
ドル円 エリオット波動分析|7月2日(木)トレードの聖杯は「一旦の反転」
こんにちは、エリオット波動実践研究家のkayenです。
ドル円、大きな下落を見せています。
昨日の戦略と戦術のとおり、やっと待っていた押し目が来たような感じですね。
現在のポジションは、160.98のロングを維持している状態です。
一部のポジションは161.55で利確をしています。
本日は、このトレードの解説から始めていきましょう。
そんなに複雑なことはしていません。
まず、大局の戦略として、「押し目を拾ってロング」ということは決まっていました。その下落を待ち構えていた状況ですね。

この位置は、159.73から162.83までの上昇に対する61.8%の位置が160.92にあります。
また、ここは同時に、

155.02から162.83までの上昇に対する23.6%の位置が160.99にあります。
つまり2つのフィボナッチが重なり、『一旦の反転が起きるかもしれない』場所になります。
ただ、ここで優位性があるのは、『一旦』ということだけです。そのまま反転上昇するのか?それともやっぱり下に抜けるのか?ここについての優位性があるわけではありません。
しかし、『一旦反転』すればなんとなかるのが相場のテクニックです。
本日の後半では、この『一旦』の優位性を活かす方法を解説していきたいと思います。
これを読んでいただけることで、「トレードが上手くなるのは、上下を当てることではない」」というのが理解できると思います。
今週の展望
ドル円は1986年以来の円安領域に入りました。しかし、この水準は介入警戒が一段と強まりやすい場所でもあります。本日の急な下落は正式な発表はありませんが、介入と言うには小さな下落なので、介入ではないと思います。
ドル円日足 第5波終点はどこに?

日足では、161.95 からスタートした赤いラインのフラットは、139.88で完成しました。
そこから緑のラインの描かれた上昇推進波の5波動が出現したと見ています。この5波の値動きの中で、昨年7月の161.95を上に抜け、ついに162円台に乗せました。
現時点で、162.41まで上昇しています。
第5波について、第1波と同じ値幅だとすると164.40まで余地があります。
第3波の78.6%だとしても163.38付近です。
このように長期的な比率で見れば、大局的にはまだ上昇余地が残ると言えますね。
ただ、本日少し下落していますね。
ドル円1時間足

1時間足を見てみると、162.41の第5波はかなり長めになっていますが、本日の下落により、この162.83が第5波の終点となったのはほぼ確定ですね。
そこから160.90の下落があります。これについては、このようなC波の長い修正波となり、ここから再上昇の推進波が出ているという見方をしています。
しかしながら

このように、160.90が修正波のA波に過ぎず、B波の上昇から再度C波の下落が発生する可能性も否定できません。
本日の戦略
大局的に見れば、162円を抜けましたが、変わりはありません。
本日の戦略としては、長期の上昇トレンドが継続するものとして、押し目のロングを狙いつつも、大きなトレンドの終盤であることや日銀の介入リスクがあることも想定して、早めの刻んだ利確をしていく。
というのが有効な戦略となります。
ここは、戦略としては、変わりませんね。
そして、予定どおり押し目となる160.98でロングしました。
しかし、冒頭で説明したように
この優位性は、「一旦反転をする」可能性が高いというところです。
「このまま上昇する」という優位性ではありません。
しかし、トレードが上達するという本当の意味は、ここにあります。
「上下を当てられるようになること」が実は正解ルートではないのです。
逆に、そのルートを必死で探しているうちは、永遠に辿りけません。
トレードの聖杯は、ここにあります。それを解説していきます。