
ローソク足の読み方
こんにちは😊
職場のレクチャーで、ローソク足チャートの読み方が話題になりました。
おじさんは「ローソク足チャートを読めるようになる」ことは短期でも長期でも相場を理解するのにとても大切なスキルだと思っています🥸
でも、「ローソク足チャートを読めるようになる」とはどういうことなのでしょうか? 意外に誰も教えてくれませんよね。
この分野で遠回りな勉強をしている人がたくさんいることに気付いたので、今回はローソク足チャートを読めるようになるにはこれだけ覚えておけば大丈夫!という読み方を解説していこうと思います😊
ご好評いただいた「チャートパターンのお勉強」シリーズと同じで、パターンの丸暗記をしていると応用がきかないので正しい読み方ができません。「どうしてそうなるのか」という本質さえ理解してしまえば面白いようにチャートが理解できるようになれますよ!😉
ローソク足の仕組み
皆さんご存知のとおり、ローソク足は図のような仕組みで描かれます。この記事では、陽線(始値よりも終値が高い)は赤、陰線(始値よりも終値が安い)を緑の日本式で表示しますのでご注意ください。

例えば日足のローソク足は、その日の寄りから引けまでの株価の値動きを1本のローソクで示しています。図でいうと、左側の細かいチャートは例えば10分足のような1日の細かい動きで、それをまとめて右側のローソク足で示しているというわけですね。ここは基本なので皆さん大丈夫だと思います🥰
パターンの丸暗記は不要です
ローソク足の勉強をしていると、カラカサ・トンボ・トンカチ・・・のようなパターンの一覧表が出てきます。「このパターンが出ると株価が上昇」とか言われてしまうと、特に初心者の皆さんはこれを一生懸命覚えようとしてしまうんですね😭
この勉強方法はとても非効率です。「なぜそうなるのか」を理解せずにパターンだけ覚えて何とかしようとすると、パターンに当てはまらないローソク足の形状を無理やり何かのパターンに当てはめてみたり、ダマシに遭いやすくなります。そもそも覚えきれないので挫折してしまう人もいますよね。ええ、おじさんの職場には諦めてしまった人が何人もいました😣
ローソク足の読み方はパターンで覚えるものではありません。この記事を最後まで読んでもらえれば、パターンなんて覚えなくてもよいことが理解できると思います。

ローソク足はこうやって読む
『ローソク足で買い手と売り手のどちらが優勢かを読むことができます』
実はこれだけなんです。どうやって読めるかを理解すればパターンの暗記は不要なんです😱
まずは陽線で見ていきます。

これが日足のローソク足だと仮定しましょう(時間足でも週足でも同じです)。左側の1日の値動きがこのローソク足で表現されていますよね。始値からいったん値下がりして、その後で上昇して終値に落ち着いています。
このとき、高値・安値・終値の3つに注目すると、
「高値-終値」の大きさ=売り手の勢い
「終値-安値」の大きさ=買い手の勢い
になっているんです。左側のチャートと較べるとわかりやすいと思います。
陰線でも同じです。終値を使うところに注意してください。始値は関係ありません。

これだけ覚えてください。
大切なのでもう一回、「これだけ」です😎
売り手の勢いを「売り圧力:Selling Pressure(SP)」、買い手の勢いを「買い圧力:Buying Pressure(BP)」と書いていますが、使う用語はご自分で使いやすいものでよいと思います。
売り手の勢いと買い手の勢いのどちらがどれだけ優勢か、SPとBPの大きさで判断できます。これに加えて出来高を見ると、どれだけたくさんの参加者によってSPとBPが決められたかがわかりますよね😊
この考え方でローソク足を読むことに慣れてくると、SPやBPが一目で識別できるようになってきますので、常に意識して読んでみてください。
例題でお勉強してみよう
思ったより簡単で拍子抜けしたかもしれません。この売り手と買い手の勢いを見る手法で、一生懸命暗記しようとしていたローソク足パターンを見てみてください。全てこの考え方に当てはまっているはずです🤔
一例として、小陽線・小陰線と呼ばれているパターンを見てみます。

