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【締切】白杯全句 197人 516句(確定)

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    10/1 投句 13人 35句

    宣告の夜雪白の走り蕎麦
    銀鼠の月引掻きて猫ふわり
    帽子花識るや二重の藍の謎

    週末は一喜一憂秋競馬
    その未来運命握る抽選箱
    紅葉谷もみじだに夕日染まりし安芸宮島

    長きよる初事作句ペンに酒
    もみじ狩り猫とたわむるふたりっ子
    秋祭りあの子泣かした吹き戻し

    ひさかたのそらのたかさにあきをみて
    秋涼し花はしづかに咲き誇る
    明けてなお名月のその宇宙かな

    秋の雷しらすのかおるたまご焼き

    柿ひとつ丸々食べて夢も食う
    柿ひとつ和みし時に夢で会う
    犬も知るひとつの柿の和み様

    推し結婚秋の嵐の衝撃波

    雨雲の隙間にきらり名月よ
    晴れ願う君を眺める名月よ
    半袖で鳥肌立てる秋の朝

    寒いかと肩抱き寄せる長き夜
    天高く雲ちぎりつつ薄き青
    オレンジの色に染められ秋夕日

    神無月みんな楽しめ白杯で
    YOUTUBE 葡萄・ウイスキー夜の友
    コロナ禍もコオロギコロコロ耳涼し

    透明度硬度を増して秋の空
    漱石の猫が最後に見た月か
    かたまった悩む頭に赤とんぼ

    AIの長考二秒星飛べり
    秋の川片足立ちの足の甲
    レジ締めて空からの駐車場と月

    新酒注ぎ孫の写真を指でぽん
    描いてもまだ飽き足らぬ秋の京
    秋茄子の一皿添えてシャドネかな

    10/2 投句 13人 38句

    子ども寝せ読書に耽ふける秋の夜長よなが
    天高く母肥こゆるかな秋の味覚
    公園でどんぐり拾う愛息子まなむすこ

    午前4時有明の月に浮かぶ町
    新しき命はぐくむ枯れ尾花
    白い彼岸花おしべくっきり残して枯れて

    熟れし実の葡萄かわいや丸々と
    とろけゆく露ごと美味し甘し梨
    遠く住む君なに食むや秋の暮

    願い糸健やかなるや絹の髪
    秋の田のおたまじゃくしの天の川
    満天星紅葉夕暮れに浮かび上がる灯火

    頭こうべ垂る稲の花言葉は神聖
    糠床に栗漬けたいと知恵捻り
    むらさきの友に学びて秋俳句

    秋の夜の赤灯籠や音を帯びて
    二種類の月見バーガーふたり暮らし
    閉鎖街随所に山や燕帰す

    黄泉よみの国への入り口か曼珠沙華まんじゅしゃげ
    秋の風サーカスの象の足に枷かせ
    味噌をとく菜箸の焦げ秋夕焼ゆやけ

    夕暮れに秋刀魚の香り何処からか
    鈴虫や月明かりの夜幸の庭
    青々と満月の風肌涼し

    魔が差した張られ頬舞う濡れ紅葉
    食に酔い書に耽ふけゆるもアキは来ず
    朱しゅを灯し暖だんは如何いかがと葉が燃ゆる

    愛おしい秋冷の肌引き寄せて
    美しく蛇穴に入る秘めごころ
    楓の葉口元隠し笑う人

    仰みればまだつきも見ぬ秋の空
    カレンダアを ちぎる その音が悲しい

    恋しい子分けてあげたい秋の実を
    土に埋め秋の実多く大わらわ
    エゾリスの体も肥ゆる旬な物

    香を焚くパソコン越しの送り盆
    人肌と温め酒で自粛明け
    窓越しに何処吹く風の赤蜻蛉

    10/3 投句 9人 26句

    虫の音と星の光のハーモニー
    イワシ雲風に吹かれて千切られる 
    書を開き目で追ううちにまぶた落ち

    秋雨にクロックムッシュ焼ける音
    秋くるる爪先伸ばし黒タイツ
    栗ごはん祖母残したるレシピめも

    ほくほくのお芋を見ては奪い合い
    焼き芋を人犬猫で奪い合い

    秋の夜オレンジ染まり日本一
    静けさや寂しさ感じる虫の声
    願わくば迎えたかった秋の暮れ

    夕空の家路へ急ぐ赤とんぼ
    残り香を宅配に来た金木犀
    微笑みに似ているような うろこ雲

    「おはよー!」にカコンとお辞儀する添水そうず
    吾子の眼に弾丸の如赤とんぼ
    再婚の報せにズキと星月夜

    月あかり天窓遠く絵画かな
    真菰馬まごもうまの駆ける背中に星ふたつ
    秋浅し親子むかごのロープウェイ

    遠けれど同じ宇宙そら観る上り月
