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外国人介護職員を3か月で戦力化する育成方法

    外国人介護職員を3か月で戦力化する育成方法

    ― 「教えたつもり」をなくす90日ロードマップ ―

    外国人介護職員を受け入れた。

    真面目。

    一生懸命。

    やる気もある。

    それなのに、

    なかなか一人で任せられない。

    同じことを何度も説明する。

    職員によって教える内容が違う。

    「あの人はできると言った」

    「いや、まだ危ない」

    そんな話になってしまう。

    これ、本人だけの問題でしょうか。

    僕は、

    育成の仕組み側にも原因があると思っています。

    ここからは、

    外国人介護職員を「なんとなく教える」のではなく、

    3か月かけて、

    安全に一人でできる業務を増やしていく方法を、

    具体的にまとめます。


    最初に決めること

    外国人職員を受け入れたら、

    いきなり全部の業務を覚えてもらうのではなく、

    評価を3段階程度にします。

    僕が現場で使うなら、

    未実施

    指導が必要

    一人で可能

    この3つです。

    これだけで十分です。

    細かく5段階、10段階にすると、

    評価する側が迷います。

    大事なのは、

    「今、何が一人でできるのか」

    が誰でも分かることです。

    さらに備考欄を作ります。

    例えば、

    移乗介助
    → 指導が必要
    → ブレーキ確認を忘れることあり

    食事介助
    → 一人で可能
    → むせ込み時の報告も可能

    これだけで、

    次に教える人がかなり楽になります。


    第1段階 最初の1週間

    最初の1週間で求めるのは、

    スピードではありません。

    安全と基本です。

    利用者さんの名前。

    職員の名前。

    一日の流れ。

    ナースコール。

    緊急時の呼び方。

    手洗い。

    感染対策。

    車椅子。

    ベッド。

    移乗。

    食事。

    排泄。

    まずは、

    「事故につながるところ」

    から教えます。

    ここで一番やってはいけないのが、

    「見て覚えて」

    です。

    一度見せる。

    一緒にする。

    本人にしてもらう。

    危険なポイントを確認する。

    この流れを繰り返します。

    そして、

    一回できただけでは、

    「一人で可能」にしません。

    違う利用者さんでもできるか。

    忙しい時間でも確認できるか。

    声かけまでできるか。

    そこまで見ます。


    日本語は短くする

    外国人職員への指導では、

    難しい日本語を簡単な日本語に変えるだけで、

    かなり伝わりやすくなります。

    厚生労働省も外国人従業員とのコミュニケーションについて、伝え方・聞き方を工夫するための支援ツールを公開しています。

    例えば、

    「〇〇さん、そろそろ離床の時間だから、トイレ誘導してから食堂に連れて行ってもらっていい?」

    ではなく、

    「〇〇さんをトイレへお願いします」

    まずここまで。

    終わったら、

    「次に食堂へお願いします」

    一つずつです。

    日本語を簡単にするというより、

    指示を分解する。

    この感覚です。

    実はこれ、

    日本人新人への指導にもかなり有効です。

     
     
    36歳|看護師・管理職|ケアマネ資格保有 1介護職7年、看護師9年、看護主任5年、課長4年を経験。 現在は管理職として、現場・職員指導・チーム運営に携わっています。 現場経験をもとに発信しています。 Amazonのアソシエイトとして、Kは適格販売により収入を得ています。

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