
【待つ時間で私に戻る】🐻❄️待つ時間✕介護エッセイ@シロクマ文芸部
こちらのnote企画に初めて参加させていただきます。よろしくお願いします🙇
【待つ時間で私に戻る】
子どもの塾の送迎をしていた頃。塾や習い事はだいたい家から遠いところばかり。塾が終わるまで、私はいつも車の中で待っていました。
ただ待っているだけでは、もったいない。
待っている車内では、よく本を読むようにしていました。障害児書籍や介護職関連の書籍まで。
子どもを塾に送る。近くのスーパーやドラッグストア、コンビニでコーヒーを買って、車内に戻り、自分の時間。家にいるとついつい家事に追われますが、そこだけは自分の時間を確保できる。自分だけの時間です。
そして、介護福祉士を目指した頃には、その車内で参考書を開く。車の中は、私にとって小さな勉強部屋でした。
最初は、まだ明るい。しかし、塾が終わる頃になると、少しずつ外が暗くなってくる。車内灯をつけるのは、なんとなくもったいない。だから、暗くなるまでが勝負です。夕暮れに追われるように、参考書をめくっていました。
しかも、冬場は暗くなるのが早くなり、更に雪も振ってくる。寒い。でもガソリン代は無駄にしたくない。
外から見れば、子どもを待っているだけ。でも、私にとっては、自分だけの時間でした。誰にも急かされない。ただ、自分のために勉強する。
あの頃は、資格をとれば、なんとかなると思っていた。今よりは。
「待つ」って、少しマイナスイメージがありますが、何もしない時間ではないのかもしれませんね。誰かを待ちながら、自分も少しずつ前に進んでいる。
その数年後、介護支援専門員に挑み、数年が経ちました。
あれから、数年すっかり車内は推しのYouTubeを観る時間になっていましたが、
今度は、
福祉住環境コーディネーター2級に挑む事にしました。
そして また、車内の勉強部屋になりました。
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