    薩摩芋毎日喰らう飽き知らず
    心地よい筋肉痛と秋麗あきうらら

    散歩道黄金こがねの稲穂が頭こうべ垂れ
    季節連れふわり舞い飛ぶ赤蜻蛉
    馬肥ゆる季節に肥ゆる望月か

    10/4 投句 11人  26句

    柿は無し何はなくとも梨ひとつ
    梨を欠き鐘の音もなし柿ひとつ

    ランダムの雲モザイクの稲田映ゆ
    天球のバルーン膨らむ秋の風

    渡り鳥イデオロギーを越える頃

    朝練のかけ声ひびく秋の空
    母子ともに健やかなれと冬支度
    コスモスの花びらひらりピアニッシモ

    柿食えど書きたくならない今日も白
    本を持ちソファに腰かけ秒で寝る
    秋の恋長く続くと信じたい

    秋高し移ろう季節とわたしたち

    秋つ羽はの透すかした宇宙そらに我を乗のせ
    色葉いろは散る重なりあうは影法師
    君想うほど遠かりし彼岸花

    散ってなお褪せぬ恋路の銀杏道

    えにしもなきに詠んでよいものか秋

    今日も買う家計苦しむマスカット
    夕焼けに嫉妬覚える青い柿
    子供等が無邪気に追うは赤蜻蛉あかとんぼ

    稲穂揺れ優しい風と戯れて
    望月よたまには恋を実らせて
    泪枯れ弱い弱いと鈴が鳴き

    名月や閉店決まった百貨店
    響灘ひびきなだ水面みなもかすめる秋北斗
    虫の闇「ねないこだれだ」開けたまま

    10/5 投句 8人 22句

    燃ゆる血よ枯れ落ちるまで燃え盛れ
    紅葉が広がりしよう人と人
    秋の香で想ふあのひと胸の中

    秋だけどハイビスカスが満開だ
    秋なんて名前だけだよ沖縄じゃ
    仲秋の月見さざなみおどり魚

    いつの間に春や秋やと短けり
    初秋の夜恋する気持ち刹那声
    手を洗い心も洗い衣替え

    宵月夜澄みきる声が胸を射る
    草の実が弾けて飛んで明日繋ぐ
    てのひらに秋麗住みてめぐる過去

    何気ない仕草愛しき秋の夕
    見つけたよくるると探す蛍草
    道すがらあなたの香り秋の風

    秋夕焼「見えた!」の声まで漕ぐペダル

    身の締まる白帝はくてい舞い降りし朝よ
    ガラス越し桂男かつらおとこと酌み交わす
    月の舟とこしへの闇に彷徨さまよう

    影ふたつ色無き風の昇仙峡しょうせんきょう
    秋沁あきしみる独枕ひとりまくらの夜更けかな
    軒下の空巣からす侘わびしや秋夕日あきゆうひ

    10/6 投句 8人 22句

    秋の季語探せど気温三十度 
    *10/1投句もハッシュタグミス

    色鳥の声仰ぎ見て筆運ぶ
    弓引けば芝に影射す渡り鳥
    鵲も黄泉への橋は渡せまい

    有明の空を集めよ実むらさき
    初恋の鼓動は鶺鴒せきれいのリズム
    うなじごしに見るペディキュアや秋の色

    赤とんぼ平行線で空を縫う
    空を縫い野に刺し子する赤とんぼ
    ただ独り釣瓶落としの須磨の浦

    秋の日に暑さ忘るる栗アイス
    朝晩はコオロギ昼は30℃
    秋忘れ子供は外で水遊び

    君すやり秋風そより腹ちらり
    秋来ても夜は短し金曜日
    星月夜風呂場に響くドビュッシー

    あの山の向かうは丹波杜鵑草ほととぎす
    軋みたる螺旋階段十三夜
    星飛んで宅配便の止まる音

    今なん時案山子かかしおどろく祖母の問い
    秋祭り法被はっぴの青やいわし雲
    あかね雲どんぐり握る手はもみじ

    10/7 投句 6人 18句

    見上げれば山の紅葉が照れている
    ウォーキング名月を見て立ち止まり
    理由聞かぬ母と一緒に大豆干す

    櫨はぜ紅葉一片血天井の床
    新仏の水びいどろへ星月夜
    ローカル線鈴虫村へ入ります

    秋雨が頬を光らす通夜の席
    帰路につく車を照らす後の月
    コスモスを揺らして行きし園児かな

    綴る糸意図を辿れば十三夜
    色づいたことの葉空へ舞い失せて
    山からの豊かな命の贈り物

    何着てたこの時期着るものないのよね
    秋メニューしばらく献立ネタがある
    秋短かハロウィン終わればクリスマス

    こっち来て す、好きですとススキ背に
    冬眠の準備ですかね秋太り
    名月に心奪われ脇見すな

    10/8 投句 9人 22句

    落葉の東京タワーは枯れまいと
    鈴虫と泣けない僕の夜は更けて
    ススキスキ言えない言葉ごまかす気?

