    漫画の最後、娘は友人の言葉に少し安心して、ようやくケーキを一口。

    ほんの小さな場面ですが、ここには大切な意味があります。

    母親を心配する気持ちを消したわけではありません。

    それでも、今この瞬間の自分を大切にしようと思えたのです。

    介護する毎日の中で、自分のことはつい後回しになってしまいます。

    だからこそ、温かいコーヒーをゆっくり飲む時間や、おいしいケーキを味わう時間も大切にしたいですね。


    ☕ 大切な人を思うように、自分のことも大切に

    介護をしていると、頑張ることが当たり前になってしまいます。

    でも、誰かを大切にするために、自分を犠牲にし続ける必要はありません。

    「休みたい」も「心配」も、どちらも本当の気持ち。

    その矛盾を無理に解決しなくてもいい。

    心配しながら休んだっていい。

    少し罪悪感が残っていたっていい。

    大切なのは、自分にも休む時間を許してあげること。

    あなたの休息も、介護と同じくらい大切です。

    今日も誰かを支えているあなたが、ほんの少しでも自分のために笑える時間を持てますように。


    少しでも共感していただけたら、「スキ」やフォローでそっと応援してもらえると嬉しいです。


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    きよ

     
     
    📅65歳。87歳の父、86歳の母を介護中。自身も重症筋無力症と向き合いながら、介護の日々で感じた迷いや気づきを4コマ漫画にしています。同じように介護に悩む方の心に少しでも寄り添えたら嬉しいです。Kindle本『介護の帰り道』を出版しました。ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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