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Photo bysoeji

【突発企画】30分で書いた小説

    noteでBL企画、今回は突発ということで「太宰になろう」企画です!
    とりあえず、いつものキャラで殴り書きで30分やりました。

    企画の詳細はこちら🔽

    あらすじとかキャラ紹介とかそんなものはない!!!
    ご新規さんに優しくない設定!!!

    フィーリングで読んでください。
    では、早速どうぞ~。



    梅雨も明けて、夏本番がやって来そうな今日この頃。
    俺こと市媛信夫はカラオケボックスに監禁されていた。

    監禁とは大げさな言い方かもしれないが、大学の帰り道で高校生3人組に「今日は桃色片思いの会だよ!」と連れていかれたのだ。
    そしてこの店に入るまで、俺の意見も予定も何一つとして聞かれなかった。
    そんなことある?

    まぁ、慣れたからいいけど。

    知らない人のために説明すると、この高校生3人組のうち、山田中山くんと早乙女くんは片思いの相手がいて、残る1人である少年は誕生日が桃の節句の日ということで「桃色片思いの会」という謎のチームを結成し、つるんでいるようだ。
    そこへ片思いをしている俺は勝手に入会させられていた。

    詳しくはこれ読んでくれ。

    店員に渡された伝票に書かれた部屋につき、各々ドリンクバーに飲み物を取り、暗黙の了解で山田中山くんがリモコンを操作し、音楽が予約される。
    いつも通りに早乙女くんは歌わずにニコニコしていて、俺も歌わずドリンクバーのコーヒーをすすり、少年と山田中山くんが「桃色片思い」を2回ずつ歌っていた。
    この光景も見慣れたし聞き慣れた。
    いいか、読者の皆様からすると体感3回目くらいだろう。だが、俺はかなりの頻度でこの会に参加している。週1くらいで高校生に拉致られている。
    彼らは俺が暇な日を狙って現れる。どうやら俺のバイト先のシフトを把握しているらしい。怖い。

    あいかわらず山田中山くんの桃色片思いは宴会芸として完成度が高く、ネットに上げたらそこそこの反応が得られそうだ。
    だが少年の桃色片思いは駄目だ。不審者が沸く。

    そんな感想を抱きながら本日4回目の拍手を送ると、少年が椅子に座り直し、かしこまった佇まいになった。
    そしてーー。

    「今日のお題はラストキスです」

    あ、重大発表とかじゃなかった。
    いつもの雑談の話題発表だった。

    少年の発言に、俺以外の2人が盛り上がっている。
    これ、盛り上がる要素あるかな!?
    ジェネレーションギャップってやつか!?

    「今日はいつもよりBL寄りなお題だな」

    「え? なみさんが言ってたから……それに一応noteでBL企画だし……」

    「やめろやめろ、メタな話はやめろ。ファーストキスじゃなくてラストキスでいいのか? 前回の不穏引きずってない?」

    「まだ誰もファーストキスしてないから……」

    「いや、俺は経験済みですけど!?」

    一応、同人誌版で久我先生から不意打ちでくらってるからな!

    「あれ含めちゃうの?」

    少年が不思議そうな顔で見つめてくる。

    「それを言われると何も言えないけど、含めて欲しいかな。でないと俺がチョロい男過ぎるだろう」

    「作者もどんな場面か忘れてるんで、お兄さんの良い方に解釈して大丈夫っスよ!」

    ありがとう、山田中山くん。
    っていうか作者忘れてるのか。職場で参考資料を読み返せないんだろうけど。
    でも、覚えててくれよ!

    「ファーストキスよりラストキスの方がロマンチックだよね」

    早乙女くんが不穏寄りなことを言いだした。
    この子、油断するとヤンデレになるからな……気を付けてくれよ、遥夏。
    心中はしないと思うけど、浮気とかしたら刺してくるタイプだぞ。
    俺は詳しいんだ。

    「あっ!」

    「どうしたどうした」

    急に少年が慌て出した。
    なんだ、千影さんとの約束でも忘れてたのか。

    「もう時間がないから、この話終わり!」

    いきなり!?

    「もう帰る時間?」

    「千影先生、過保護だもんな~」

    笑ながら話すクラスメイトに、少年が焦った様子で答える。

    「違う、30分経っちゃう」

    「そっち!?」

    急にメタ要素前面に出してきたな!
    確かに残り5分くらいだけど!

    「じゃあ、読者の皆さん、また今度!」

    さすが少年、強引に終わらせた。
    あと5分くらいあるが、まぁ誤字脱字チェックとかあるもんな。
    作者、頑張れ。

    で、せっかくのロマンチックお題なのにBL要素は?

    【おわり!】

    最後の方、会話文だけで地の文がほとんどないのは時間がなかったからです😂
    他の方はもっとちゃんと書いてるんだろうなぁと思いながら、もう、これで投稿しちゃう。

    ちなみに、本来のラストは少年(響)が千影に電話して、「ちーちゃん、ラストキスについて何かお話しして」って無茶ブリするやつです。
    千影が「心中前にするキスのこと?」って言いだして「不穏企画引きずり過ぎだろ!」って信夫が突っ込むというオチでした。
    30分じゃ無理だったね。

    自分はプロットがあった方が書けるタイプなんだな~っていうのを実感しました😙

    ではでは、皆さんの小説、楽しみにしております✨



     
     
    会社勤めの傍ら執筆してます。エブリスタへの投稿がメイン。 オフラインでは文学フリマに出没します。次回は2026年11月の文学フリマ東京43に参加予定! noteでは気ままに日々の雑記を綴っていくつもりです。 疲れない程度に更新します。

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