    黄葉紅葉吾もまじ高揚
    はらひらりもみじ雨粒のひと押し
    亡き人へ愛満つ秋の恐山

    秋草や鳥上がりたるのちほどに
    帰り道残して虫を聞きにけり
    名月の国わたりゆく白さかな

    のじぎくをミニひまわりと子は言いて
    吾あもきみとコスモスのごと肩寄せる
    10月と聞いて我が身も熟柿じゅくしどき

    右折して名月行きの最終便
    白い月鶴と亀舞う詩のノート
    白い月鶴と亀との詞の巫女よ

    秋深きあなたは何をする人ぞ

    あかねさす夏木立はあき空に
    ちはやぶる山と心はアヴァンギャルド
    秋雨も私にとっては遣らず雨

    さんま食うその前に骨取りましょう

    行く秋に白き花咲くオクラかな
    新米を頬張る息子笑みこぼす

    10/9 投句 7人 18句

    意味知らず仮装楽しむ万鬼節
    霧雨に儚ききみの幻影か
    紅葉の手掴む未来の不穏さよ

    風の時代ときマスクはずして酒恋し
    星月夜note酔いつつ酒旨し
    秋の朝昨夜きのうのあきビン記憶なし

    爽やかに鼻毛カッター持つ息子
    間に合うて滲む車窓の秋夕焼あきゆやけ
    秋の暮背中せなで寝る子の頭突きかな

    ごまの香の味噌汁に映ゆ母のゑみ
    今日もまたメナモミまみれのかくれんぼ
    色鳥来くながむる先の白盃はくはいよ


    屋上のトランペットや秋晴るる
    木犀の道や馴れ初め話しつつ
    銃を咥える空想をして銀河

    黄葉おうようがひらり一枚つま先へ
    ガラス越しハンドル前に赤紅葉もみじ

    愛し子を運んで来たる秋の風
    *10/5の記事もハッシュタグミス

    10/10 投句 4人 10句

    「閉店」の貼り紙濡らす秋時雨
    暦見て溜息をつく体育の日
    面貌に決意あり鬼胡桃のごと

    月あかり見てまどろむや子守唄
    木犀や風ふわり香と戯れて
    木犀の風戯る香を深呼吸

    「五分五分か」皿に佇む鮭の皮
    振り向きて黙する鷹の山別れ
    そぞろ寒腹に刻みしゴム跡か

    栗返すイガりシンジだ僕の名は

    10/11 投句 7人 20句

    遠い地で密かに想う秋寂し
    黄落と共に去り行く秋の風

    *10/10投句も通信により当日回収

    する墨へゆるり太玄たいげん秋一字いちじ
    牛を牽ひく織女しょくじょ納屋うら恋のうた
    秋の雨16ビートの夜想曲

    涼風に波打つ炎稲穂かな
    どんぐりを割ってビックリ先客だ
    稲倒れUFO跡か父に問う

    運動会日焼けた笑顔にマスクあと
    まだいたよ神社の森に秋の蝉
    目を細めため息ついて星月夜

    母探す吾子の眼まなこと 紅葉かな
    初嵐届くはずなき声を待ち
    秋淋し沈む心にnoteの灯

    秋だもの言い訳しつつもう一杯
    紅葉咲く山のふもとでTELアポを
    秋の夜は少しゾワッとサスペンス

    月なき日誰と孤独を分かち合う
    秋夜長一人で過ごすあきあきだ
    不知火よ我も仲間に入れてくれ

    10/12 投句 3人 9句

    胸を張れ案山子かかし舞台の米豊作こめほうさく
    コロリンと追ってびっ栗マロン沼
    茶帽子ちゃぼうしに小さな秋を見つけたよ

    手をつなぎ花はな野の風かぜゆく温もりに
    羊雲を細く紡つむぎて猫じゃらす
    窓飾るビーズのような秋入梅あきつゆり

    初走路秋果しゅうか成る庭なつかしき
    律りちの風コメント胸に前を向く
    烏瓜からすうり枯れゆく様よ冬支度

    10/13 投句 8人 22句

    ビルの谷あかねの海の鰯雲
    トタタタタ机の下の夜長猫
    嬉しくて秋服の袖まくる子よ

    寂しさは燃えぬ炎か花すすき
    ペダルこぐ秋夕焼けの消えぬ間に