陽線の場合は買い圧力が強くて、このあと株価が上昇する期待が高いことがわかります。逆に、陰線の場合は売り圧力が強くて、株価は下がりそうですね。トンカチ・カラカサといったようなもっと特徴的なパターンでもこの考え方がそのまま当てはめることができますので、色々な例に当てはめて確認してみてください。
複数のローソク足で構成されるパターンもありますよね。これも覚えなくて大丈夫です。買い圧力と売り圧力がどのように変化するかを追えば、相場がどう動いているのかわかるからです🥸
例として、2つのローソク足で構成される「包み足」と呼ばれるパターンを見てみます(包み足のパターンはいくつもありますが、ここでは「陽の陰包み」)。陰線のあとにその陰線の大きさを完全に包み込む大きさの陽線が出ると、大きく上昇するきっかけと言われています。

わざわざこのパターンを覚えなくても買い圧力と売り圧力を較べれば、買い圧力が急に大きくなっていることがわかって、この後の株価上昇が期待できることがわかります。
もう一つ、有名な「宵の明星」を見てみましょう。
「宵の明星」は弱気への反転パターンです。上昇トレンドが終わりに近づいたところで現れて、下降トレンドへの転換を示唆します。
これも同じで、パターンを覚えなくても買い圧力と売り圧力を見ておけば、どちらが優勢に変化しそうかすぐにわかりますね!🤩

ローソク足の読み方に慣れよう
いかがでしたか?
おじさんの職場の初心者の中に一生懸命パターンの丸暗記をしている人がいて、おじさんのローソク足の読み方を教えてみたところ「今まで読んだ(初心者向けの)教科書には書いていない」そうなので、記事にしてみました。これを知っているのといないのとではチャートから読み取る情報量はかなりの差が出ますので、ぜひ身につけてほしいと思います。
おじさんは投資を始めた初期にこの考え方を学んだので、ローソクの動きと出来高の動きから相場の動向が読む手法が身体に染みついています。半年くらいこの読み方を意識しておけば、わざわざBPとSPの大きさを考えなくてもローソク足を見た瞬間にBPとSPがわかるようになりますよ。
慣れるまではBPとSPの大きさが一目ではわからないと思いますので、インジケータを使って見てみます。
三菱重工業(7011)のチャートを使って見ていきます。このインジケータは、ローソク足それぞれのBP(桃)とSP(青)を棒グラフで示しています。

日々のBPとSPの変化を読み取ってみてください。
「BPとSPの差」=「売り手・買い手の優勢度」を移動平均線で表したのが緑色の線です。株価の動きに連動していますよね!😉
(※BPとSPの差は、(終値-安値)-(高値-終値)=終値✕2-(高値+安値) ですので、当然株価に連動します。トレンド変換が分かりやすい「平均足」と呼ばれるチャートに近い形になりますよ。)
この手法は時間軸の大きさに関係ないので、分足や時間足でももちろん使えます。でも、相場全体の動きを観るのであれば週足がおじさんのおすすめです。週足のBP・SPは移動平均線のようなチャートそのものの動きからは読み取れない情報を示してくれます。(下図は日経平均:出来高は非表示)

ローソク足と出来高を見ただけで、買い圧力が優勢になってきたなとか、転換しそうだなとか分析できるようになったら初心者は卒業ですね😉
まとめ
巷の情報は表面的な情報が多くて「どうしてそうなるのか」まで踏み込んだ情報はなかなか流れてきません。そうなってしまうのは「手っ取り早く知りたいのでウンチクは要らない」というような受け手側の問題もあると思いますが、無料の情報なんてそんなものです。
チャートパターンにしてもローソク足にしても本質的な考え方を学ぶことで、次に何が起こるか分からない投資の世界で大切な応用力が身に付くようになります。
慣れてくるまでは少し時間がかかるでしょうけれども、慣れてしまえばチャートを見た瞬間に売り圧力と買い圧力を感じ取ることができるようになりますよ😊
ではまた!😊
おまけ
このローソク足の読み方をマスターしたい皆さんに、上で紹介したインジケータをプレゼントします🥸
この手法をマスターするには、あまりインジケータに頼らない方がよいのですが、最初のうちはこのようなものがあった方が便利です。徐々に使用頻度を減らしていくのがよいと思います。
下のファイルは移動平均線のない簡易版です🥰(動作確認済)
※ 無料配布は終了しました!たくさんのDLありがとうございました。
インジケータ配付ページ ↓ では引き続き配布しています。

インジケータ配付ページでは、記事に紹介している移動平均線も加えたバージョンを公開しておきますね🥸
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