    お地蔵のなで肩滑る紅落ち葉

    色褪せぬ桔梗のむらさき永遠に咲く

    月見れば君と旅した街恋し
    秋の宵道行く人の声弾む
    コオロギの楽団多し我が団地

    湯の香り心に染みる秋景色
    空高く青鮮やかに光受け
    夏を押し秋が真ん中天高く

    彼岸花山の辺の道枯れて咲く
    紅玉の酸っぱさ隠し笑みこぼれ
    かくれんぼすすきに溺れきみ笑う

    大鍋は味噌か醤油か芋煮会
    八雲立つ縁持ち寄りて神在月
    貴船菊軒端に咲けど野に咲かじ

    コロコロと笑む人おもふ秋薊
    無花果や待ちこがれたる瑠璃色の
    豊の秋洗濯前のポケットに

    10/14 投句 6人 17句

    秋日和赤信号の消防車
    普通なる呪縛は捨てし今朝の秋
    光る背を一筋二尾の秋刀魚焼く

    かはたれの雲貫きたる月光
    秒針の壊れた時計月渡る
    ジャングルジムの空に桜の紅葉

    稲いな雀すずめ 追われてもなほ金の米
    鹿の声鳥も目覚めし恋の歌
    唐黍とうきびや鳥も迷ひし迷路かな

    アートにはパワーが必要栗ご飯
    紅葉は鏡を見ればそこにある
    コオロギの奏でる鳴き声YouTube

    にばんめの男でいいと夜半の月
    香まとふ金木犀のよるのこえ

    梨の汁滴る包丁から肘へ
    カラカラと葉に追い抜かれ秋の夕
    オールナイトニッポン窓の外には秋の月

    10/15 投句 6人 17句

    飛行機のスモーク映ゆる秋空に
    秋桜コスモスの群生深き秋想う

    袖の香に君を見つけて暮れる秋
    色葉散る行くあてもなき一人旅
    藍錆びる空に静けし後の月

    稲穂背に進む我が子の頼もしさ
    手に花火君の笑顔とほろよいと
    笛の音や駆け上がってくうろこ雲

    鈴虫の聲こえより細く絶ゆる吐息いき
    朝寒あさざむに脚をからめて二度寝かな
    閨ねやに入いりて寝顔を照らす後のちの月

    組長の代理の代理村祭
    けんけんぱするこゑ一つ秋暮るる
    洗濯機の中より団栗出てきたる

    結い髪をといて迎える秋の風
    瓶底の白き濁りや蜜も秋
    月末つきずえの街肌寒く吾亦紅

    10/16 投句 4人 11句

    荒地野菊揺れる中央分離帯
    指揮者無き管弦楽や夕月夜
    新涼やコーヒーミルの香り立ち

    トップノートはあなたが好きな青蜜柑
    流れ星君にもたれてストローを咬む
    美術展スワロフスキーの小鳥たち

    空高く老いも若きもよーいドン!
    秋の夜に走る足取り軽やかに
    旬の味庶民の味方高値かな

    秋の空国をまたぐと夏の空
    秋深し紅葉と呼ばれる肉を食べ

    10/17 投句 3人 9句

    嵐去り籠かご満ち溢あふる鬼胡桃おにぐるみ
    天仰あおぎ涙を照らす流れ星
    葉を奏で鶺鴒せきれい誘ふ車椅子

    銀杏をよけてステップ通学路
    秋雲あきくもに光射しいる明けの空
    義母はは来たる笑顔見たくて栗ごはん

    盃に望月浮かべ秋を呑む
    十六夜いざよいのほのあかり浴び夜歩きぬ
    夜歩よあるきぬ二人の前に秋花火

    10/18 投句なし

    10/19 投句 2人 4句

    肌寒う丑三つ時に名月かな
    風立ちぬ嵐の後の虹光り
    赤とんぼ夕暮れ時にあらわるる

    娘の頬楓と共に赤くなる

    10/20 投句 4人 10句

    秋風とあわててのんびり冬支度

    きみ恋し溢るる想い鱗雲
    菓子ねだるハロウィンの夜集いし子
    きみと観る車窓流るる紅葉山

    穴あきの靴下重ね秋の色
    色鳥や和菓子を今日のご褒美に
    ほわんほわんの天パから秋うらら

    木漏れ日のまぶしさゆえになみだする
    三日月にぼんやりうかぶ君恋し
    すず虫にひかりかがやく小さな目

    10/21 投句 7人 19句

    白杯の神酒口づけす龍田姫
    目に花火カメラ越しの夜 鬼籍入る
    月の舟なと海上の交響曲コンチェルト
    *10/20記事投稿も21回収

    アドレスを消し去り夕べ秋の蝶
    横浜の歩調ゆるめて虫時雨
    踏切を越へる蜻蛉とんぼと郵便車

    栗拾い食べる真似する君カシャリ
    山麓の虫食い葉から覗く秋
    秋刀魚食ふ家族や皿に個性かな

    夕暮れに秋の香飾る秋刀魚かな
    焦げも良し滴る脂また美味し
    栗ご飯秋に食べたい昔から

    目が覚めてつま先ふれる星月夜

    秋月や儚き光かまほろばは
    皆で詠む秋の俳句は光なり
    夢人の語る言の葉月覚えず

    言の葉を粘土のごとくこねて秋
    リハビリの強き心に秋の朝
    石蹴りのおかっぱ頭に紅葉かな

    10/22 投句 8人 19句

    やけ酒が嗜む大人に変わる秋

    ハロウィンにほんとの悪魔やってきた
    虫の声怒りを鎮める周波数

    七厘の秋刀魚の薫りいわし雲
    傍らにつねに寄り添う銀杏紅葉
    飾らない我が推しの笑み満面に

    澄む空にトンボ誘い墓参り
    またせたねごめんとつぶやき栗饅頭
    天仰ぎようやく来たかとひつじ雲

    肉喰えばお布施来るなり曼陀羅山
    雀の子そこのけそこのけヒヒンが通る
    鳴かぬならリーチをかけようプロ雀士

    黄帽子の泡立草も組体操
    六七日むなのかの法要終えて秋時雨
    もう母はいないと諭す秋の月

    新米のTKGよ最高かな
    挑戦や過去を肥やしに実る秋
    秋寒し接触冷感今朝気付く

    栗入れてどんだけ自己中生食パン

    10/23 投句 5人 12句

    晨星に降る焼き藁の香のほのか
    稜線の朝陽は傷む西瓜にも

    *10/10 初稿

    秋日和スマホなぞる手止めて勘違い
    *10/11 初稿

    やっと来た待たせてごめん墓参り
    秋麗はじける笑顔久しぶり
    秋の夜猫を抱く手強くなる

    秋桜コスモスのそよぐ姿に母かさね
    名残り惜しアイス珈琲わかれつげ
    秋七分ニット洗って袖七分

    暮れなずむ夕日の山にカラスの子
    かぁと鳴く声を探して秋の空
    どんぐりや母子カラスは泣き別れ

    10/24 投句 6人 13句

    蓑虫みのむしの百夜ももよを吊るす一糸かな
    紅葉かつ散りぬ安息日のスタバ
    人様の子のすこやかや曼珠沙華まんじゅしゃげ

    牛飼いの娘は無口朝の月
    『名月をつくろう』創刊号は初月はつづきです
    金賞は3対2サンニー大ホールを白秋

    栗むける父なき家に秋きたる

    芙蓉咲く間はいずこかな待ち遠し
    おんなのこ緋鯉のはらりうら悲し

    外に出て上着を取りに引き返し

    天高し耳朶じだに爆音ベースソロ
    泡立草あわだちそうゆれる 「ばいばい」「またあした」
    乾杯は遠く枝豆喰はみZOOM

    10/25 投句 6人 16句

    子の足をひょいとこそぐる秋の波
    モノレール湾曲し秋夕映へ
    秋声へ父の戒名溶けにけり

    メーメーと何處どこに向かふや羊雲
    秋きたり富士と尾花の背くらべ
    見まみえずも相想あいおもうなり彼岸花

    寝てるウスゴロゴロ音でリラックス
    撫でたけど疲れてるのとアプリ表示
    秋刀魚焼く香りたまらず酒すすむ
    *10/13 初稿

    己の血不埒に語れ夜長の尾
    *10/23 初稿

    ひそやかにたずね人待つ寒牡丹かんぼたん
    こうこうと天翔あまかける白鵠くぐいかな
    闇焦がす赫あかき炎ほむらの担い手よ

    朝まだき下野路行く秋時雨
    夜半目覚めあれは時雨の行く音か
    つくばいに椿浮かべて茶を啜る

    10/26 投句 6人 16句

    秋の空梯子に天使が見え隠れ
    引き際を見つけた冷雨やっと止み
    谷紅く祖国の秋はうまかろう

    頑張れと君もいうのか昼の月
    満月や吾は自由を取り戻す
    胸の月ひとりひとりを大切に

    蔦の診療所で読めるドラえもん
    曼珠沙華ブレーキ踏んだあとが無い
    候補者の触れぬファイルや秋深む

    モンブランお口を彩るハーモニー

    お気に入り殆ど着れず秋の暮
    秋晴れや弁当なしの運動会
    濁り酒栗芋南瓜ぬか漬けと

    朝寒に湯気立つブルーマウンテン
    ごりごごり豆挽く午後に小鳥来る
    カップ抱き指先温め居待月

    10/27 投句 7人 16句

    明星で思い出すのはモロボシダン

    乳液の量が増えるよ秋の夜
    窓越しの日向ぼっこで温まる
    満月を浴びながら寝る秋の夜

    大木にかざす手のひら風の秋
    秋天や十年ぶりにスーツ着る
    子らと漕ぐペダルは軽し稲穂の香

    十六夜じゅうろくやきょうはあなたのたんじょうび
    木犀もくせいの香背中に猫戻る
    夜長よなが酒ざけ互いの苦境を笑い合い

    きこえるよふみふみすればあきのおと

    半額の焼き芋食みて夜がふけて
    耳冷えて敷布替えたい水曜日
    小カブ埋めぬか揺り起こす雨の朝

    朝寒や子に「もう一枚」と呼びかける
    秋刀魚焼くような人になりたい夜

    10/28 投句 21人 49句

    今年こそ来年こそは今年こそ

    暖房のボタンをピっと冬の音

    秋の傍そば色彩集うマルシェかな

    ふるさとの揺れる稲穂と知らぬ街

    あおきえんnoteがつなぐ○い縁
    皴合わせパッと開けばおてて絵本
    助手席に彩り深く西日射す

    波たちて渡る緋鳥(ヒドリ)がつげる秋

    銀杏を煎る音軽く風に乗る
    柔らかに打ちて顔出す翡翠色
    割り損ね味見が増える天高し

    いつの間に季節外れのサングラス
    あきがきて近くて遠いキミの声
    スタンバイオーヴァードライヴレスポール

    夜長妻圧力鍋に頼りきる
    秋の空ひとの心に水を差すなよ
    刈穂後の賑わい終えてただ寒し

    秋鮭の腹子つないで首飾り
    銀杏を踏んだ直後にプロポーズ
    松茸をカレーに入れて激怒され

    noteこそ愛と感謝の感染源
    ぜいたくのぜいの漢字が出てこーへん
    朝露に金木犀が歌ってる

    陽に透けたススキ金銀風に揺れ
    オレンジの陽に染まる白秋桜
    秋咲きの薔薇香る庭空高き

    風抜ける立ち飲み酒場のちろり酒
    宣言明けただいまと笑むボトル手に
    店先の野菜手に想うスパイスの声

    浜堤鳥影が射す冬カモメ
    桂葉かつらばを土にぽとりと律の風
    バス待ちに秋の服ゆれ樟脳香

    秋のカキスペイン北部が食べ頃だ
    年末の宝くじ買いにソルに行く
    マドリード郊外行って栗拾い

    燈火親し未読の本の背を眺む
    ほの暗き厨に光るなすの艶
    弁当のすみに残りし芋ひとつ


    にんげんも冬眠制度あったらな

    秋っぽい改善紳士は飽きっぽい
    秋深き毎年たのしみくりご飯
    柿むけばすぐになくなり皿いらず
     

    秋の夜に竹輪の穴で月見酒
    松茸を七輪強火日本酒で
    秋寒日布団の中でテレワーク

    彩を継ぎ消えゆく型の暮れの秋

    秋時雨杯を持つ爪の色
    行く秋やワンピースに残るシミ
    親指に力を込めて落花生























































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